月別アーカイブ: 2018年1月

点字ブロックを認識して音声案内するiOS向けアプリ「点字ブロック」

iPhoneのカメラ機能を使って駅の点字ブロックを認知するアプリがあります。

YouTubeによる動画説明

アプリページ
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以下はアプリ紹介ページより。

1.概要
 視覚障がい者が駅や公共施設で,黄色の点字ブロック(正式名称「視覚障害者誘導用ブロック」)を見失ったとき,その存在とおよその方向を推定し,警告ブロック(点状ブロック)を検出します.さらに,点字ブロックのルートを判別し,進み方を知らせます.
 その他の機能として,ホーム上で線路を認識し,およその位置を知らせます.また,ユーザが向いている方位を調べることができます.これらすべての認識結果を音声で伝達します.

2.使用方法
 iPhone を縦長にしてホームボタンを下に持ちます.前方の地面に向けて画面をタップするだけで使用できます.ブレに弱いので,立ち止まり,画面を固定してタッチして下さい.水平方向に対して,25度から46度の傾きになるように音声で案内します.周囲への配慮からシャッター音は鳴りません.また,フラッシュも光りません.マナーモードは解除して下さい.VoiceOver 機能は ON/OFF どちらでも利用できます.
 iPhone の Siri を用いて,「てんじぶろっく」と話せばアプリを起動することもできます.(Siriはホームボタンを長押し)
 使用の詳細は,アプリ画面の「説明と画面」 ボタンで説明画面を表示して読むことができます.必ずお読みください.

3.注意点
 黄色みの点字ブロックでも,色合いが異なると認識できません.また,屋外の点字ブロックは汚れや経年変化により,認識できないことが多いため,主に鉄道駅などの建物内でご使用下さい.照明環境や類似色物体により,誤認識や未検出もありますので,あくまで参考に使用し,白杖を用いて安全を確かめて移動して下さい.
 線路の認識は黒い線をもとに実行していますので,線路以外のものを線路と判断する場合があります.方位は,周囲の磁場の影響を受けるため,正しくない場合があります.これらの点を考慮してお使いください.

*本アプリの使用による事故等について,開発者はその責任を負うことができません.この点に同意の上,本アプリをご使用ください.

<認識結果の例>
・・点字ブロックは縦方向,次に横方向と推定します.警告ブロックを認識しました.ルートは突き当りに左右の分岐があります.
・・点字ブロックは前方にあり,右斜め方向,次に横方向,と推定します,ルートは左に曲がります.
・・点字ブロックは前方にあり,横方向,次に縦方向,と推定します,ルートは直進の分岐があります.
・・前方に線路があります.ご注意ください.
・・左側,前方に線路があります.ご注意ください.

<参考>
 警告ブロックは点状の突起を持っており,駅ホームの端近くや階段の上り,下りの手前,点字ブロックの分岐点,方向転換点,終端点などに設置されます.駅ホームの端近くでは,点状突起に加えてホーム側に線状の突起(内方線)が設けられている場合があります.

2017(平成29)年度ITサポートボランティア養成研修会開催のご案内

千視協を代表団体とする共同事業体は、千葉県よりIT支援事業を受託し、共同で県内の視覚障害者を対象にITサポートセンターの運営およびパソコン教室を実施ならびに開催しています。

この度、ITサポートボランティア養成研修会を開催させていただくこととなりました。多くの皆様にご参加いただけますようご案内申し上げます。

1.目的  視覚障害者に対するパソコンを中心としたITに携わるサポート・ボランティアの養成を目的とします。今回は視覚障害の理解と、画面読み上げソフト等を用いたパソコンサポートの基礎を習得します。

2.対象者  視覚障害者支援に意欲があり、これから視覚障害向けパソコンボランティアに携わりたいと考えている方。
※日常的にパソコンを使用しメール、インターネットのスキルをお持ちの方

3.研修日時  平成30年2月17日(土)
          午前9時30分から午後4時30分

4.研修会場  特定非営利活動法人 トライアングル西千葉
          〒263-0043千葉県千葉市稲毛区小仲台2-6-1 京成稲毛ビル2階
          電話 043-206-7101
          URL  http://www9.plala.or.jp/triangle_nishi/

5.受講定員  10名

6.受講料  無料(昼食はご持参していただくか近隣でお願いいたします)

7.受講申込方法  下記事項を明記し電子メールでお申し込みください

(1)氏名
(2)フリガナ
(3)住所
(4)連絡先(当日連絡の取れる電話番号を記載)
(5)メールアドレス(携帯不可)
(6)パソコンやタブレットの使用経験について(使用OS、普段の
使用用途等記載)
(7)画面読み上げソフトや画面拡大ソフトの使用経験(ソフト名、使用
年数や支援経験等を記載)

※1月23日(火)より受付開始(定員に達し次第締め切り)

8.受講申込および本件に関するお問い合わせ先
〒284-0005千葉県四街道市四街道1-9-3
社会福祉法人千葉県視覚障害者福祉協会 視覚障害者総合支援センターちば 
 (担当  御園政光 土田怜)
   電話 043-424-2546  FAX 043-424-2486   e-mail: its@tisikyo.jp

ITサポートボランティア養成研修会カリキュラム

2月17日(土)  
9:15~9:30 受付
9:30~9:40 開会・オリエンテーション
9:40~12:00
「視覚障害者へのパソコン指導の実際(1)」パソコンでどんなことができるのか?
講師:社会福祉法人千葉県視覚障害者福祉協会
    視覚障害者総合支援センターちば   御園 政光 土田 怜
    社会福祉法人あかね ワーク・アイ船橋        磯部 淳
    特定非営利活動法人トライアングル西千葉      鈴木 信一

12:00~13:00 昼食休憩

13:00~14:30 「視覚障害者へのパソコン指導の実際(2)」(ワード・メールを中心に)
講師:社会福祉法人千葉県視覚障害者福祉協会
    視覚障害者総合支援センターちば   御園 政光 土田 怜
    社会福祉法人あかね ワーク・アイ船橋        磯部 淳
    特定非営利活動法人トライアングル西千葉      鈴木 信一

14:40~16:10 「視覚障害者へのパソコン指導の実際(3)」(インターネットを中心に)
講師:社会福祉法人千葉県視覚障害者福祉協会
    視覚障害者総合支援センターちば   御園 政光 土田 怜
    社会福祉法人あかね ワーク・アイ船橋        磯部 淳
    特定非営利活動法人トライアングル西千葉      鈴木 信一

16:10~16:30 閉会

2017年度 ITサロン 第10回 2月14日(水)のお知らせ

第10回目のITサロンを2月14日(水) 13時30分から16時30分までの間で開催します。

今回のITサロンはテーマフリーです。
パソコンのこと、iPhoneのこと、電子音楽に関する事など応じます。
いつも参加者の皆さまからのご支援もありがとうございます。

事前予約は、2月13日(火)、16時00分までです。

お待ちしております!

なお、申込み内容や申し込み状況によってはやむを得ずお断りする場合がございます。あらかじめご了承ください。

関連情報

・NVDAヘルプデスク
http://nvda.help
・今年度のITサロンについて

今年度のITサロンについて

担当 御園、土田、岡根(043-424-2546 メール its [アットマーク] tisikyo.jp)まで

■対象

 目の見えない、見えにくい方とその家族・関係者、情報支援機器に興味・関心のある方

■場所

 視覚障害者総合支援センターちば 5階会議室(当日の会議室の予約状況によっては変更する場合がございます)

■ITサロンでできること

  • 主に Windows パソコンの体験、使い方、購入相談
  • iPad等タブレットの体験、使い方、購入相談(持参可)
  • 持参したパソコンやタブレットの機器の調整

■ITサロンに参加するには

  • 事前予約制です。当日参加も可能ですが順番にお待ちいただく場合があります。
  • 事前予約は電話かメール。で承ります。電話 043-424-2546、メールは its@tisikyo.jp。担当者が不在の際は折り返しお電話します。
  • 予約時、氏名、連絡先、サロンで受けたいこと、来所時間をお知らせください。できるだけITサロン開始時間までにお越しください。

■お問い合わせ

担当 御園、土田(043-424-2546 メール its [アットマーク] tisikyo.jp)まで