2022年2月
2022年01月28日
書名、著者名、冊数、原本出版者、出版年、解説の順。
2022年2月
点字図書
一般書
336*できるテレワーク入門――在宅勤務の基本が身に付く本(法林 岳之,清水 理史(まさし),できるシリーズ編集部 共著)4冊 インプレス 2020年
〔新しいワーキングスタイルとして注目を集めている「テレワーク」。テレワークのメリットやリスク、通信回線などの環境、Slack、Zoom、Teamsなどを用いるチャットやビデオ会議、共同編集の方法などを解説します。〕
369*弱さの研究――「弱さ」で読み解くコロナの時代(向谷地(むかいやち) 生良(いくよし),高橋 源一郎[ほか]著)3冊 くんぷる 2020年
〔いろんなことをあぶりだしたコロナの時代。一番大切なことは常に私たちの視界や常識、判断の外側にあることがわかります――。トークライブ「弱さの力」のほか、対談などを収録。〕
369 出会い、ふれあい、心の輪 入賞作品集――心の輪を広げる体験作文 令和3年度 最優秀賞・優秀賞 /佳作(小学生区分・中学生区分)/佳作(高校生区分・一般区分)(内閣府[編])各1冊 内閣府 2021年
〔最優秀賞(小学生部門、中学生部門、高校生・一般部門)、優秀賞ほか、2021年度の入賞作品を収録。〕
378 特別支援学校幼稚部教育要領 小学部・中学部学習指導要領 平成29年4月告示(文部科学省[著])6冊 海文堂出版 2018年
〔平成29年4月に告示された、特別支援学校の幼稚部の教育要領、小学部・中学部の学習指導要領を収録。〕
498 わたしで最後にして――ナチスの障害者虐殺と優生思想(藤井 克徳(かつのり) 著)2冊 合同出版 2018年
〔「強い人だけが残り、劣る人や弱い人はいなくてもいい」という優生思想の恐ろしさを史実をもとに説明し、優生思想と障害者差別に向き合う上での大切な事柄を紹介。〕
686 JR埼京線・湘南新宿ラインバリアフリーガイド(視覚障害者支援総合センター[編])3冊 視覚障害者支援総合センター 2021年
〔本書は、JR埼京線19駅、湘南新宿ライン16駅、合計35駅のバリアフリー情報を点字化したもの。第1巻が埼京線、第2巻が湘南新宿ライン、第3巻は主要5駅の点図の図版によるガイドを収録。〕
文学書
913*週末の人生――カフェ、はじめます(岸本 葉子 著)3冊 双葉社 2019年
〔イケてない40代シングル女子が、かわいい古民家にひと目惚れ。おむすびカフェ開業を目指して一念発起! 大家の風変わりな老女と娘、行政書士や旧友をも巻き込みドタバタ騒動。人気エッセイストが綴る長編小説。〕
913*リベンジ(柴田 哲孝 著)7冊 双葉社 2020年
〔笠原武大(たけひろ)と娘の萌子が何者かに襲われた。警察庁公安課“サクラ”の田臥(たぶせ)と室井は、3年前の萌子誘拐事件の主犯でありながら罪を免れた板倉勘司の関与を疑い…。〕
913*時効の果て(堂場 瞬一 著)6冊 角川春樹事務所 2021年
〔追跡捜査係の頭脳・西川と、ベテラン刑事・岩倉を驚愕させた週刊誌の見出しは、31年前迷宮入りしたバラバラ殺人事件の新証言。誰が、何の目的で…。似た者同士の知性派2人が動き出す。〕
913*ゴースト(中島 京子 著)3冊 朝日新聞出版 2020年
〔鬱蒼とした原宿の館に出没する女の子、20世紀を生き抜いたミシン、おじいちゃんの繰り返す謎の言葉、廃墟と化した台湾人留学生寮…。温かいユーモアに包まれた7つの幽霊連作集。〕
913*眠り人形(向田 邦子 著)2冊 文藝春秋 1996年
〔美しい姉としの陰でいつも損な役まわりを演じてきた妹。だが、大人になってヒロインと脇役という立場は逆転してしまう。心にわだかまりを持つ姉妹にそれぞれにある日大事件がふりかかる。〕
913*奇跡の軌跡(唯根(ゆいね) 大尚(ひろなお) 著)2冊 幻冬舎メディアコンサルティング 2020年
〔コミカルなのにシニカル。クスリと笑える日常を描いた“エンタメ”作品集。表題作をはじめとする小説のほか、掛け合い漫才小説を収録。〕
児童書
J404 日本人にとって自然とはなにか(宇根 豊 著)3冊 筑摩書房 2019年
〔日本人はなぜ自然が好きなのか。農業を営む著者は、日本人独特の自然観をとらえなおし、自然を外から、科学的に見るだけでなく、自分の思い出(体験)を呼び起こしながら、内からのまなざしで見ることも大切だと語る。伝統を大事にしつつも、まったく新しい自然へのアプローチを紹介する。〕
J659 自分の力で肉を獲る――10歳から学ぶ狩猟の世界(千松 信也(しんや) 著)2冊 旬報社 2020年
〔少年の頃から自給自足の生活に憧れていた著者は、週の半分を山で過ごす兼業猟師。獲物の痕跡を探り、わなを仕掛け、仕留めて解体する過程や、獲物の肉の調理法、皮のなめし方などを丁寧に解説します。「くくりわな」の仕組みや山の動物たちの足跡などの触図も掲載。日々の生活をつづりながら、人間と自然との関係を深く見つめます。〕
J913 カイとティム――よるのぼうけん(石井 睦美 作)1冊 アリス館 2019年
〔6歳の誕生日の日、「きょうからぼく、ひとりでねるよ」と宣言したカイくん。とはいえ、暗い部屋が怖くてなかなか眠ることができません。そんなカイくんのところへやってきたのは、422歳のお手伝い妖精ティムでした。「ひとりでねむれない子の手伝いをするように仰せつかった」と話すティムですが…。カイくんとティムの、5日間の物語。〕
J933 わたしたちが自由になるまえ(フーリア・アルバレス 作,神戸(ごうど) 万知(まち) 訳)4冊 ゴブリン書房 2016年
〔1960年、カリブ海にのぞむ美しい国、ドミニカ共和国。もうすぐ12歳になるアニータのまわりには不穏な空気が漂っていた。なかよしのいとこ一家は逃げるようにアメリカに渡り、おじさんのひとりは行方がわからない。そして、ある朝、秘密警察がやってきた…。独裁政権末期のドミニカ共和国で、自由を求める闘いを見つめた少女の物語。〕