2019年3月

分類番号、書名、著者名、冊数(点字図書)、録音時間(CD図書)、原本出版者、出版年、解説の順

分類番号の後に*がついている図書は、自館製作の図書です。

2019年3月

 点字図書

一般書

304*ほどほどのすすめ――強すぎ・大きすぎは滅びへの道(池田 清彦(きよひこ) 著)2冊 さくら舎 2018年

〔なんでも大きくなりすぎるとクラッシュする。人には独り勝ちを目指さず、それぞれが幸福になる道がある。生きることは「その日暮らし」、だから面白い! テレビで人気の面白教授が、楽しく長く生きる極意を語る。〕

320 住宅宿泊事業法 住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律 1冊 総務省e-Gov法令検索 2018年

〔平成29年6月16日公布の「住宅宿泊事業法」と、平成29年4月26日改正の「住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律」を収録。〕

 326 犯罪被害者白書(概要版)平成29年版(国家公安委員会,警察庁[共編])1冊 警察庁 2017年

〔「第3次犯罪被害者等基本計画」に基づき、平成28年度に犯罪被害者等のために講じた施策の概要を5つの重点課題の柱立てに沿ってまとめる。〕

 367*超ソロ社会――「独身大国・日本(にほん)」の衝撃(荒川 和久(かずひさ) 著)4冊 PHP研究所(けんきゅうしょ) 2017年

〔2035年、日本の人口の半分は独身者! 少子高齢化より深刻な日本のソロ社会化。結婚してもそのリスクから逃れられない。あなたは一人になっても生きていけるのか?〕

 369 福祉行政報告例の概況 平成28年度(厚生労働省政策統括官付参事官付行政報告統計室[編])1冊 厚生労働省政策統括官付参事官付行政報告統計室 2017年

〔各都道府県、指定都市、中核市の社会福祉関係業務の実績報告の概要をまとめたもの。身体障害者福祉関係、障害者総合支援関係等の実績が数量的に把握できる。〕

369 障害者に関する世論調査(概略版)平成29年8月調査(内閣府大臣官房政府広報室[編])1冊 内閣府大臣官房政府広報室 2017年

〔障害及び障害者に対する国民の意識を把握するため、平成29年8月に実施した調査の結果の概要をまとめたもの。〕

 378 点字の今とこれから――点字の危機、されど…(視覚障害情報機器アクセスサポート協会(アイダス協会)[編])1冊 視覚障害情報機器アクセスサポート協会 2018年

〔視覚障害者の情報アクセスの質的向上のために点字はどのような役割を果たせるのか。点字の現状を、利点や可能性だけでなく、問題点や限界にも目を向けて、多面的に語る。〕

778*Lily(リリー)――日々のかけら(石田 ゆり子 著)2冊 文芸春秋 2018年

〔女優・石田ゆり子が大好きなもの、日々の暮らしを自身のエッセイと撮り下ろし写真で紹介する。ロングインタヴュー、石田ゆり子への103のQ&Aも収録。〕

 796*加藤一二三(ひふみ)の5手詰め――詰将棋202題(加藤 一二三 著)2冊 創元社   2015年

〔詰将棋こそ将棋上達への道。A級在籍36期の大棋士、加藤九段が玉を詰める基本手筋や型がしっかり身につく詰将棋202題を出題する。〕

 

文学書

913*二千七百の夏と冬 上・下(荻原(おぎわら) 浩(ひろし) 著)上5冊・下5冊 双葉社 2017年

〔ダム建設の工事中、しっかりと手を重ね、互いに顔を向け合った縄文人男性と弥生人女性の人骨が発見された。男女にどんなドラマがあったのか。新聞記者の佐藤香椰(かや)は謎にのめりこんでいく…。〕

913*あやかし双子のお医者さん1――ばけねこと鈴の記憶(椎名(しいな) 蓮月(れんげつ) 著)3冊 KADOKAWA 2016年

〔肝試しを境に居なくなってしまった弟を捜す高校生の少女・速水(はやみ)莉莉(りり)は、“あやかし”を癒して鎮めるお医者さんだという双子の兄弟に出会う。莉莉の弟の行方は、怪我をしたばけねこが起こす怪異に関係しているらしく…。〕

913*また次の春へ(重松 清(きよし) 著)3冊 文芸春秋 2016年

〔冬を越えたあとに待つ春を、また思う。次の春も、また次の春も、おだやかな暖かい日がつづくといい―。厄災で断ち切られたもの、それでもまた巡り来るもの。喪失の悲しみと再生への祈りを描いた全7話を収録する。〕

913*急行奥(おく)只見(ただみ)殺人事件(西村 京太郎 著)4冊 祥伝社 2018年

〔新潟県小出と福島県会津若松を結ぶ只見線に沿って、3人の男が死んだ。地元署は事故死と見なしたが、警視庁捜査一課の十津川(とつがわ)警部は疑問を抱く。2日間で3人の死、そんな偶然はありえない――。十津川警部が列車トリックに挑む!〕

913*星野智幸(ともゆき)コレクションⅣ(4)――flow(フロウ)(星野 智幸 著)6冊 人文書院 2016年

〔星野智幸の代表作と単行本未収録の作品等をあわせた自選作品集。4は、私/かれらの境界を突破する「目覚めよと人魚は歌う」「砂の惑星」「チノ」「ハイウェイ・スター」、単行本未収録「人魚の卵」「風の実」などを収録。〕

913*僕の光輝く世界(山本 弘(ひろし) 著)7冊 講談社 2017年

〔視力を失った光輝(こうき)は、聴覚情報などをもとに脳が創り出すイメージにより、視覚があるように感じられる形質を獲得する。そんな彼の前に訪れる奇妙な謎。光輝は想像力を駆使し、事件に立ち向かう。〕 

914*身辺整理、わたしのやり方――もの、お金、家、人づき合い、人生の後始末をしていく(曽野 綾子 著)2冊 興陽館(こうようかん) 2017年

〔ものとの別れを深く心にかけない、家に余計なものは置かない、靴は10年に1度買う、年賀状を出さない、健康診断は受けない…。これまでの作品から、人生の後始末との向き合い方を綴った文章を集成する。〕

 

児童書

E いつもいつもそうかな(内田 麟太郎(りんたろう) 作,下谷(しもたに) 二助(にすけ) 絵)1冊 鈴木出版 2008年

〔いつもいつも、かえるはすぐかえるといっているのかな、いかはいかっているのかな――。「いつもいつも」というフレーズに導かれて、繰り広げられる言葉の世界を、ユーモアたっぷり表情たっぷりの絵が描き出す。点訳絵本。〕

 

音声デイジー図書

一般書

007 はじめてのWord2016・Excel2016(PC-Talker(ピーシートーカー)編)(ラビット編)(5:09)ラビット 2016年

〔文書を作成するアプリケーションのWord2016、複雑な計算などが行える表計算アプリケーションのExcel2016。Windows10とPC-Talker10を使って、基本的な操作を紹介する。〕

147*エドワード・バッチ心を癒す花の療法――フラワー・セラピーの世界(ノラ・ウィークス 著,林(はやし) 陽(よう) 訳)(5:49)中央アート出版社 1999年

〔フラワー・レメディー(花の薬)の開発者エドワード・バッチの数奇な生涯を辿りながら、博士が発見した薬花の治癒力、抽出法、治療の原理、奇跡的治療例の数々を紹介。〕

191 解放の神学――人と思想133(梶原(かじわら) 寿(ひさし) 著)(7:50)清水書院 2016年

〔「解放の神学」は、キリスト教真理の〈真の普遍性〉の回復等を志向する。最初の提唱者であるジェイムズ=コーンの歩みを辿り、彼の主要著作を概観する。〕

281*明治の人物誌(星(ほし) 新一(しんいち) 著)(15:38)新潮社 1978年

〔星新一の父・星一(ほし はじめ)は、苦学しながらアメリカの大学を卒業し、帰国して製薬会社をおこした。事業は成功したが、やがて政争に巻き込まれ衰退していく。彼の夢と理想に手をかした野口英世、伊藤博文、エジソン、後藤新平など、近代国家の形成期に活躍した明治人たちとの交流の中から、星一の生涯を辿った伝記。カセットテープからデイジー変換。〕

 289 リッター――人と思想126(西村(にしむら) 貞二(ていじ) 著)(6:49)清水書院 2015年

〔西ドイツ史学界の第一人者であり、すぐれた叙述家であり、ドイツ福音主義教会の指導者でもあった、ゲルハルト=リッター。彼の生涯と思想を紹介する。〕

327 訴訟をするならこの1冊――民事裁判・調停・執行から裁判員制度まで司法制度の〈最大限活用〉ガイド! 手続きの書式見本つき 第6版(石原(いしはら) 豊昭(とよあき)監修,飯野(いいの) たからほか執筆)(13:35)自由国民社 2015年

〔相手の訴え方、示談のしかた、督促や強制執行のしかた、借金整理のしかたなど、泣き寝入り無用の権利防衛法をわかりやすく解説する。手続きの書式見本つき。最近の法改正・判例を踏まえた第6版。〕

443 へんな星たち――天体物理学が挑んだ10の恒星(鳴沢(なるさわ) 真也(しんや) 著)(9:30)講談社 2016年

〔イナバウアーする二重円盤プレオネ、10光年の長い尾を引くミラ、墨を吐いて姿をくらますタコのようなかんむり座R星…。恒星研究のプロフェッショナルが、厳選した10個のへんな星たちをわかりやすく解説。〕

591*定年男子定年女子――45歳から始める「金持ち老後」入門!(大江(おおえ) 英樹(ひでき),井戸(いど) 美枝(みえ) 共著)(4:45)日経BP社 2017年

〔元金融マンで経済コラムニストの大江英樹と、日本イチ年金通の社会保険労務士の井戸美枝が本音で語る、「金持ち老後」入門。チェックリストあり。2016年1月~10月開催のセミナーの内容に加筆して書籍化。〕

 

文学書

910*筒井(つつい)康隆(やすたか)入門(佐々木 敦(あつし) 著)(7:59)星海社(せいかいしゃ) 2017年

〔筒井康隆本人をして「わし以上にわしのことを知っている」といわしめた著者が、デビュー作「お助け」から最新作「モナドの領域」まで、半世紀以上にわたり紡がれた膨大な作品群を愚直にレビューする。〕

 913*ライプツィヒの犬(乾(いぬい) 緑郎(ろくろう) 著)(9:45)祥伝社(しょうでんしゃ) 2017年

〔気鋭の劇作家内藤岳(ないとうがく)は、シェイクスピアの翻案作品で名を馳せた世界的劇作家ギジに師事するためドイツに渡る。だが、ギジは30年ぶりの新作とともに姿を消した。岳はギジの足跡を辿り、彼の経歴から消された闇を知ることに…。〕

913 老後の資金がありません(垣谷(かきや) 美雨(みう) 著)(8:39)中央公論新社 2015年

〔娘の派手婚、舅の葬式代と姑の生活費、そして夫婦揃っての失職…。「老後は安泰」のはずだったのに、1200万円の老後資金はみるみる減ってゆく。家族の諸事情に振り回されつつもやりくりする篤子(あつこ)の奮闘は報われるのか?〕

913 あん(ドリアン助川(すけがわ) 著)(5:04)ポプラ社 2013年

〔千太郎(せんたろう)のどら焼き店のバイト求人をみてやってきたのは、70歳を過ぎた手の不自由な女性・吉井(よしい)徳江(とくえ)だった。徳江のつくる「あん」のうまさに舌をまく千太郎は彼女を雇い、店は繁盛しはじめるのだが…。限りなく優しい魂の物語。〕

 913 玄鳥(げんちょう)さりて(葉室(はむろ) 麟(りん) 著)(6:08)新潮社 2018年

〔藩内で出世を遂げる三浦圭吾。その陰には、遠島を引き受けてまで彼を守ろうとした剣の達人・樋口(ひぐち)六郎兵衛(ろくろべえ)の献身があった。だが、藩主の企てにより、六郎兵衛は圭吾に敵対するよう仕立てられ…。〕

913 オーバーキル――バッドカンパニー 2(深町(ふかまち) 秋生(あきお) 著)(6:28) 集英社 2018年

〔社員の安全よりも利益優先の人材派遣会社「NAS(エヌエーエス)」。極悪非道な命令を出し続ける経歴不詳の美人社長・野宮の“過去”がついに明らかに。「バッドカンパニー」シリーズ第2弾!〕

914 河のほとりで(葉室 麟 著)(4:48)文芸春秋 2018年

〔臨済の「済」の字には、「河の渡し場」という意味がある。臨済は「河のほとり」とも読めるのだ―。歴史小説家として絶大な人気を持つ著者の、目配りの確かさと敗者の歴史への優しさ溢れる随筆集第2弾。〕

950 プルースト――人と思想127(石木(いしき) 隆治(たかはる) 著)(7:58)清水書院 2016年

〔フランスの19世紀末から20世紀初頭に生きた作家、プルースト。彼の人生や、小説「失われた時を求めて」がどんな作品であるかなどを紹介する。〕

950 モーパッサン――人と思想131(村松(むらまつ) 定史(さだふみ) 著)(8:57)清水書院 2015年

〔19世紀末を駆け抜けたフランスの作家モーパッサン。彼の生い立ちから死までをたどり、名作誕生の背景、飽くなき人間の探究者としての人間像に迫る。〕