2023年12月

書名、著者名、冊数、原本出版者、出版年、解説の順

2023年12月

点字図書

一般書

*世界一のおかん (石原(いしはら) 彩香(あやか) 著) 1冊 Clover出版 2022年6月
ライブ配信世界NO.1 フォロワー40万人超の圧倒的な人気をほこる「美しすぎるライバー」石原彩香のほんとうの姿、初の著書。

*いまを生きるカント倫理学 (秋元 康隆 著) 3冊 集英社 2022年7月
現代社会で巻き起こる倫理的な問題について、私たちはどう判断すればよいのか。その答えは「カント」にある。カント倫理学を限界までやさしくかみ砕いて解説し、現代を生きる人々が使える実践的な倫理として提示する

*銚子市史 続1 昭和前期 (銚子市 編) 15冊 銚子市 1983年2月
銚子市昭和前期編

全国盲学校弁論大会全国大会弁論集 第90回2022(令和4)年度 (毎日新聞社点字毎日部 編)
1冊  毎日新聞社点字毎日部  2022年10月
2022(令和4)年10月7日(金)、岡山県で開催された全国盲学校弁論大会の弁論集。活字併記。

*きっと、あなたも大丈夫。 (増田 あゆみ 著) 2冊 HP出版 2022年11月
You Tubeチャンネル登録16万人の人気女医が贈る、幸せに生きる人生のヒント。いま苦しんでいる女性に贈るエッセイ。

*40歳からの予防医学――医者が教える「病気にならない知識と習慣74」 
(森 勇磨(ゆうま) 著)4冊 ダイヤモンド社 2021年9月
がんの予防・早期発見に効く新常識、健康寿命を延ばす最強の食事術、病気を遠ざける科学的な生活習慣、太く長く生きるためのメンタルケア…。論文を徹底検証し、正しい医療知識と習慣を伝える。年齢別やることリスト付き。

*マスクを外す日のために――今から始める、ウィズコロナの健やかな生き方 (和田 秀樹 著)
2冊 幻冬舎 2022年5月
欧米の多くの国がマスク着用義務の緩和や撤廃に踏み切っている中、日本だけが議論すらなされていません。マスクには健康上のデメリットもあり、特に子どもたちへの悪影響は深刻。マスクのほかにも、長く続いた自粛生活自体のダメージははかりしれません。「自粛・防御一辺倒」の対策に追われるのではなく、自らの免疫力を高めながら、マスクを外す日に今から備えませんか。コロナを恐れすぎずに生きる、新・健康論。

*たっきーママの作りおき神副菜――超簡単3STEPでササッと1品! (奥田(おくだ) 和美(かずみ) 著) 2冊 扶桑社 2022年6月
炭水化物入りでお腹が満足する副菜、大ボリュームのおかず副菜、デリみたいな作りおきサラダ、火を使わず作れる和総菜…。調理が簡単な主役級の作りおき副菜のレシピを紹介します。お酒のおつまみになる「飲み副菜」も収録。

*音楽は自由にする (坂本 龍一 著) 4冊 新潮社 2023年4月
「あまり気が進まないけれど……」と前置きしつつ、日本が誇る世界的音楽家は語り始めた――。伝説的な編集者である厳格な父の記憶。ピアノとの出合い。幼稚園での初めての作曲。学生運動に明け暮れた高校時代。伝説的バンドYMOの成功と狂騒。『ラストエンペラー』での苦闘と栄光。同時多発テロの衝撃。そして辿りついた新しい音楽――。華やかさと裏腹の激動の半生と、いつもそこに響いていた音楽への想いを、自らの言葉で克明に語った決定的自伝。

*映画を早送りで観る人たち――ファスト映画・ネタバレ-コンテンツ消費の現在形 (稲田(いなだ) 豊史(とよし) 著)4冊  光文社 2022年4月
つまらないと感じたら後はずっと1.5倍速、会話のないシーンは即飛ばす、観る前にネタバレサイトをチェック…。一体何がそうした映画や映像の視聴スタイルを生んだのか? あまりに巨大すぎる消費社会の実態をあぶり出す。

*関取になれなかった男たち (佐々木 一郎 著) 4冊 ベースボール・マガジン社 2023年1月
大相撲の世界で、番付が十両以上の力士は「関取」と呼ばれる。関取には人数枠があり、幕内42人、十両28人の合計70人。全力士のうち約1割しかなれない狭き門だ。給料の有無など、十両以上と幕下以下の差はあまりに大きい。だからこそ、十両昇進を争う幕下上位は、人生を懸けた戦いが繰り広げられる。

*将棋・棋士の素顔――知られざる千駄ケ谷の魔境 (青野 照市(てるいち) 著) 3冊 マイナビ出版 2022年6月
棋界に現れた天才棋士・藤井聡太、にぎやかだった昭和の対局室、江戸時代から続く棋戦「名人戦」…。現役最年長棋士の青野照市九段が、棋士や将棋界について語る。『夕刊フジ』連載等を加筆修正。

文学書

*バッテリー3 (あさの あつこ 作, 佐藤 真紀子 絵) 3冊 KADOKAWA 2010年12月
野球から遠ざかっていた巧(たくみ)と豪(ごう)。ようやく再開した練習では、先輩たち相手の試合で、大活躍するのだが。2人の関係に変化が起きる第3巻。

*春の窓――安房(あわ)直子(なおこ)ファンタジー (安房 直子 著) 2冊 講談社 2022年2月
どこかなつかしい身近な日常からはるかな空想の時間へといざなう安房直子ファンタジー。売れない絵かきの家を訪れた不思議な猫の魔法を描いた表題作「春の窓」をはじめ、心を静かに整えてくれる十二編を収録。

*夜勤(やきん)――夜に産まれた者だけが戦う世界 (友浦(ともうら) 乙歌(おとか) 著) 5冊 文芸社 2022年12月
産まれた時間で運命が分かれる世界があった。夜に産まれると、即座に国に引き取られ、兵役義務が課せられる。夜に街を襲う死獣と戦う「夜勤」の兵士として育てられるのだ。平和で恵まれた昼生まれの街を守る為に――。出生の運命に翻弄されながらも、謎の少女に抱く仄かな思い。だが、すぐさま命懸けの戦闘が待っている――。あなたは昼生まれ?夜生まれ?

*脳科学捜査官真田(さなだ)夏希(なつき) 15 サイレント・ターコイズ (鳴神(なるかみ) 響一(きょういち) 著) 3冊 KADOKAWA 2023年1月
真田夏希のコミュニケーション・ロボットがリクエストと異なる暗い音楽を流し、不吉な言葉を発した。クラッキングの可能性が浮上し、アルマロスと名乗る者から犯行声明が。夏希たちは特捜隊の威信にかけて捜査を開始するが…。

*火喰鳥(ひくいどり)を、喰う (原(はら) 浩(こう) 著) 5冊 KADOKAWA 2022年11月
主人公のもとに太平洋戦争末期に戦死した大伯父の日記が届いた。その日を境に異常な出来事が起こり始める。第40回(2020年)横溝(よこみぞ)正史(せいし)ミステリ&ホラー大賞、大賞受賞。

*丘の上の賢人――旅屋おかえり (原田 マハ 著) 2冊 集英社 2021年12月
依頼人に代わり旅をする丘えりかは、ある動画に映っている人物が、かつての恋人か確かめてほしいと依頼され…。書籍未収録の「旅屋おかえり」シリーズ札幌・小樽編と、札幌・帯広の旅を綴ったエッセイ、描き下ろし漫画を収録。

 *カケラ (湊(みなと) かなえ 著) 4冊 集英社 2023年1月
大量のドーナツに囲まれて亡くなった少女。彼女の心を追いつめたものとは。「美容整形」をテーマに、容姿をめぐる固定観念をあぶりだす心理ミステリー。

*魔女たちは眠りを守る (村山 早紀 著) 5冊 KADOKAWA 2022年11月
古い港町に、若い魔女の娘・七瀬が帰ってきた。かたわらに使い魔の黒猫を連れて-。懸命に生きて、死んでゆくひとの子と、長い時を生きる魔女たちの出会いと別れの物語。

*生きる意味 (姜(かん) 尚中(さんじゅん) 著) 2冊  毎日新聞出版 2022年11月
人生100年時代に放つ、後半生の生き方論!ミリオンセラー『悩む力』から14年、新しいフェーズに入った「ウィズコロナ」時代における“生きる意味”と可能性を独自の視点で追求し、現代社会に人生の道標を示す著者最新エッセイ。

*あした何着よう (林 真理子 著) 3冊 マガジンハウス 2022年7月
青山のおしゃれなホテルに自主カンヅメしたり、夏の歌舞伎座にとっておきの麻の着物で出かけたり-。楽しいことが大好きだから、心踊る予定を詰め込んで、おしゃれを満喫するマリコの華麗なる日々。

*絶望から夢を追いかけた若者の実話 (太田(おおた) 光幸(みつゆき) 著) 4冊 人間社 2022年5月
青春を謳歌していた私は、ある日、突然、片目の視力を失った。絶望の中で、世間でエリートと言われていた銀行員の職を捨て、治療家(カイロ、鍼灸)の道に進む決意をした。これはいま84歳になった私の、半生を振り返っての「実録」である。

 

音声デイジー図書

一般書

人工知能に哲学を教えたら (岡本 裕一朗 著) (7:34) SBクリエイティブ 2018年9月
人工知能にとって「認知」とは何か。人工知能はアートを理解できるか。人工知能にとって幸福とは何か。ロボットは仕事を奪うか。人工知能は人類を滅ぼすか…。哲学的な観点から人工知能を考える。

*永遠の愛 (村上 宣道(のぶみち) ほか著) (2:48) いのちのことば社 2021年9月
あなたを「友」と呼ぶ救い主キリストを心に迎えませんか-。キリスト教ラジオ番組「世の光」、テレビ番組「ライフ・ライン」で、13人の牧師が語ったメッセージ。

*世界を震撼させた日本人――心を奮い立たせる日本の偉人 (門田(かどた) 隆将(りゅうしょう), 髙山(たかやま) 正之(まさゆき) 著)(9:29) SBクリエイティブ 2022年2月
産経新聞記者として世界を巡り、『週刊新潮』「変見自在」コラムを長年にわたり連載する髙山正之氏と、『週刊新潮』デスクを務め、その後はノンフィクション作家としてベストセラーを量産する門田隆将氏。最前線のジャーナリストとしてこの国を見続けてきた熱き男たちが論ずる毅然と生きた日本人とは。日本人の魂を揺さぶる一冊。

*ポートフォリオワーカー――「副業より複業」で幸せなお金持ちになる方法 (マダム・ホー 著)(4:47) 小学館 2020年4月
自分らしく、やりたいことを複数持つ働き方をして、不労収入による経済的自由と心の自由を手に入れる「ポートフォリオワーカー」になる方法を実践的に解説する。日本で活躍しているポートフォリオワーカーたちも紹介。 

正解は一つじゃない 子育てする動物たち (斎藤 慈子(あつこ), 平石 界(かい), 久世 濃子(のうこ) 編, 長谷川 真理子 監修) (14:38) 東京大学出版会 2019年10月

助産師もこなす超イクメンザル(マーモセット)、冬眠中に出産して身を削って子育て(ツキノワグマ)、重複障害児を育てる(チンパンジー)…。いろいろな動物の子育てを紹介し、進化という視点から子育てをとらえなおす。

*新型コロナワクチン副作用が出る人、出ない人 (近藤 誠(まこと) 著) (5:48) 小学館 2021年7月
新型コロナワクチンを打つ前に知っておきたい情報を満載。変異株の疑問に答え、ワクチンの必要性や免疫の仕組みを解説。国内外の死亡例を含め、新型コロナワクチンの有効性や副作用の実態などを説明する。 

簡単!電子レンジの法則――次から、レシピを見ないで作れる! (村上 祥子(さちこ) 著) (3:26 ) 辰巳出版 2020年6月
食材100グラムにつき、600Wで2分加熱。電子レンジ料理は、法則があるから簡単に作れる。ビーフシチュー、えびチリ、鶏の照り焼き、なすのみそあえなど、電子レンジの法則を活用した料理レシピを紹介する。

食料・農業・農村白書 令和4年度 (農林水産省 編) (1:22) 農林水産省 2023年5月

主な内容 農林水産物・食品の輸出額が過去最高を更新 トピックス2 動き出した「みどりの食料システム戦略」など 

こじらせ美術館 (ナカムラ クニオ 著) (3:52 ) ホーム社 2021年5月

歴史に残る芸術は偉大なる「こじらせ」から生まれた!? ゴッホ、ダリなど巨匠たちのエピソードを紹介する。美術鑑賞がもっと楽しくなる、イラスト挿絵満載の美術ネタ帳。ホーム社文芸図書WEBサイト『HB(エイチビー)』連載を書籍化。 

*365日ビートルズ (藤本 国彦(くにひこ) 著) (13:35) 扶桑社 2021年11月

1年=365日(366日)のビートルズにまつわる出来事を紹介。メンバーの名言、ディスコグラフィーも掲載する。

*家族最初の日 (植本(うえもと) 一子(いちこ) 著) (10:57) 筑摩書房 2019年11月
月給16万5千、家賃11万。生活してこられたのが、不思議でしょうがない…。27歳写真家の妻と51歳ラッパーの夫、娘2人、猫3匹のドタバタ生活を家計簿つきで綴る。

ブギの女王・笠置(かさぎ)シヅ子――心ズキズキワクワクああしんど (砂古口(さこぐち) 早苗(さなえ) 著) (11:16)現代書館 2010年10月

敗戦後のドサクサの頃、まるで稲妻のように登場し、一躍大スターにのし上がったブギの女王・笠置シヅ子。彼女の生涯をたどりながら、ひとりの小柄な女性に熱狂した占領下の日本とはどういう時代だったのかを解き明かす。 

 

文学書

大名倒産 上・下 (浅田 次郎 著) 上(11:52)下(12:14) 文藝春秋 2022年9月
天下泰平260年の間に積もり積もった藩の借金は25万両。あまりの巨額に嫡男はショック死。丹生山(にぶやま)松平家12代当主は、庶子の四男・小四郎(こしろう)に家督を譲ると、ひそかに「倒産」の準備を進め、逃げ切りを狙う。そうとは知らぬ小四郎、クソがつくほどの真面目さ誠実さを武器に、最大の難関・参勤交代行列の費用をひねり出そうとするが・・・。

*ライラックのワンピース (小川 雅子 作, めばち 絵) (5:13) ポプラ社 2020年10月
サッカーチームで大活躍のトモの秘密は、裁縫が大好きだってこと-。祖父母の影響で裁縫少年になったトモ。ある日、ハーブ園で出会った華奢な女の子・リラちゃんに、お母さんの想い出のワンピースのお直しを頼まれて…。 

Burn. ーバーンー (加藤 シゲアキ 著) (6:45) 角川書店 2014年3月
人間らしい心を失ってしまった天才子役、魔法使いのようなホームレス、愛に満ちた気さくなドラッグクイーン。渋谷・宮下公園でめぐり逢った3人は、やがて家族のようにお互いを慈しむようになる。「家族」とは?「愛」とは?「夢」とは?ファンタジックな感動物語! 

かれいどすこうぷ――眼科病棟にて (佐藤 尚美 著) (1:03) 文芸社 2023年1月
キャリアウーマンの安代(やすよ)は、持病で40代で失明。50歳になり、愛娘のウエディングドレス姿が見たいという思いから視力回復手術に臨むことを決意し、九州にある病院の眼科病棟602号室に入院した。安代と同室になったのは6人の女性たちであった。そこで安代は、波瀾万丈な人生を送ってきた人々の人生の一端を知ることになるが……。光を失った女性が、次の一歩を踏み出すまでを描いた小説。 

 

マルチメディアデイジー図書

文学書

えほんこどもにほんご学 5 活用形のえほん「ことばのきがえ」 (安部 朋世(ともよ), 宮川(みやかわ) 健郎(たけお) 文, 田中 六大(ろくだい) 絵)(1:29) 岩崎書店 2018年3月
たけおくんがねんどを「ねる」。たけおくんがねんどを「ねらない」…。下につく言葉がかわっていくことで形がかわる動詞。どんな言葉でかわるのか、物語の中で用言の活用を学べます。解説のページも掲載。 

平家物語 (木村 次郎 文, 井上 洋介 絵, 西尾 実(みのる) 監修) (5:59) 童心社 2009年2月
中世文学の最高峰をなす作品と言われる「平家物語」。日本の代表的な古典作品を、子どもにもわかるよう現代の言葉で生き生きと再現する。巻末に解説付き。 

アルマの名前がながいわけ (フアナ・マルティネス‐ニール 作, 宇野(うの) 和美(かずみ) 訳) (0:41)ゴブリン書房 2020年10月

「ソフィア」はおばあちゃんの、「エスペランサ」はひいおばあちゃんの…。アルマ・ソフィア・エスペランサ・ホセ・プーラ・カンデラというながい名前の女の子。名前にこめられた家族の物語を、パパがアルマに語ります。