以下、本文

1.所長より

引っ越しと部屋替え そして新たなスタート

所長 川崎 弘

 早いもので6月になりました。6月から7月にかけては梅雨の時期、1年で一番雨が降るということで、鬱陶しさから毛嫌いされる季節でもありますが、この時期に雨が降らないと作物への影響もさることながら夏の水不足の心配もありますので、多少の雨は我慢したいものです。

 さて、先月号でお知らせしましたように視障センターと鹿渡の視覚障害者福祉会館の引っ越しと 部屋替えが行われました。ただ、電話移設工事の遅れに伴い一部が鹿渡に残るかたちとなりましたが、工事終了後すみやかに視障センターへ移ることとなります。

 それでは、フロアーごとに部屋の配置をご説明します。

 まずは1階玄関入って左手、従来の事務室を用具展示スペースとしました。さまざまな用具類や拡大読書器等を展示し 触れていただけるよう整備をする予定です。用具の購入もこちらでできるようにします。ご期待ください。続いて1階右手奥は法人本部となります。電話移設工事が完了しますと同行援護事業所のぞみもこちらに入ります。2階の貸出、閲覧については変更ございません。

 続いて3階、エレベーターをおりてつきあたりの 従来点字図書製作室をあらたに利用者の活動スペースとしました。 趣味やサークル活動、小規模な会合等でご利用ください。館長室は相談室として活用します。従来の点字出版室は録音図書製作室・プリント室になります。ボランティア室は変更ありません。

 続いて4階の録音図書製作室・プリント室は点字図書製作室及び点字出版室となります。録音スタジオ(8室)と資料室は変更ありません。

 続いて5階、エレベーターおりて 正面右手奥の従来研修室は生活支援室及び相談支援事業所アイサポートとなります。会議室・IT相談室・閲覧室・聴読室は変更ありません。6階は就労継続支援B型施設ワークショップ四街道で変更ありません。

 なお、福祉会館の会員活動スペースは従来通り残し、使用時は職員を派遣し対応します。

 一部、工事の関係で遅れもございますが、ようやく新法人としてのスタートを迎えます。職員一同これまで以上に皆様に利用していただける施設づくりを目指しますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

2.支援センターからのお知らせ

図書整理日について

 毎月第1金曜日は「図書整理日」のため、貸出業務は休止となります。また、電話でのお問い合わせも休止とさせていただきます。皆様には、大変ご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

*6月の図書整理日:6月2日(金)

*7月の図書整理日:7月7日(金)

 

寄贈資料のご案内

 貸出ができますので、どうぞご利用ください。ご希望の方は貸出担当(TEL:043-424-2588)までお申し込みください。

・日本盲人社会福祉施設協議会 発行 『日盲社協通信(Vol.74)』点字1冊

・全国盲ろう者協会 発行 『コミュニカ(№54)』点字1冊

次の資料は差し上げます。

・公明党機関紙委員会 発行 『点字 こうめい』点字1冊

 

3.ご案内

映画「光」のご案内

 視覚障害者のカメラマンが主人公の映画「光」が5月27日(土)より、全国の映画館で公開されます。第70回カンヌ国際映画祭<コンペティション部門>選出作品です。

<あらすじ>

 視覚障がい者のための「映画の音声ガイド」の制作に従事している美佐子は、弱視のカメラマン・雅哉と出会う。雅哉の無愛想な態度に反感を覚える美佐子だったが、彼が撮影した夕日の写真に感動し、 いつかその場所に連れて行って欲しいと思うようになる。そして、視力を失っていく雅哉の葛藤を間近で見つめるうちに、美佐子の中の何 かが変わりはじめる。

<監督> 河瀨直美

<キャスト> 永瀬正敏、水崎綾女、藤竜也、神野三鈴、白川和子、大西信満、大塚千弘、小市慢太郎

映画『光』公式ホームページ:http://hikari-movie.com

 

4.新入図書の紹介

書名、著者名、冊数、原本出版者、出版年、解説の順に読みあげます。

(点字図書)

<一般書>

041 「桜井政太郎」顕彰記念誌――日本の「視覚障がい者のための手で見る博物館」創設者 (日本の「視覚障害者のための手でみる博物館」創設者「桜井政太郎」顕彰記念誌編集委員会 編) 4冊 岩手県視覚障害者福祉協会 2017年

〔視覚障害者のための福祉と教育、文化(手で見る博物館の創設)のために成し遂げた、桜井政太郎氏の顕彰記念誌。〕

 

304*第45代アメリカ大統領誕生トランプ!――世界が変わる日本が動く(渡邉 哲也 著) 3冊 ビジネス社 2016年

〔グローバリズムの終焉。そしてトランプが日本を復活させる!? 欧州危機など数々の予言を当て、さらにトランプ大統領誕生も的中させた著者が、トランプにスポットを当てながら、世界で起きている新しい潮流についても語る。〕

 

369 一緒に楽しく使える共用品(桜雲会[編],伊敷 政英 ほか著)1冊

〔「とても使いやすい調理器具・裁縫道具」や、「時計」、「家電製品のユニバーサルデザインに ついて」など、みんなが楽しく使える共用品について紹介。点字・墨字合本。〕

 

378 全国盲学校弁論大会全国大会弁論集 第85回(平成28年度) (毎日新聞社点字毎日部[編])1冊 毎日新聞社点字毎日 2017年

〔平成28年10月7日、大阪府で開催された全国盲学校弁論大会の弁論集。活字併記。〕

 

384*瞽女 キクイとハル――強く生きた盲女性たち(川野 楠己 著)5冊 鉱脈社 2014年

〔視覚障害を持ちながら厳しい修行を続け、芸の世界に生きてきた代表的なふたりの生涯に光をあてて、伝統を守り受け継ぐ人びとを描く。第51回点字毎日文化賞の著者による渾身のメッセージ。〕

 

596*魚の目きき 魚は氏と素姓で味が違う 築地魚がし60年(伊藤 勝太郎[著])3冊 徳間書店 1984年

〔「養殖鯛は尾ヒレで見破る」「鮟鱇の鮮度は臭いで見る」「新巻を買うときは銀色のを選ぶ」 「鱈はなまで買え」など、魚介類の目利きについて解説。〕

 

837*英語で説明する日本の文化必須表現グループ100(植田 一三 ほか著)5冊 語研 2010年

〔日本について英語でガイドする際に、最もよく使われる表現100グループを紹介。分野別発信力ワンランクUPトレーニングも収録。〕

 

<文学書>

913*20の短編小説(小説トリッパー編集部 編)4冊 朝日新聞出版 2016年

〔朝井リョウ「清水課長の二重線」、伊坂幸太郎「if」、羽田圭介「ウエノモノ」など、人気作家20人が「20」をテーマに競作した、短編アンソロジー。〕

 

913*冠・婚・葬・祭(中島 京子 著)3冊 筑摩書房 2010年

〔世はすべてこともなし…とは、なかなか行かない。人生の節目で、起こった出来事、出会った人、考えたこと。いろいろあるけど、ちゃんと生きよう。そんな気持ちになる4つの物語。〕

 

914*不明解日本語辞典(髙橋 秀実 著)4冊 新潮社 2015年

〔「普通」「ちょっと」「すみません」など、毎日何気なく使っている言葉の意味とは。日本語の 持つ曖昧さ、難解さに立ち向かい、辞典風に紹介するエッセイ。〕

 

929*地上に匙ひとつ(玄 基栄 著,中村 福治 訳)8冊 平凡社 2002年

〔過酷を極めた戦後の韓国済州島における貧困と悲惨の中で、どうしてこれほど美しい生命の謳歌が可能だったのか?韓国現代史を背景に、純粋な生命のきらめきを描きあげた、成長小説。〕

 

<児童書>

J538 宇宙への夢、力いっぱい!(若田 光一 ほか著)3冊 PHP研究所 2014年

〔ISS(国際宇宙ステーション)で日本人初のコマンダー(船長)という大役を務めた著者が、宇宙での任務やISSでの生活をわかりやすい言葉で紹介。〕

 

J615 未来へつなぐ食のバトン――映画『100年ごはん』が伝える農業のいま (大林 千茱萸 著)2冊 筑摩書房 2015年

〔映画製作にまつわる様々な出会いと、映画上映で広がった「食」を考える動きについての記録。〕

 

J837 Adventures of Sherlock Holmes シャーロック・ホームズの冒険(コナン・ドイル 著)6冊 IBCパブリッシング 2005年

〔『まだらの紐』、『唇のねじれた男』、『赤毛組合』など全5編を収録。英語点字の新表記であるUEB(統一英語点字)を採用し、英語の略字を用いた点字と、略字を用いない点字を併記。〕

 

(テープ図書)

369 厚生労働白書――平成27年度厚生労働行政年次報告 平成28年版 人口高齢化を乗り越える社会モデルを考える(厚生労働省 編)6巻 日経印刷 2016年

〔高齢化する社会を取り上げ、高齢期に関する意識や高齢期を支える制度を概観し、地域包括ケアシステムの構築に向けた、地域の先進的取組を紹介。音声デイジーもあります。〕

 

(音声デイジー図書)

<一般書>

302*アメリカン・アメリカ(犬養 道子 著)(7:37)文芸春秋 1978年

〔アメリカの風土と風物をこよなく愛する著者が、歴史的経過を克明にたどりながら、アメリカという巨大な生きものの、精神の源流を探った、画期的なアメリカ論。〕

 

366*定年後 年金プラス、ひとの役に立つ働き方(杉山 由美子 著)(7:26)朝日新聞出版 2014年

〔定年後の仕事、どう探す?介護タクシー、高齢者派遣事業、植木職人、成年後見人など、達人30人の具体的な仕事を通じて、中高年の指針になる働き方を紹介する。〕

 

369*期限切れのおにぎり――大規模災害時の日本の危機管理の真実(鈴木 哲夫 著) (7:05)近代消防社 2016年

〔東日本大震災・阪神大震災・新潟県中越地震。その時、現場のリーダーは何をしたのか。日本の「危機管理」の第一線に立った人々の体験をまとめる。〕

 

371*家族幻想――「ひきこもり」から問う(杉山 春 著)(6:42)筑摩書房 2016年

〔現代を支配する息苦しさの象徴である「ひきこもり」を長年取材してきた著者が、 〈家族の絆〉という神話に巨大な疑問符をつきつける。閉ざされた内奥に目を凝らし、現代の希望を探し求める圧倒的なノンフィクション。〕

 

379*片づけられる子の育つ家(古堅 純子 著)(3:53)講談社 2015年

〔母親が片づけてしまうと、大人になっても子どもは自立できない。判断力と思いやりのある 「片づけられる子」を育てる考え方や、子どもに教えたい片づけの作法、片づけさせる 言葉かけのルールなどを紹介。〕

 

<文学書>

913 蜜蜂と遠雷(恩田 陸 著)(20:31)幻冬舎 2016年

〔養蜂家の父とともに各地を転々とし、自宅にピアノを持たない少年、かつての天才少女、サラリーマン…。ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、音楽を描いた青春群像小説。 第156回直木賞受賞作。〕

 

913 大江戸番太郎事件帳 シリーズ 31~33(喜安 幸夫 著)廣済堂出版 2015年

31 木戸の明け烏(6:06)

32 木戸の橋渡し(6:29)

33 木戸の別れ(6:18)

 

913*サバイバル・ウェディング(大橋 弘祐 著)(8:40)文響社 2015年

〔出版社勤務の黒木さやかは、4年間交際した和也と結婚するために会社を辞めた。だが結婚直前に和也の浮気が発覚し、婚約破棄まで言い渡されてしまう。 結婚と仕事を同時に失ったさやかは、生活のために復職するが、新しい編集長から「期限6か月の婚活」を命じられる。〕

 

913 海賊とよばれた男 上・下(百田 尚樹 著)上(11:01)・下(10:33)講談社 2012年

〔敗戦の夏、国岡鐡造は借金以外なにもかも失っていた-。20世紀の産業を興し、戦争の火種となった巨大エネルギー・石油。その石油を武器に変えて世界と闘った男とはいったい何者か。実在の人物をモデルにした歴史経済小説。〕

 

913 羊と鋼の森(宮下 奈都 著)(6:17)文芸春秋 2015年

〔ゆるされている。世界と調和している。それがどんなに素晴らしいことか-。ピアノの調律に魅せられた一人の青年が、調律師として、人として成長する姿を、温かく静謐な筆致で綴る。2016年本屋大賞受賞作。〕

 

913 のぼうの城(和田 竜 著)(9:25)小学館 2007年

〔時は乱世。天下統一を目指す秀吉の軍勢が唯一、落とせない城があった。武州・忍城。城主・成田長親は領民から「のぼう様」と呼ばれ泰然としている男だった…。智も仁も勇もないが人間臭い魅力で衆人を惹きつける英傑像を描く。〕

 

<児童書>

J933*スター・ウォーズ フォースの覚醒 レイのサバイバル日記(スタジオファン・ブックス 編, ジェイソン・フライ 文,タトル・L ほか訳)(2:21)講談社 2016年

〔映画「スター・ウォーズ フォースの覚醒」に登場する、ゴミあさり(スカベンジャー)の レイが、危険だらけの砂漠の惑星ジャクーでの暮らしをつづった日記。レイの手描きスケッチ、宇宙船の構造図なども収録。〕

以上

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