タイトルから多少お察しできたかと思いますが、
今回は稀に見る真面目なお話をさせていただこうかと。
第三者委員、という言葉をお聴きになったことはありますか。
第三者で、しかも委員。
お聴き慣れない方ももちろんいると思いますが、
福祉関係者の方や、そうした講義等を受けていらっしゃる方は
「あー……今回は相当真面目なお話だね」
とお思いになるかと思います。
言葉の意味合いとしてなんとなくわかると思いますが、
ざっくりした説明でよければ、
「直接関係を持たない知識人に客観的に評価してもらおう」
という制度であり、協力を得ている方々です。
当法人、愛光は3名の方に委員をお願いしております。
どうしてそういうことをするかというと、
「サービスが適正になされているかどうか」
というのを、内部ではなく外部の方にチェックしてもらうわけですね。
例えば内部の方がそういうことをしてしまうと、
ちょっぴりは温情、というか、
「まあ、このくらいはしょうがないか」
といった気持ちが出てしまい、やはりそれは遺憾なわけです。
そこで、直接関係のない方が冷静に、
「いや、ここはマズいよね」
「でも、ここは続けましょう」
と指摘をしてくれるわけなのです。
そこから指摘を受けた箇所を改善していくこと、
それがもっとも重要なことになるわけですね。
指摘を受けたのに悪いところがそのままでは、
やはりそれも遺憾なわけです。
さて、本題ですが、
そんな第三者委員の方がワークショップにもいらっしゃいました。
第三者委員の流れとしては、
1.職員抜きで利用者と第三者委員だけの空間にて、忌憚ない意見を聴き取ってもらう。(これがタイトルの懇談会です)
2.今度は第三者委員と職員だけで、利用者(特定は避ける)からの意見と、第三者からの意見をご報告してもらう。(後日文書で報告書をいただく)
3.その後は通常通り作業を行い、終礼で現状答えられる職員からの回答を利用者に伝える。
4.報告書を受けて、それに対する回答書を書き、それに沿って改善を図る。
5.より良い施設(ワークショップ)になる。
という感じになるでしょうか。
これを毎年一回、
悪かったところが良くなっているか、
逆に良かったところが悪くなってないか、
そうした見直しをしていくのに、大いに第三者してもらうわけです。
ワークは懇談会が先週終わったばかりなので、現在は3~4の間ですね。
報告書が届き次第、改善と回答をまとめます。
というわけで、当然の如くオチも何もなく、
画像も特になく文書のみの、
稀の真面目なお話、以上でございます。
…あ、ただ一点、
第三者してもらう、という日本語はなかったですね。
失礼いたしました。
T記