月別アーカイブ: 2016年3月

4月13日(水)午後5時~5月17日(火)午前9時まで 視覚障害者情報総合ネットワーク「サピエ」全面停止のお知らせ

視覚障害者情報総合ネットワーク「サピエ」が、サーバーの交換を行うため、4月13日(水)午後5時~5月17日(火)午前9時まで、サービスが一時的に停止します。

スケジュールの詳細は、次のとおりです。

●4月13日(水)午後5時~4月28日(木)午後5時まで
 新たなコンテンツの登録が停止されます。
 ただし、登録済みのコンテンツのダウンロードや検索はできます。

●4月28日(木)午後5時~5月17日(火)午前9時まで
 サピエが全面停止します。

 停止期間中、皆様には大変ご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

なお、当センターの貸出業務については通常通り行います。何かご不明な点がありましたら、貸出担当(TEL:043-424-2588)まで、お問い合わせください。

・サピエとは
https://www.sapie.or.jp/sapie.shtml

【あっせん】本日セットアップ機種紹介(3月10日)

本日セットアップしました機種についてご紹介いたします。

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今回の機種は、Windows10搭載の 15.6 インチのB4サイズ程度のノートパソコンです。
CDやDVDの再生できるドライブを搭載しています。
WordやExcelといったワープロソフトは導入されていません。

この構成で、パソコン本体の価格は税込でおおよそ78,000円ほどとなります。(音声ソフトや設定手数料などの価格は含まれておりません。)

このパソコンには、PC-Talker10、NetReader、MyNews、MyRouteをインストールしてのお届けとなります。

当センターでは、皆様からの「パソコンに関する疑問、質問」をお待ちしております。
「目が見えないのにどうやってパソコンを使うの?」
「パソコンの買い替えを考えてるけど、どこに相談したらいいかよくわからなくて…」
「メールアドレスって作るの難しそう…」
等々、ちょっとした疑問、前々から思っていたけど今更人には聞けない疑問、私たちがお答えし、サポートいたします。

お気軽にご連絡ください。

デイジー(DAISY)の活用 発達障害児向けデジタル教材、文科省が普及へ

これまで視覚障害者のためのデジタル図書の媒体として知られてきたデイジー(DAISY)。
これからのデイジーのあり方は、視覚障害だけでなく、読みに困難のある人々すべてに有効な手だてとして普及していく可能性を秘めています。

・発達障害児向けデジタル教材、文科省が普及へ
http://www.asahi.com/articles/ASJ345GMQJ34UTIL04G.html

以下は記事の一部引用です。

 発達障害などで読み書きが苦手な小中高校生を対象にしたデジタル教材の普及に、文部科学省が乗りだす。馳浩文科相が4日の参院予算委員会で、4月以降にニーズを把握し、教科書会社に対し、作成への協力を検討してもらうため協議する方針を示した。

 デジタル教材は「デイジー教材」と呼ばれる。パソコンやタブレット端末を使い、音声を聞きながら文字や写真を見たり、行間や文字のサイズ、色を変えたりできるのが特徴だ。

 知的発達に遅れはないのに、文字と意味が一致しづらい「ディスレクシア」と呼ばれる学習障害のある子どもの場合、紙の教科書で勉強するのは難しい。現在は障害者支援団体などが、約3千点のデイジー教材を提供している。だが、約1千万人の小中学生のうち4・5%が発達障害のため学習が困難との推計もあり、教材が行き渡っていないのが実情だ。

トヨタが視覚障害者用ディバイスを開発!次世代研究機関にも1100億投資

・トヨタが視覚障害者用ディバイスを開発!次世代研究機関にも1100億投資
http://getnews.jp/archives/1426015

という情報がありました。

トヨタとは、昨年、10月の全視情協(全国視覚障害者情報提供施設協会)大会にて、
私御園が関わっている10年ビジョンとのコラボレーションのなかで、一緒にセッションをしました。
このような形で、世界のトヨタが視覚障害者向け技術開発に着手していただき、うれしく思います。

以下、記事の一部引用です。

トヨタといえば日本有数の大企業で、世界各地に支社を持つグローバル企業の一つ。
車のイメージが圧倒的に強い同社ではあるが、トヨタのアメリカ法人「Toyota Motor Co.」が視覚障害者用のディバイスを完成させた。

このディバイスは「Project BLAID」と名付けられており、「BLIND」と「AID」を掛け合わせた造語。
ディバイスは首の枕のような形をしており、肩に装着して使用。

カメラが装着されており、トイレ・エスカレーター・階段・ドアなどを認識。補助犬と併用するディバイスとして使われ、音声や震えでナビゲーションを行ってくれる機能が付いている。