月別アーカイブ: 2015年10月

【あっせん】本日セットアップ機種紹介(10月22日)

当センターで、Windows10を取り扱い始めて初となるセットアップ機種です。

今回のご利用者は、千葉市緑区にお住まいの方です。

本体はWindows10搭載の13.3インチノートパソコン。

20151020_142413
これにPC-Talker、NetReader、インストールしてのお届けとなります。
WordやExcelといったワープロソフトも導入されています。

視覚障がい者の一人歩きをスマホとビーコンで支援–IBMとカーネギーメロン大

・視覚障がい者の一人歩きをスマホとビーコンで支援–IBMとカーネギーメロン大
http://japan.cnet.com/news/service/35072048/

最近、GPSなど位置情報サービスはめざましく進歩しています。おそらく、2020年ごろまでには数センチ単位の誤差で徒歩ナビができるようになっていると思います。視覚障害者の外出を支援するテクノロジーが、もっと便利に、もっと確実に目的地まで案内してくれるようになるでしょう。

以下 一部引用して紹介します。

 IBMの研究開発部門であるIBM Researchとカーネギーメロン大学(CMU)は、視覚障がい者が自力で歩いたりショッピングしたりできるよう支援するため、スマートフォン向けアシスタントアプリ制作用のプラットフォーム「Human-scale Localization Platform(HULOP)」を開発した。

スマホとビーコンでナビゲーション(出典:IBM、CMU)
 開発グループは、スマートフォンのカメラで撮影された物体を認識してユーザーに教える機能や、超音波センサとカメラを使って近づく知人を発見し、名前や表情から読み取った感情を伝える機能も追加したいとしている。

 IBMフェローの浅川智恵子氏は、「私のような視覚障がい者は、オンライン活動なら自力でできるようになってきた。しかし、現実世界は今も困難な状況が続いている。より自立し、生活の質を向上させるには、ユビキタスな接続性を屋内と屋内に張り巡らさなければならない」と述べる。
 さらに、同氏は「私の目標はキャンパス内を歩き回るだけでなく、旅行や映画、ウィンドウショッピングを楽しめるようになること」と話した。

スクリーンリーダー JAWS が Windows10 対応

ビジネスユースな画面読み上げソフト(スクリーンリーダー) JAWS が Windows10 に対応しました。

以下、メーカーからの案内の一部です。

Windows 10に対応した画面読み上げソフトJAWSの最新バージョン「JAWS for Windows Ver.16.0日本語版リリース2」を本日リリースいたしました。
製品は、10月5日弊社発送分よりリリース2にて出荷しております。(2015.10.5)

<アップデート内容>
———-
■JAWS for Windows 16.0 日本語版 リリース2 (2015.10.5)
・Windows 10に対応しました。(Windows 10から搭載された新しいWebブラウザのMicrosoft Edgeには対応しておりません。)
・リサーチイットでアクセスできなくなっていたいくつかの検索ソースを修正しました。
・各種メッセージを修正しました。
・読み上げ・点訳辞書を更新しました。
・その他不具合を修正しました。

詳細につきましては、以下の弊社Webサイトをご覧ください。
http://www2.extra.co.jp/jaws/Download/jfw16_update.php

iPhone/iPod Touch など IOS 機器でテキストデイジー再生アプリが登場!

ニュー・ブレイル・システムより、IOS向けに開発されたテキストデイジー再生(読み上げ)アプリ「DAISY Talk」がリリースされました。

サピエで最近アップが盛んなテキストデイジーを、お手元のIOS機器で読書することが可能です。

余談ですが、ニュー・ブレイル・システムの社長は全盲の方で星加さんです。このような有益なアプリの開発に尽力いただき、ありがとうございます!

以下 メーカーからの案内です。

テキストデイジー図書のios用朗読アプリ

DAISY Talk をリリースいたしました。

アプリダウンロードページ:

https://itunes.apple.com/jp/app/daisy-talk/id1039623488?mt=8&ign-mpt=uo%3D4

説明
DAISY Talk(デイジートーク)は、DAISY図書に書かれたテキスト文字を、iPhone、iPadなどIOS機器に組込まれた合成音声で朗読するアプリです。
DAISYとは、視覚障害者など、一般の図書を読むのが困難な方のために製作される、デジタル図書の国際標準規格です。
対象者であれば、日本のサピエ、米国の BookShareなどのオンライン図書館に登録して、デジタル図書を入手することができます。

VoiceOverに対応
VoiceOver ON/OFF時、両者の操作に対応しており、視覚障害者が容易に操作可能です。

50カ国語の合成音声に対応
DAISY図書のテキスト文字言語に合わせて、音声言語を設定して朗読させることができ、50カ国語の合成音声が用意されています。

停止位置からすぐに再生開始
停止した再生位置から、次回すぐに再生開始することができます。

朗読速度など自由に設定可能
朗読速度、音程、ボリュームが自由に設定できます。

朗読中の文字を確認
朗読中の1行が画面表示されますので、文字の詳細を確認することができます。

朗読位置の移動も自由自在
各レベルに応じた移動の他、見出し、ページ、行、ページスライダーなど、朗読位置を自由自在に移動することができます。

シオリ設定
図書の任意の位置にシオリが設定でき、朗読位置を移動させることができます。

文字検索
任意の文字を入力して、朗読位置を検索し、移動することができます。

図書の取込み
図書の取込みは、Safariなどで、オンライン図書館にログインし、ダウンロード後 DAISY Talk を指定して取込んだり、 Dropbox などのオンラインストレージのファイル共有機能で取込むことができます。

注意
DAISY図書に組込まれた音声や動画などのオーディオデータの再生、グラフィックデータの表示には対応していません。