BlogNO.19 第三者委員懇談会



タイトルから多少お察しできたかと思いますが、
今回は稀に見る真面目なお話をさせていただこうかと。


第三者委員、という言葉をお聴きになったことはありますか。

第三者で、しかも委員。
お聴き慣れない方ももちろんいると思いますが、
福祉関係者の方や、そうした講義等を受けていらっしゃる方は
「あー……今回は相当真面目なお話だね」
とお思いになるかと思います。


言葉の意味合いとしてなんとなくわかると思いますが、
ざっくりした説明でよければ、

「直接関係を持たない知識人に客観的に評価してもらおう」

という制度であり、協力を得ている方々です。
当法人、愛光は3名の方に委員をお願いしております。

どうしてそういうことをするかというと、
「サービスが適正になされているかどうか」
というのを、内部ではなく外部の方にチェックしてもらうわけですね。

例えば内部の方がそういうことをしてしまうと、
ちょっぴりは温情、というか、
「まあ、このくらいはしょうがないか」
といった気持ちが出てしまい、やはりそれは遺憾なわけです。

そこで、直接関係のない方が冷静に、
「いや、ここはマズいよね」
「でも、ここは続けましょう」
と指摘をしてくれるわけなのです。

そこから指摘を受けた箇所を改善していくこと、
それがもっとも重要なことになるわけですね。

指摘を受けたのに悪いところがそのままでは、
やはりそれも遺憾なわけです。


さて、本題ですが、
そんな第三者委員の方がワークショップにもいらっしゃいました。


第三者委員の流れとしては、

1.職員抜きで利用者と第三者委員だけの空間にて、忌憚ない意見を聴き取ってもらう。(これがタイトルの懇談会です)

2.今度は第三者委員と職員だけで、利用者(特定は避ける)からの意見と、第三者からの意見をご報告してもらう。(後日文書で報告書をいただく)

3.その後は通常通り作業を行い、終礼で現状答えられる職員からの回答を利用者に伝える。

4.報告書を受けて、それに対する回答書を書き、それに沿って改善を図る。

5.より良い施設(ワークショップ)になる。

という感じになるでしょうか。

これを毎年一回、
悪かったところが良くなっているか、
逆に良かったところが悪くなってないか、
そうした見直しをしていくのに、大いに第三者してもらうわけです。

ワークは懇談会が先週終わったばかりなので、現在は3~4の間ですね。
報告書が届き次第、改善と回答をまとめます。


というわけで、当然の如くオチも何もなく、
画像も特になく文書のみの、
稀の真面目なお話、以上でございます。



…あ、ただ一点、
第三者してもらう、という日本語はなかったですね。
失礼いたしました。


         T記