2019年11月

分類番号、書名、著者名、冊数(点字図書)、録音時間(CD図書)、原本出版者、出版年、解説の順

分類番号の後に*がついている図書は、自館製作の図書です。

2019年11

点字図書

一般書

118*技術の哲学(三枝(さえぐさ) 博音(ひろと) 著)5冊 岩波書店 2005年
〔技術とは学問的にはいったい何を意味するのであろうか。ギリシア以来の技術史と技術理論史との展望のうえに立って、現実の生産の場における「技術」を実証的に追求し、その本質を明らかにしたユニークな著作。〕

159*成功ではなく、幸福(こうふく)について語ろう(岸見 一郎 著)2冊 幻冬舎 2018年
〔私たちができることは、まず自分が幸福になること――。洛南高校・同附属中学校での講演、WEB『幻冬舎Plus』連載の人生相談、「挫折」について語った記事などをまとめ、思い通りにならない毎日を進むための指針を示す。〕

289*変節と愛国――外交官・牛場信彦の生涯(浅海(あさみ) 保(たもつ) 著)4冊 文芸春秋 2017年
〔戦前は「枢軸派」として日独伊三国同盟を強力に推進。戦後は「親米派」として外務次官、駐米大使を歴任した牛場信彦。激動の昭和を気概で駆け抜けた男の人生から、「愛国」の意味を考える。〕

293 イタリア田舎生活の愉しみ――見えてきた私(わたし)らしい生き方(有元(ありもと) 葉子(ようこ) 著)3冊 海竜社(かいりゅうしゃ) 2001年
〔朝、小鳥のさえずりで目ざめる。一日の終わり、夕日を飽かず眺め、夕闇が降りてくるのを待つ。ここでは時間がゆったりと過ぎ、暮らしはていねいに紡がれる。イタリアの田舎暮らしで見えてきた「私らしい生き方」。〕

293 イタリアの街角から――スローシティを歩く(陣内(じんない) 秀信(ひでのぶ) 著)3冊 弦(げん)書房 2010年
〔まちに眠る歴史、伝統、自然、風景を再評価し、まちづくりに活かして都市を蘇らせる――。イタリアの都市と田園に見られる新しい動きを紹介し、イタリアの変わらぬ魅力や価値を語りながら、日本における問題にも思いを向ける。〕

369 障害者施策の概況――障害者白書〈概要〉平成30年度(内閣府[編])1冊 内閣府 2019年
〔「第1章 障害のある人に対する理解を深めるための基盤づくり」、「第2章 社会参加へ向けた自立の基盤づくり」、「第3章 日々の暮らしの基盤づくり」、「第4章 住みよい環境の基盤づくり」、「第5章 国際的な取組」を収録。〕

394*海軍カレー伝説(高森 直史(なおふみ) 著)5冊 潮(うしお)書房(しょぼう)光人新社(こうじんしんしゃ) 2018年
〔日本の国民食「カレー」のヒミツ! 「海軍がカレーのルーツ」「海軍では週末にカレーを食べていた」「海上自衛隊のカレーは海軍からの伝承」は真実なのか!? 海軍料理研究の第一人者がつづる、知られざるカレーものがたり。〕

490*安楽死を遂げるまで(宮下(みやした) 洋一(よういち) 著)6冊 小学館 2017年
〔安らかに死ぬ――。安楽死は本当に字義通りの逝き方なのか。スイス、オランダ、 ベルギー、アメリカ、スペイン、日本。各国の現場を訪ね、安楽死の瞬間にまで 立ち会ったジャーナリストが、なぜ彼らは自ら死を選んだのかに迫る。〕

491 知らないと危ない毒の話――「新しい毒・意外な毒」から「自分でできる解毒術まで」(井上 浩義(ひろよし) 著)3冊 アーク出版 2016年
〔青酸カリやヒ素など王道の毒から、放射性物質や化学物質などの新たな毒、身近にありながら意外と知られていない毒まで、誰もが知っておきたい「毒」の最新情報をやさしく解説。〕

686*西鉄電車――特急電車から高速バス・路線バスまで(吉富(よしとみ) 実(みのる) 著)4冊 JTBパブリッシング 2014年
〔福岡県下の5私鉄が合同して誕生した西鉄。福岡都市圏の足を担う天神大牟田線と貝塚線を主軸に、西鉄バスと、北九州と福岡の軌道について写真とともに紹介する。〕

767*こころに生きつづける歌――童謡・叙情歌への想い(二宮(にのみや) 清(きよし),加藤 登紀子(ときこ) 共著)4冊 産経新聞出版 2018年
〔童謡が誕生して100年。童謡と叙情歌が人のこころにもたらす意味や、その歴史と時代背景を解説。「浜辺の歌」「赤い靴」「知床旅情」「琵琶湖周航の歌」など、珠玉の18曲も詳解する。〕

778*一切なりゆき――樹木(きき)希林(きりん)のことば(樹木 希林 著)2冊 文芸春秋 2018年
〔名女優が語り尽くした生と死、演技、男と女。さまざまな雑誌に掲載された樹木希林の言葉をまとめる。ユーモアと洞察に満ちた希林流生き方のエッセンスが満載。樹木希林年譜、内田也哉子(ややこ)による喪主代理の挨拶も収録。〕

780 ようこそ、障害者スポーツへ――パラリンピックを目指すアスリートたち(伊藤 数子(かずこ) 著)2冊 廣済堂(こうさいどう)出版 2012年
〔ブラインドテニス、視覚障害者柔道、ハンドサッカー、車いすテニス…。障害者スポーツの世界とそこで活躍するアスリートたちを紹介する。音声デイジーもあります。〕

783*どん底―― 一流投手が地獄のリハビリで見たもの(元永(もとなが) 知宏(ともひろ) 著)3冊 河出(かわで)書房新社 2018年
〔森慎二(しんじ)、石井弘寿(ひろとし)、斉藤和巳(かずみ)、西本聖(たかし)…。高額の年俸と名声を得たピッチャーが、肩やひじを壊したときに何を思ったのか? 手術やリハビリに耐えながら、何を考えたのか? 投げることを奪われた6人の投手の告白。〕

 

文学書

910*日本(にほん)のヤバい女の子(はらだ 有彩(ありさ) 著)3冊 柏書房 2018年
〔昔々、マジで信じられないことがあったんだけど…。「浦島太郎伝説」の乙姫、「落語 皿屋敷」のお菊など、昔話の女の子たちを題材に綴った一冊。ウェブマガジン『アパートメント』掲載を加筆し書籍化。〕

913*朝のこどもの玩具箱(おもちゃばこ)(あさの あつこ 著)3冊 文芸春秋 2012年
〔父を亡くし、若い継母とふたり年を越す高校生。目が覚めたら魔法のしっぽが生えていたイジメられっ子。頑固な老女の説得を押し付けられた気弱な女子職員…。街、山村、狐の森、宇宙の果てなど多彩な世界が展開する6つの物語。〕

914*風流ここに至れり(玄侑(げんゆう) 宗久(そうきゅう) 著)3冊 幻戯(げんき)書房 2014年
〔流動し続ける現実に、文学は、宗教は、どう向き合うのか。福島県三春町在住の僧侶・作家の玄侑宗久による、十年以上にわたる「風流」=「ゆらぎ」の軌跡と禅のエッセンス。〕

914*小鳥来る日(平松 洋子(ようこ) 著)3冊 文芸春秋 2016年
〔グールドのピアノ椅子、靴下を食べる靴、レース編みのすきま…。さりげない日常はたくさんの奇跡に満ちている。子どもの頃の甘やかな記憶から、老眼に戸惑う現在まで、達意の筆で描いたエッセイ72篇。〕

916 ブラインドサッカーがくれた生きる勇気――目が見えなくてもサッカーはできる(釜本(かまもと) 美佐子 著)3冊 日本(にほん)文芸社 2013年
〔失明を宣告され、ついに最後の視力が消えたが、ブラインドサッカーや仲間と一緒に楽しく生きている。著者が逆境を跳ね返す強い心の作り方を語る。音声デイジーもあります。〕

 

児童書

J388 カテリネッラとおにのフライパン――イタリアのおいしい話(剣持(けんもち) 弘子(ひろこ) 訳・再話)1冊 こぐま社 2018年
〔鬼からフライパンを借りたお礼に、ドーナツをあげる約束をしたカテリネッラ。でも、ついつい自分で全部食べてしまって、大変なことに! イタリアの昔話の中から、食べ物にまつわる4話を収録。〕

J588 チョコレート語辞典――チョコレートにまつわることばをイラストと豆知識で甘~く読み解く(Dolcerica(ドルチェリーカ) 香川(かがわ) 理馨子(りかこ) 著,千住(せんじゅ) 麻里子(まりこ) 監修)3冊 2016年
〔チョコの健康効果、映画や文学とチョコレートの関係など、どこから読んでも楽しめる、ちょっとマニアックな話題が満載。〕

J913 ぬけ穴の首――西鶴(さいかく)の諸国ばなし(廣末(ひろすえ) 保(たもつ) 作)2冊 岩波書店 2019年
〔江戸時代の作家、井原西鶴の作品を翻案した短編集。笑いと悲哀のまざりあった世の中の姿を、鋭い観察眼と豊かな空想力で描き出す7編。〕

J949 わたしも水着をきてみたい(オーサ・ストルク 作,きただい えりこ 訳)1冊 さ・え・ら書房 2017年
〔イスラム教の国ソマリアからスウェーデンに引っ越してきた少女ファドマ。今の学校には、みんな水着をきて、男の子も女の子も一緒に泳ぐプールの授業があることにファドマはびっくりする。〕

 

音声デイジー図書

一般書

007 しっかり知りたいビッグデータとAI(宇野(うの) 毅明(たけあき),池田 亜希子 共著, 情報・システム研究機構国立情報学研究所 監修)(4:06)丸善出版 2018年
〔人間より賢いAIってホントにできるの? 会社員の小林さんと専門家の田中博士の会話を通して、AIの基本、ビッグデータの正体と可能性、AIと人間との関わり方、ビッグデータとAIをビジネスに活かす方法などを解説する。〕

019*精神科医が教える良質読書(名越(なこし) 康文(やすふみ) 著)(4:25)かんき出版 2018年
〔1日数ページしか読めない「限界を超える本」だけが自分を成長させてくれる。読了できなくても大丈夫! 読書が苦手な精神科医が、聞く力、伝える力、考える力、教養が同時に手に入る、本当に成長できる読書術を紹介する。〕

148*“強運を呼ぶ”ナインコード占い――2034年までの幸運バイオリズムが一目でわかる!(中野 博 著)(7:39)ダイヤモンド社 2017年
〔戦国武将から芸能人、有名経営者、ビジネスパーソンまで、計1万人のサンプリングを体系化。世界最古「易経」をベースにした人間関係統計学「9code(ナインコード)占い」を紹介する。2034年までの運期サイクルがわかる特典付き。〕

155*国体論―― 菊と星条旗(白井(しらい) 聡(さとし) 著)(10:24)集英社 2018年
〔「戦後の国体」とは、天皇制というピラミッドの頂点に、アメリカを鎮座させたものだ。なぜかくも奇妙な「国体」が生まれたのか。「戦後の国体」はわれわれをどこに導くのか。著者が日本の深層を明らかにする。〕

159*60歳の壁――定年制を打ち破れ(植田 統(おさむ) 著)(4:29)朝日新聞出版 2018年
〔60歳の壁を破れるかどうかは、あなたの決断次第――。54歳でサラリーマンから弁護士に転じた著者がシニア起業の成功例・失敗例を分析し、お金に困らず80歳まで現役で生き抜く戦略を説く。〕

210*海を渡ってきた古代倭王――その正体と興亡(小林 惠子(やすこ) 著)(9:25)祥伝社 2014年
〔紀元前から6世紀まで、ユーラシアを貫く壮大な古代史。邪馬台国の実態を明らかにするとともに、7世紀に大陸から最後の為政者が渡来するまでの2000年足らずの間の、世界を舞台にした倭国の実像と興亡を描く。〕

336 超・箇条書き――「10倍速く、魅力的に」伝える技術(杉野 幹人(みきと)著)(5:16)ダイヤモンド社 2016年
〔“たかが”箇条書きこそ、最強のスキルである! 伝えたいことを羅列するだけの普通の箇条書きとは異なる、「短く、魅力的に伝える」箇条書き、そして人を動かす箇条書きのエッセンスを紹介する。〕

367 働くママと子どもの〈ほどよい距離〉のとり方(榊原(さかきはら) 洋一(よういち) 監修,高石(たかいし) 恭子(きょうこ) 編)(8:28)柘植(つげ)書房新社 2016年
〔子どものなかには自分から育ってゆく力があり、それを信じて子育てをすればよい。三歳児神話や母乳主義など数々の呪縛をぬぐい去り、ママが働いているからこそとれる、親子の「ほどよい距離」を成長別に提案する。〕

367*二軍男子が恋バナはじめました。(桃山商事 著)(5:32)原書房 2014年
〔失恋、理想の恋人、セックス、結婚…。二軍男子で構成された恋バナ収集ユニット「桃山商事」の3人が、恋に悩む人々の話を聞く「失恋ホスト」活動などで得た恋バナをもとに、男女のすれ違いについて語る。〕

481*イカの神経ヒトの脳みそ(後藤 秀機(ひでき) 著)(5:48)新潮社 2009年
〔アリストテレスが考えた動物精気にはじまり、カエル、イカ、アメフラシ、哺乳動物、さらにヒト脳へ―。試行錯誤にあふれた実験の歴史とともに、神経の病、最新の脳生理学までをひもとく。〕

610 食料・農業・農村白書 平成30年度(農林水産省[編])(1:02)農林水産省 2019年
〔「特集1 平成30年度に多発した自然災害からの復旧・復興」、「特集2 現場への実装が進むスマート農業」、「特集3 広がりを見せる農福連携」等を収録。〕

780 ようこそ、障害者スポーツへ――パラリンピックを目指すアスリートたち(伊藤 数子(かずこ) 著)(3:47)廣済堂(こうさいどう)出版 2012年
〔ブラインドテニス、視覚障害者柔道、ハンドサッカー、車いすテニス…。障害者スポーツの世界とそこで活躍するアスリートたちを紹介する。点字もあります。〕

 

文学書

913*旧友は春に帰る(東(あずま) 直己(なおみ) 著)(15:21)早川書房 2011年
〔モンローから助けを求められた「俺」は、夕張のホテルから助け出し、無事に本州へと逃がした。しかし、逃がした直後から、怪しげな輩がうろつき始める。正体不明のトラブルに巻き込まれ、地元やくざに追われるはめになった「俺」は、ひとり調査を開始する。〕

913 オリンピックの身代金(奥田 英朗(ひでお) 著)(23:47)角川書店 2008年
〔昭和39年夏、オリンピック開催に沸きかえる東京で警察を狙った爆破事件が発生。同時に「東京オリンピックを妨害する」という脅迫状が当局に届く。警視庁の刑事たちが極秘裏に事件を追うと、1人の東大生が捜査線上に浮かぶ。〕

913 オリンピックへ行こう!(真保(しんぽ) 裕一(ゆういち) 著)(9:47)講談社 2018年
〔世界最高のスポーツの祭典に出たい! 一心不乱に励み、夢の実現を目指す爽快感動ストーリー。「行こう!」シリーズ第4弾。『小説現代』連載を単行本化。〕

913*闇処刑(南 英男 著)(8:49)祥伝社 2017年
〔“暴露屋”と呼ばれる野党議員が絞殺され、傍らにやくざが眠らされていた。捜査一課を出し抜くべく組対部分室の力丸と尾崎のコンビに出動命令が。だが、前後して副大臣や弁護士の銃殺事件が発生し、2人を尾行する謎の車が…。〕

913*深川鞘番所(さやばんしょ)[1]――長編時代小説(吉田 雄亮(ゆうすけ) 著)(8:13)祥伝社 2008年
〔北町奉行所与力大滝錬蔵は、深川大番屋支配を命じられた。江戸の無法地帯を舞台に、鉄心夢想流“霞十文字”が悪を斬る!〕

916 ブラインドサッカーがくれた生きる勇気――目が見えなくてもサッカーはできる(釜本(かまもと) 美佐子 著)(4:39)日本(にほん)文芸社 2013年
〔失明を宣告され、ついに最後の視力が消えたが、ブラインドサッカーや仲間と一緒に楽しく生きている。著者が逆境を跳ね返す強い心の作り方を語る。点字もあります。〕

 

マルチメディアデイジー図書

テキストや画像に、音声がシンクロ(同期)しているデイジー図書です。

児童書

J319 戦争と平和(ブリジット・ラベ,ミシェル・ピュエシュ 共著,西川 葉澄(はすみ) 訳)(1:19)汐文社(ちょうぶんしゃ) 2010年
〔おやつを食べるように気軽に楽しく、哲学にふれてみませんか? 身近な例を用いて「戦争」と「平和」について考える。すぐに答えの出る問いではないけれど、今だからこそ考えたいテーマばかり。〕

J815 えほんこどもにほんご学1(安部 朋世(ともよ),宮川(みやかわ) 健郎(たけお) 共文,田中 六大(ろくだい)絵)(0:45)岩崎書店 2018年
〔「ぼくはとりだよ」という文は、それぞれの場面によっていろいろな意味に変わります。どのような意味になるかを考えながら、具体的な例を通して、主語と述語について学べます。解説のページも掲載。〕

J911.5 中学生に贈りたい心の詩40(水内(みずうち) 喜久雄(きくお) 編著)(1:39)PHP研究所(けんきゅうしょ) 2013年
〔うれしい時、悲しい時、なんでもなくてもちょっと時間がある時、詩を読んでみませんか? 人気詩人の作品からJポップの歌詞まで、中学生に今、読んでほしい40編を収録。朝読にも音読にもおすすめの詩集。〕