点訳ボランティア養成講座について

当センターでは千葉県と千葉市の委託により、点訳図書を製作してくださる点訳ボランティアの養成をしています。

毎年3月に応募いたします。

では、点訳とはどういったものでしょう。

普通の活字書を読めない視覚障害者のために点字に直します。

点字はカナ体系ですので、本に書いてある漢字かな混じり文をすべてカナに直します。カナだけで書いた文章は読みづらいので、マスあけをします。 たとえば、「オショクジケン」と書かれていたら、あなたは何を想像しましたか?

「汚職事件」でしたか?「お食事券」でしたか?

「汚職事件」ならば「オショク■ジケン」と、間でマスあけしますし、「お食事券」なら「オショクジケン」と全部続けます。 これはまだ簡単なほうです。点訳とは、全文を文節分ち書きします。 中学生のときに習った文法が生きてきます。 でもたいていの方は文法を忘れていたり、よく覚えてこなかったりするので、結構点訳に苦労します。

また、一番大切なことは漢字を正しく読めることです。

 


 山間を走るバスを眺めながら、岸信介首相は「あの子はやる気があるにちがいない」とおっしゃった。

 ヤマアイヲ■ハシル■バスヲ■ナガメナガラ■キシ■ノブスケ■シュショーワ■「アノ■コワ■

ヤル■キガ■アルニ■チガイ■ナイ」ト■オッシャッタ。

(点訳では、助詞の「は」は「わ」と、助詞の「へ」は「え」と記します。また、単語の中

の後ろにくる「う」は「-」(長音)で表します)


 

 上の「山間」は「やまあい」と読めましたか?

 「山間部は雪でしょう」というときには「さんかんぶ」のほうが良いです。

 岸信介は「しんすけ」と間違って読みませんでしたか?

 首相(しゅしょう)を間違って「しゅそう」と読みませんでしたか?

このように、点訳では文法と、漢字の読みをしっかり覚えることが大切です。

点訳講座を受講すると日本語の力がつきます。

そして、皆と一緒に学ぶので頑張ることができます。

人の役に立ちますし、生きがいも生まれます。

また、点訳はパソコンを使ってしますので、パソコンの能力もあがります。

  • 受講資格

1.年齢23歳以上70歳くらいまでの方

2.数回目からパソコン点訳になりますので、パソコンをお持ちか、今後購入できる方

3.メールを使っての宿題の送受信になりますのでパソコンメールを今後できる方

受講料は無料です。 ただし、年間を通じ、テキスト代など、1万円と少しかかります。

内訳は、点字板・点字用紙・点訳ソフト(点字編集システム)・『点訳のてびき第3版』・『点字表記辞典』・その他参考書

定員は20名です。 宿題を見るために、多くの時間を要しますので、人数制限をさせていただきます。 毎回定員以上の申し込みがあるため、説明会の時に選考試験があります。

  • 日程・時間

すべて火曜日、時間は原則として午前10時15分から2時間です。

5月から翌年3月までの間に、隔週で20回行います。

  • 会場案内

JR成田線・総武本線 四街道駅下車(千葉駅から約10分)

四街道駅から徒歩約5分

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

添付ファイル:
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