おすすめ図書の紹介(2019年6月)

『大泉(おおいずみ)エッセイ 僕が綴った16年』 大泉(おおいずみ) 洋(よう) 著
 私がおすすめする図書は、現在俳優として多くの方がご存知だと思います。北海道を代表する名俳優の大泉洋さんが、書いたエッセイ集です。
 1997年から2005年まで雑誌3誌で連載をしていたエッセイをまとめ、2013年の書下ろしも加えられています。
北海道のローカルタレントから日本を代表する名俳優になるまでの間の家族の話や「水曜どうでしょう」の話、チームナックスの話など、その時感じたままに書かれています。まるで目の前で大泉洋さんが、話しているかのようなリズミカルな文章で書かれているので
スープカレーのようにサラサラしていてスラスラ読めます。笑いあり涙あり。でも、笑いのほうがかなり多いお話を、皆様に楽しんでいただきたいと思います。
 私は、何度読んでも笑ってしまいます。お気に入りの話は、「あ~ベトナム」というお話です。ベンタイン市場での値切り交渉のお話なのですが、とにかく面白いです。どこから読んでも面白いですが、最初は、前から読んでください。
 

(のぞみ 鳴田(なるた))