月別アーカイブ: 2014年7月

視覚障害者向け紙幣読み取り機発売へ

貨幣処理大手のグローリーは28日、視覚障害者向けの紙幣読み取り機を10月1日に発売すると発表しました。内蔵カメラが紙幣を識別して「一万円」「五千円」のように音声で伝えます。振動の回数で紙幣の種類を知らせるマナーモードもあるとのことです。

 

これは、昨年より国プロジェクトで進められている、視覚障害者のためのお札識別方式の開発の一つで、 iPhone アプリとしては「言う吉くん」という名称ですでに無料で AppStore よりダウンロードできるようになっています。

 

「言う吉くん」は認識精度があまりよくなく視覚障害者の評判は悪いのですが、今回の紙幣読み取り機はいかがでしょうか・・・。

<参考記事>

・グローリー、声で知らせる紙幣識別機開発 障害者向け  :日本経済新聞:
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ28062_Y4A720C1TJ1000/

・独立行政法人 国立印刷局 – お札識別アプリ「言う吉くん」:
http://www.npb.go.jp/ja/intro/ninsiki/iukichi/index.html

・iTunes の App Store で配信中の iPhone、iPod touch、iPad 用 言う吉くん:
https://itunes.apple.com/jp/app/yanu-jikun/id760451884?mt=8

「サピエと読書なんでもML」(愛称:サピ読)のご案内

大阪府立中央図書館に勤務する、全盲の図書館司書、杉田様より、下記の案内がありましたので掲載します。

「サピエと読書なんでもML」(愛称:サピ読)のご案内
http://www.j7p.net/ml/sapidoku/

2014年 7月28日、「サピエと読書なんでもML」(愛称:サピ読)を
開設しました。
「サピエと読書なんでもML」(愛称:サピ読)は、サピエ図書館を中心と
した視覚障害者等の読書環境について、様々な情報交換をする為のメーリング
リストです。
サピエ図書館で提供される点字データ・音声データを始め、公共図書館や
視覚障害者情報提供施設(点字図書館)でのサービスについての情報交換、
電子書籍など視覚障害者等の新たな読書環境についても含め、気軽に情報
交換をする為のMLです。
視覚障害者等はもちろん、点字図書・録音図書・電子書籍などの製作に携わる
方、視覚障害者情報提供施設や公共図書館で障害者サービスに携わる方、
ボランティアの方、出版関係者の方など、視覚障害者等の読書環境に興味の
ある方であればどなたでもご参加いただけます。
このMLは、サピエを中心とした視覚障害者等の読書環境について情報交換を
する為のMLとして個人的に作成しました。その為、このMLはサピエ運営者
等とは無関係です。
このメーリングリストは、さくらインターネット株式会社のレンタルサーバが
提供するメーリングリストを利用し、運用いたします。

メールでの参加申し込み
新しくメーリングリストに参加する場合は、
メールの件名(メールタイトル)を空のまま
本文に以下のようなコマンドを記述し、
sapidoku-ctl@hon.jpn.org
まで送ってください。本文には、
subscribe あなたの名前 (注意: Email Address ではなくあなたの名前)
例:
subscribe Anne Shirley
名前は英語(というかローマ字)が期待されています。また全角スペースなどのコードがあるとエラーになります。いわゆるASCII文字の範囲で書いて下さい。

入会申し込みのメールをfmlに送信しますとパスワードの含まれた確認
メールが送られますので、そのメールに返信すればメーリングリストに登録
完了です。

「サピエと読書なんでもML」(愛称:サピ読)
http://www.j7p.net/ml/sapidoku/

 

 

高知システム開発社製 PC-Talker8 タブレット対応について

高知システム開発から発売されている画面読み上げソフト PC-Talker8 のタブレット対応状況について、メーカー・ホームページに以下の情報がありましたのでお知らせします。

詳細につきましては、メーカーページでご確認ください。なお、視障センターちば IT サービス部門では、最新の PC-Talker8 と Windowsタブレットについて、実際に触れて体験できますので興味のある方はお問い合わせください(043-424-2546)。

Q&A  タブレットPC対応について
http://www.aok-net.com/service/tabqa.html