おすすめ図書の紹介(2020年6月)
2020年05月27日
●点字出版担当より
『運転者』 喜多川 泰 著
いつでも上機嫌でいないと運の転機を感じることはできない。
いつでも、どこでも、明るく楽しくいること。それだけ。
人生の中で、誰もが必ずぶつかる壁をどう乗り越えるか。いかに次のチャンスをつかむか…。自己啓発本と思いきや、最初と最後、そして全体が見事につながるストーリー。もう一度、読み返したくなる本です。
いつでも上機嫌でいないと運の転機を感じることはできない。
いつでも、どこでも、明るく楽しくいること。それだけ。
人生の中で、誰もが必ずぶつかる壁をどう乗り越えるか。いかに次のチャンスをつかむか…。自己啓発本と思いきや、最初と最後、そして全体が見事につながるストーリー。もう一度、読み返したくなる本です。
(出版 S)
『あなたの本当の人生は』 大島 満寿美 著
文章に魅せられた女三人、そしてその周りの人々の視点で物語は進みます。ストーリーは全て分かっていても、また読み返さずにはいられない魅力があります。そして、読む度に素敵な言葉をプレゼントしてもらえる…そんな不思議な本です。「あなたの本当の人生は」何なのか。がむしゃらに頑張って手に入れたように思えるゴールも、何となく流れに身を任せてたどり着いたゴールも、もしかしたら同じなのかもしれません。泳ぐのを休んで、ただぷかぷか浮いてみたくなります。
文章に魅せられた女三人、そしてその周りの人々の視点で物語は進みます。ストーリーは全て分かっていても、また読み返さずにはいられない魅力があります。そして、読む度に素敵な言葉をプレゼントしてもらえる…そんな不思議な本です。「あなたの本当の人生は」何なのか。がむしゃらに頑張って手に入れたように思えるゴールも、何となく流れに身を任せてたどり着いたゴールも、もしかしたら同じなのかもしれません。泳ぐのを休んで、ただぷかぷか浮いてみたくなります。
(出版 O)
『線は、僕を描く』 砥上 裕將 著
交通事故で両親を突然亡くし喪失感に中にいた主人公が、水墨画に出会い少しずつ心を再生させていく様子が丁寧に描かれています。劇的な展開があるわけではありませんが、水墨画の繊細な描写と画を描く時の緊張感が物語を引っ張り、最後まで心地よく読めます。読み終わった後に、色彩の美しさが心に残る作品です。
交通事故で両親を突然亡くし喪失感に中にいた主人公が、水墨画に出会い少しずつ心を再生させていく様子が丁寧に描かれています。劇的な展開があるわけではありませんが、水墨画の繊細な描写と画を描く時の緊張感が物語を引っ張り、最後まで心地よく読めます。読み終わった後に、色彩の美しさが心に残る作品です。
(出版 M)
以上、3タイトルはサピエ図書館に所蔵されていますのでご利用ください。