以下、本文

1.所長より

天高く馬肥ゆる秋 センター所長 伊藤 和男

 「天高く馬肥ゆる秋」という故事がある。湿気が多い暑い夏が終わり、比較的乾燥した空気に覆われて気温も過ごしやすくなる秋には、天(空)も高く見えて、 馬の食欲も旺盛になってよく飼葉を食べ肥えてくることを表したものである。今年の夏は、8月の前半は大変暑い日々が続いた。私などは、本当に今夏を乗りきれるのだろうかと思ったほどであったが、その後は急激に気温も下がって、むしろ残暑もなく一気に低温の夏の様相を示すという誠に稀有な季節感を味わわされた。 秋は豪雨で始まった。鬼怒川の反乱は、茨城県の常総市を中心として大災害を齎した。千葉県でも、この文を書いている10月17日現在、この豪雨によって被害を被った小湊鉄道の一部不通期間も、未だに開通に至っていない。このたびの豪雨災害で被害を被られた多くの皆様に対して心よりお見舞いを申し上げる。このように、人々を含めて全ての生き物に様々な影響を及ぼす気候だが、私たちはその影響下の中で己をよりよく適応させて生活していくことを余儀なくされている。 先に上げた故事に込められた意義も、全ての生き物と自然(気候)との関係を見事に表していると思う。秋は全ての生き物にとって恵みの多い季節である。私たちも、この季節を、故事にのっとって食欲の秋、スポーツの秋、そして読書の秋として堪能して行きたいものである。今回、当センターの図書館だよりもサピエにアップすることになったとのことで、これを期に今後所長として一文を書くよう依頼された。もとより駄文のそしりを受けかねないとも考えたが、 担当者に協力することが私の使命であり、努力して書いていく積りなので、よろしくお願いしたい。

 

2.支援センターからのお知らせ

休館のお知らせ

 11月20日(金)13時~17時まで職員研修および会議のため休館します。ご利用の皆様にはご不便をおかけしますがよろしくお願いします。

 

社会福祉法人愛光 日韓交流音楽会

「日韓交流 あいとひかりのコンサート2015」のご案内

 愛光と韓国ラファエルの家(視覚障害児者施設)は、2002(平成14)年5月に姉妹施設提携を結んで以来、さまざまな交流をとおして、福祉の向上と友好を深めてまいりました。 そして、本年は施設利用者の音楽交流会を実現することになり、一般の方にも見ていただくことになりました。音楽を通した心あたたまる交流の機会を、 皆さまといっしょに楽しむことができればと思います。

日時:平成27年11月6日(金) 開場 13:00~ 開演 13:30~16:00

会場:四街道市文化センター大ホール

(住所:四街道市大日396 TEL:043-423-1618)

入場料:無料

内容: 【ラファエルの家】サムノリ(韓国伝統芸能)、バンド(エレクトーン)演奏

【愛光】和太鼓(めいわ)、ピアノ・フルート(リホープ)

【新星‘78】(視覚障害者の演奏家団体) ソプラノ・フルート・アルトサックス・ピアノ

事前申し込み及び受付(お問い合わせ先):社会福祉法人愛光(本部)

住所:佐倉市山王2-37-9 TEL:043-484-6391 FAX:043-484-6396

 

「文化講演会」のご案内

 当センター主催による「文化講演会」を次の日程で開催します。 講師には、元NHKチーフディレクターで、瞽女(ごぜ)や琵琶盲僧をテーマにした番組や、CD・DVD等を製作した、川野楠己(くすみ)氏をお招きします。 また、講演に先立ち、点訳・音訳ボランティアの方へ感謝状の贈呈を行います。皆様のご来場をお待ちしております。

日時:平成27年11月27日(金)午後1時30分~午後4時(午後1時より受付開始)

会場:視覚障害者総合支援センターちば 5階会議室

 (JR総武本線・成田線「四街道駅」下車、北口 徒歩5分)

講師: 川野 楠己氏

演題:「伝統文化を守った瞽女と琵琶盲僧」

内容:日本の古典音楽を現代に伝承してきたのは、各時代の視覚障害者たちの努力によるものです。その間の先人たちの労苦を偲び、 現代にまで大きな影響を残した、琵琶盲僧・瞽女の実態を解説します。

その他:盲導犬・介助犬使用の方、車いす使用の方、駅からセンターまで送迎の必要な方、またその他の配慮が必要な方は、事前にお知らせください。講演会についてのお問い合わせは、貸出担当(TEL:043-424-2588)までお願いします。

 

「図書館だより」サピエ音声デイジーデータ利用について

 「図書館だより」の音声デイジーデータが2015年10月号より、視覚障害者総合情報ネットワーク「サピエ」からダウンロードできるようになりました。 今後、CDでの貸出を希望されない方は、貸出担当までご連絡ください。どうぞよろしくお願いいたします。

 

寄贈資料のご案内

 貸出ができますので、どうぞご利用ください。ご希望の方は貸出担当(TEL:043-424-2588)までお申し込みください。

・内閣府政府広報室 発行 『点字・大活字広報誌 ふれあいらしんばん(Vol.45)』1冊 ・自由民主党 発行 『自由民主(第78号)』点字1冊 ・国際障害者交流センター(ビッグ・アイ)発行 『i-co(あいこ)』点字1冊

 

3.イベントのご案内

「第25回 手で触れて見る彫刻展」のご案内

 藤沢市点字図書館主催の「第25回 手で触れて見る彫刻展~桒山賀行と土曜会」が開催されます。詳細は次のとおりです。

開催日時:2015年12月8日(火)~13日(日)午前10時~午後7時まで

(ただし、13日は午前10時~午後5時まで)

会場:藤沢市民ギャラリー(藤沢市藤沢438-1 ルミネ藤沢店6階)

アクセス: JR東海道線「藤沢駅」下車 徒歩1分

小田急線「藤沢駅」下車 徒歩3分

江ノ電「藤沢駅」下車 徒歩5分

・藤沢駅から会場間の誘導を希望される方は、藤沢駅下車後に、藤沢市民ギャラリー (電話:0466-26-5133)にお電話ください。藤沢市点字図書館の職員が誘導します。

・藤沢市民ギャラリーへのご連絡については、開催期間中のみの受付となります。

・開催期間前の誘導予約については、藤沢市点字図書館までお電話ください。

 内容:藤沢市在住の桒山賀行氏の作品をはじめ、氏が主催する教室「土曜会」の生徒の作品を多数展示。また、視覚障害者が制作した木彫も展示。

お問い合わせ先:藤沢市点字図書館(土・日・祝日は休館日)

電話:0466―44-2662

 

4.新入図書の紹介

[分類番号、書名、著者名、冊数、原本出版者、出版年、解説の順に読みあげます。]

 (点字図書)

<一般書>

290 旅に出よう――世界にはいろんな生き方があふれてる(近藤 雄生 著)3冊 岩波書店 2010年

〔将来への不安や悩みを抱えながら海外へ旅立った若者が、オーストラリア、ユーラシア大陸、ヨーロッパ、アフリカへと続く5年にわたる旅で体験し、 学んだものは何だったのか。旅で出会った人々の姿を通して「生きること」の意味を探る。〕

310*幻視のなかの政治(埴谷 雄高 著)3冊 未来社 2001年

〔階級闘争と革命の彼方を幻視した全10章に、共感と批判を交えた懇切な解説を付す。戦争と集団殺戮という、20世紀の政治の深奥に横たわる死を見すえ、 「政治の季節」に大きな影響を与えた昭和38年刊の再刊。〕

334*奪われる日本の森――外資が水資源を狙っている(平野 秀樹,安田 喜憲 共著)4冊  新潮社 2010年

〔水という生命の源を含む国土資源が、グローバル資本によって簡単に買い占められて  しまう!?危機が日本人の喉元まで及んでいる現実にどう対処すべきかを問う。〕

361*いろはにほめ言霊――幸せを呼ぶ47のほめる方法(武田 双雲 著)2冊  KADOKAWA 2014年

〔部下の名案に「いいね!」、朝食を作ってくれた旦那さまに「ときめいた」…。「伝わる言葉=言霊」で、その場の空気が劇的に変わる。フツーにほめるより効果絶大な、双雲流・魔法のコミュニケーション術を紹介。〕

440*ここまでわかった宇宙の謎――宇宙望遠鏡がのぞいた深宇宙(二間瀬 敏史 著)3冊 講談社 1999年

〔星界の基礎知識からホーキングの宇宙論、宇宙観測の最前線までを、わかりやすく解説。〕

645*もし犬が話せたら人間に何を伝えるか(沼田 陽一 著)3冊 実業之日本社 1992年

〔犬の不思議な行動の根底には、人間と犬との愛情がある。遠い見知らぬ町から、自分の家まで帰ってくる「帰家本能」といわれる行動は、動物学者が研究しても、科学的には解明されていない。この本では、そういう例をたくさん紹介する。〕

770*お先にどうぞ(三林 京子 著)2冊 いるむ 1998年

〔『8代将軍吉宗』『ふたりっこ』等で活躍する女優、三林京子のエッセイ集。大阪での幼少時代の思い出、現在の仕事、桂米朝師への弟子入り、交友録、フラメンコ修行などをパワフルに綴る。〕

<文学書>

910 たたかう(久保田 淳 ほか編著)3冊 岩波書店 2013年

〔対決と熱狂、心中の葛藤、戦いの悲しみなど、古典のなかに描かれた「たたかう」人びとの姿を探る。〕

913*悲運の皇子と若き天才の死(西村 京太郎 著)4冊 講談社 2012年

〔長谷見明は、祖父の遺した絵を発見。そこには飛鳥時代、罠にかけられ死んだ有間皇子が描かれていた。そして若き天才画家だった祖父も、太平洋戦争末期に理不尽な戦死。謎を探る明だったが…。驚愕の結末に、十津川警部は?〕

914*走って、ころんで、さあ大変(阿川 佐和子 著)3冊 文芸春秋 1993年

〔仕事で出会う素敵な人、数あるお見合い体験のエピドード、思い出すと冷や汗がでる失敗談、一人暮らしを楽しむ秘訣などをユーモラスに語りかける、さわやかなエッセイ集。〕

<児童書>

J388 イギリス昔ばなし(英文)(ステュウット・アットキン 著)2冊 講談社インターナショナル 1997年

〔「ジャックと豆の木」等、イギリスの昔話10話を収録。〕

J388 まんが日本昔ばなし――動物たちのお話(英文)―Once Upon A Time  In Japan Animal Land(川内 彩友美 編,ラルフ・マッカーシー 訳)  2冊 講談社インターナショナル 2005年

〔八つ化け頭巾、ねずみの嫁入り、しっぽの釣り、みそさざいは鳥の王様、十二支の由来、えびの腰はなぜまがったか、猿地蔵、たぬきと彦市を収録。〕

J484 深海の怪物――ダイオウイカを追え!(窪寺 恒己 著)1冊 ポプラ社 2013年

〔深海にすみ、最大で全長18メートルをこえるといわれる「海のモンスター」ダイオウイカ。その本当の姿を追い続けた研究者のチャレンジを描くノンフィクション。〕

J486 おどろきのスズメバチ(中村 雅雄 著)2冊 講談社 2013年

〔長年スズメバチを研究し続けてきた著者の目を通して、意外と知られていないスズメバチの生態、自然のすばらしさ、環境問題、人間とスズメバチの関わりを伝える。〕

J699 アナウンサーになろう!――愛される話し方入門(堤 江実 著)1冊 PHP研究所 2014年

〔元アナウンサーの著者が、発声、発音、敬語のルールなど、日本語の常識と、素敵に見せる笑顔や姿勢についてアドバイス。〕

J933 ほんとうのフローラ 上・下―― 一万一千の部屋を持つ屋敷と魔法の執事(イザボー・S・ウィルス著,杉田 七重  訳)上5冊・下5冊 東京創元社 2012年

〔フローラは、祖国の危機を救うべく時空を超えた旅にでる。奇想天外のファンタジー。〕

J933 怒りのフローラ 上・下―― 一万一千の部屋を持つ屋敷と魔法の執事(イザボー・S・ウィルス 著,杉田 七重 訳) 上5冊・下5冊 東京創元社 2013年

〔バーディに殺されたはずのフローラの本当の母親は、実は死んでいないらしい。自分のため じゃなく、わが祖国カリファの自由と独立のために、フローラはママをさがすことにした。〕

 

(音声デイジー図書)

<一般書>

289 人間の記録シリーズ デイジー 日本図書センター

 153 早乙女勝元――炎の夜の隅田川レクイエム(7:00)2004年

 162 畦地梅太郎――画文集とぼとぼ六十年(6:08)2004年

 165 萱野茂――アイヌの里二風谷に生きて(6:18)2005年

 166 中村メイコ――メイコめい伝(7:54)2005年

 167 三輪田眞佐子――教へ草/他(5:29)2005年

 168 近藤乾三―― 能-わが生涯(5:02)2005年

 170 柳田国男――炭焼日記(10:14)2005年

 171 藤子不二雄(A)藤子・F・不二雄

 ―― 二人で少年漫画ばかり描いてきた(9:32)2010年

378*見えない世界を見てみよう――指からひろがる福祉教育 (愛光 視覚障害者総合支援センターちば 編)デイジー(4:15)大活字 2007年

〔第1部「視覚障害を知ろう」、第2部「点字を知ろう」、第3部「福祉教育にひろげよう」…などを収録。 視覚障害者についての理解を深めるために、分かりやすくまとめた本。福祉教育のテキストにも活用されている。〕

488 世界一賢い鳥、カラスの科学(ジョン・マーズラフ,トニー・エンジェル 共著,東郷 えりか 訳)デイジー(13:39)  河出書房新社 2013年

〔カラスは記憶し、会話し、思考する!? ウィンドサーフィンをしたり、道具を使ったり、驚くべき知能の高さを見せるカラスの脳・言語・心理・習性を、PETスキャンなどの科学研究で読み解く。〕

491 素顔の山中伸弥――記者が追った2500日(毎日新聞科学環境部 著)(7:59)ナカニシヤ出版 2013年

〔人工多能性幹細胞(iPS細胞)の作製でノーベル賞を受賞した山中伸弥教授。その素顔とノーベル賞の舞台裏、iPS細胞研究の最前線に密着したドキュメント。『毎日新聞』掲載の記事等をベースに大幅加筆し単行本化。〕

493 嚥下障害のことがよくわかる本――食べる力を取り戻す イラスト版(藤島 一郎 監修)デイジー(5:03)講談社 2014年

〔嚥下障害は食物をうまく飲み込めない状態のこと。食べる喜び、楽しみを早々に手放すことなく、味わい深い人生を全うできるように、誤嚥を防ぎ、食べる力を取り戻すリハビリ術を、イラストとともに解説します。〕

645 犬と人の生物学――夢・うつ病・音楽・超能力(スタンレー・コレン 著,三木 直子 訳)デイジー(9:46)  築地書館 2014年

〔犬もうつ病になる?犬がお腹を見せて眠るのはどんなとき?50年間、犬の行動について学び研究している心理学者が、犬の不思議な行動や知的活動を、人間と比較しながら解き明かす。〕

810*日本の大和言葉を美しく話す――こころが通じる和の表現(高橋 こうじ 文)デイジー(5:20)東邦出版 2014年

〔「片恋づま」「下ごしらえ」「ほだされる」「朝な夕な」…。大和言葉の魅力を暮らしに取り入れましょう。 日ごろの会話やスピーチ、手紙やメールなどに生かせる、大和言葉を紹介します。〕

<文学書>

913*地の底のヤマ(西村 健 著)デイジー(43:46)講談社 2011年

〔呑んだ、愛した、闘った!九州大牟田・三池炭鉱。故郷を深く愛するひとりの警官の人生を軸に、 昭和35年から現在に至る熱き男たちの生き様を描く。〕

 

(マルチメディアデイジー図書)

 マルチメディアデイジー図書とは、テキストや画像に、音声がシンクロ(同期)しているデイジー図書です。 音声を聞きながら、対応するテキストをハイライトさせて読むことができます。 パソコン用再生ソフトは、AMIS、EasyReader、MyBookです。また、デイジー再生機で音声デイジーとしても利用できます。 ただし、プレクストークTK-300・TK-300Bでは再生できません。

<児童書>

E ちいさいタネ(エリック・カール さく,ゆあさ ふみえ やく)MMデイジーCD(0:16)偕成社 1990年

〔秋、風にのって、おおぜいのなかまといっしょに旅にでた、ちいさいタネ。ゆくてには、氷の山や、あついさばくなど、さまざまなきけんが、まちうけています。〕

E ノンタンおやすみなさい(キヨノ サチコ 作・絵)MMデイジーCD(0:04)偕成社 2008年

〔夜なのに眠くないノンタンは友だちをさそいますが、起きていたのはふくろうくんだけ。  暗い夜におにごっこをしたら、どろんこに。〕

E ノンタンほわほわほわわ(キヨノ サチコ 作・絵)MMデイジーCD(0:13)偕成社 2008年

〔風船ガムをたくさんかんでいたノンタンは、はずみで飲みこんでしまいます。するとノンタンがふくらんで、ほわほわほわわと空へ。〕

J913 かいけつゾロリのきょうふの大ジャンプ(原 ゆたか さく・え)MMデイジーCD (0:53)ポプラ社 1997年

〔オリンピックをみるまえに、この本をよむと、カーリングやボブスレーについてのきそが、みにつきます。ハラハラドキドキ、つぎになにがおこるかわからないおもしろさ。おもいがけないかんどうが、きみをおそいます。〕

J913 かいけつゾロリのまほうのランプ~ッ(原 ゆたか さく・え)MMデイジーCD (1:24)ポプラ社 2013年

〔願いがかなう魔法のランプを手に入れ、ゾロリたちは大よろこび。ところが、まじんにだまされてランプの中へ…。〕

 

5.読書の話題 川野楠己さんの本

 文化講演会の講師・川野楠己さんの本を蔵書の中からご紹介します。貸出ができますので、どうぞご利用ください。

<点字図書>

次の点字図書は、『人と業績~盲先覚者の偉業をたずねて~』から抜粋し、点訳したものです。

『金成甚五郎――愛盲精神に生きて』1冊

『葛原匂当――「ひらがな日記」と筝曲と』1冊

『中道益平――光の道を切り拓く』1冊

『森恒太郎― 一粒の米に救われて』1冊

<一般CD図書>

『今を生きる琵琶盲僧の世界』(永田 法順 唱・弾き語り,川野 楠己 企画・制作・解説(1:02)

〔祈りの原点を彩る琵琶のひびき。御仏を招き、神を呼ぶ。心打たれる琵琶の音色。日本の伝統を支えてきた琵琶盲僧。 五百年の法灯と、琵琶の音色が今ここに最後の光を放つ。〕

『最後の瞽女小林ハル96歳の絶唱――無形文化財保持者』 (小林 ハル[弾き語り],川野 楠己 企画・制作・解説(1:02)

〔三味線が鳴り瞽女唄が流れると、聞き入る村人たちの顔に輝きが走り、農婦の目に涙がにじむ。雪を踏み、谷を渡り、峠をこえて瞽女として生きた人生をうたう。〕

 

●次の図書は他館で所蔵しています。貸出を希望する方は、貸出担当までお問い合わせください。

『瞽女キクイとハル――強く生きた盲女性たち』点字6冊(宮崎県立視覚障害者センター 所蔵)

〔視覚障害を持ちながら厳しい修行を続け、芸の世界に生きてきた代表的な2人の生涯に光をあてて、伝統を守り受け継ぐ人びとを描く。〕

『後藤寅市――第二の失明を乗り越えて』 点字1冊(日本点字図書館 所蔵)

〔『盲人の自覚と協力によって、自らの運命を切りひらこう』とのスローガンを掲げて『十勝盲人会』を結成し、北海点字図書館を創設した後藤寅市の生涯。非売品。〕

『小林ハル光を求めた一〇五歳最後の瞽女』(小林 ハル 語り,川野 楠己 構成)

点字5冊(東京ヘレン・ケラー協会点字図書館 所蔵)・テープ7巻(さいたま市立中央図書館 所蔵) ・音声デイジー(8:37)(北海点字図書館 所蔵)

〔視覚に障害を持ちながら厳しい修行を続け、己を殺して芸の世界に生きてきた瞽女たち。 「最後の瞽女」と言われた小林ハルの105年の生涯を描く。〕

『最後の琵琶盲僧永田法順――その祈りの世界と生涯』

点字4冊(日本盲人会連合点字図書館 所蔵)・音声デイジー(6:06)(日本点字図書館 所蔵)

〔日向の大地に生きた琵琶盲僧法順さんの世界がよみがえった。全国のファンを魅了しつつ、 惜しまれて逝った法順さんの生涯とその祈りの世界を、宮崎県の山村での幼少期から修行生活、そして檀家との交流など、三十年にわたる取材を通して描く。〕

『琵琶盲僧永田法順――現代に響く四弦の譜』 点字5冊(神奈川県ライトセンター 所蔵)・テープ7巻(千葉県立西部図書館 所蔵) ・音声デイジー(7:56)(北海点字図書館 所蔵)

〔鎌倉時代からの伝統を守って、檀信徒の家々を訪ね歩いて加持祈祷を続けているのは永田法順だけである。素朴な祈りの心を支えてきた盲僧の伝承を担う、最後の人となった永田法順の生きてきた道を辿る。〕

『民間企業に働く視覚障害者――実践記録』(日本盲人福祉研究会盲学生情報センター図書出版 編,川野 楠己 取材)音声デイジー(4:21)(日本点字図書館 所蔵) 〔民間企業に働く視覚障害者15人の生きざまと企業の配慮とともに、視覚障害者の雇用促進のための援護・助成制度などを掲載。〕

 

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