2024年1月

書名、著者名、冊数、原本出版者、出版年、解説の順

2024年1月

点字図書

一般書

被災地の博物館に聞く――東日本(にほん)大震災と歴史・文化資料 (国立歴史民俗博物館 編)  4冊 吉川弘文館 2012年3月
東日本大震災で大きな被害を受けた地域の歴史・文化資料。それらをいかにレスキューし、保全するのか。現場の博物館職員たちが多数の図版を交え、現状をレポート。資料の保護に備えるネットワーク構築を呼びかける。

*努力が「報われる人」と「報われない人」の習慣
――これまでをムダにしない!心理学の知見に基づく50の習慣 (塚本 亮(りょう) 著) 3冊 
明日香出版社 2023年1月
努力が「報われる人」になるには、どうすればいいのか? いい努力・悪い努力とは何かを解説し、努力を少しでも成果につなげるための考え方や方法などのヒントを紹介する。

「慰安婦」問題ってなんだろう?――あなたと考えたい戦争で傷つけられた女性たちのこと
(梁(やん) 澄子(ちゃんじゃ) 著) 3冊 平凡社 2022年1月
日韓の政治問題として語られることも多い「慰安婦」問題。この本では、「慰安婦」サバイバーの支援に携わってきた著者が、実際に接してきた被害者たちのことを中心に語っています。被害者が経験した事実や思いを知ることで、この問題の本質が見えてくるはずです。

*歴史学者という病 (本郷 和人(かずと) 著) 3冊 講談社 2022年8月
「歴史学ほど時代に流されやすい学問はない」「実証主義と単純実証主義は断じて違う」…。歴史学者として生きてきた60年間の半生を赤裸々に描きながら、戦後日本の歴史学、日本史学の問題点に鋭く迫る。

*藤原道長――摂関期の政治と文化 (大津 透 著) 2冊 山川出版社 2022年11月
摂関政治を代表する政治家・貴族である藤原道長はどのような政治をめざし、文化面でどのような役割を果たしたのか。道長の一生を追いながら、その政治の特色を古代国家の歴史のなかに位置づけ、文化の達成を再評価する。

*明けない夜はない (佐藤 尚美 著) 2冊 文芸社 2023年1月
持病の糖尿病に起因して40代で失明した著者は、突然見えなくなったことでふさぎ込み、家から出ない生活を続けていた。しかしやがて周囲の人の働きかけで外の世界への興味を取り戻し、生きがいがほしいと思うようになる。そんな時、市の広報誌で障がい者のアメリカ姉妹都市への福祉視察の公募を知って……。視力障がい者として三十五年。前を向いてチャレンジを続ける女性の自伝。

*日本病――なぜ給料と物価は安いままなのか (永濱(ながはま) 利廣(としひろ) 著) 2冊   講談社 2022年5月
どうして日本の国力は30年以上も低下し続けているのか。低所得・低物価・低金利・低成長の「4低」に喘ぐ状況を「日本病」と名付け、海外との比較や日本に独特の事情も検討しながら脱却するための道筋を考察する。

*修羅場のケーススタディ――令和を生き抜く中間管理職のための30問 (木村 尚敬(なおのり) 著) 2冊 PHP研究所 2021年7月
失敗の責任を押しつけられた。不祥事を隠蔽するよう迫られた…。中間管理職が直面する人間関係やチーム、キャリアなどの「修羅場」の事例30を取り上げ、ケーススタディという形でその解決策を探る。

*「友だち」から自由になる (石田 光規(みつのり) 著) 3冊 光文社 2022年9月
「友人」は現代社会でどのような存在なのか? 「友人」はどのように変質したのか? どのように友人関係をつくり、維持できるのか? SNSが当たり前になった時代の新しい友情論を考察する。

自殺対策白書(概要版)令和4年版 (厚生労働省 編) 3冊 厚生労働省 2022年10月
我が国における自殺の現状、新型コロナウイルス感染症の感染拡大下の自殺の動向等を分析し、令和3年度に講じた自殺対策の実施状況の概要をまとめる。

福祉行政報告例の概況 令和3年度 (厚生労働省政策統括官付(とうかつかんづき)参事官付(さんじかんづき)行政報告統計室 編 1冊 厚生労働省政策統括官付参事官付行政報告統計室 2023年1月
各都道府県、指定都市、中核市の社会福祉関係業務の実績報告の概要をまとめたもの。身体障害者福祉関係、障害者総合支援関係等の実績が数量的に把握できる。

  
*イギリスが変えた世界の食卓 (トロイ・ビッカム 著, 大間知(おおまち)  知子(ともこ) 訳) 7冊 原書房 2022年5月
17ー19世紀のイギリスはどのように覇権を制し、それが世界の日常の食習慣や文化へ影響を与えたのか。当時の料理書、新聞や雑誌の広告、在庫表、税務書類など膨大な資料を調査し、食べ物が果たした役割を明らかにする。

*9割が間違っている「たんぱく質」の摂り方 (金津(かなず) 里佳(りか) 著) 2冊            青春出版社 2023年5月
「たんぱく質が大切」。その考え方が浸透し、最近は意識して肉を多めに食べる人が増えている。中には、健康のためにと、プロテインでたんぱく質を補う人も。金津氏は、そんな風潮に警鐘を鳴らす。

厚生労働白書 令和2年版 令和時代の社会保障と働き方を考える (厚生労働省 編) 6冊
日経印刷 2020年10月
令和時代の社会保障と働き方について、平成の30年間の社会の変容を踏まえ、2040年を見据えて、今後の対応の方向性について検討する。墨字の第1部のみ点訳。

*お酒を飲んでも太らないうまい食べ方――ダイエットカウンセラーが教える (伊達(だて) 友美(ゆみ) 著) 2冊 青春出版社 2022年2月
お酒を飲んでも太らない人は、こんなものを食べていた!“心の栄養”であるお酒はガマンしなくてもいい。7千人の体と心を変えた管理栄養士が、栄養をプラスして「やせ体質」をつくる食べ方を伝授する。

東京ディズニーランド触地図ガイドブック 2023 (オリエンタルランド 製作) 1冊 
オリエンタルランド 2023年4月
東京ディズニーランドの全体図の他、アトラクション、レストラン、ショップおよびレストルームを紹介。現地で利用されている触地図ガイドブック。2023年4月現在。

東京ディズニーシー・触地図ガイドブック 2023 (オリエンタルランド 製作)1冊  
オリエンタルランド 2023年4月
東京ディズニーシーの全体図の他、アトラクション、レストラン、ショップおよびレストルームを紹介。現地で利用されている触地図ガイドブック。2023年4月現在。

*iPhone芸人かじがや卓哉の今度はスゴいスマホ――Androidスマートフォン対応
(かじがや 卓哉 著) 3冊 インプレス 2019年9月
バッテリーの持ちをよくする設定、スマホ決済、セキュリティの強化法…。実はAndroidスマホにも超詳しい「iPhone芸人」かじがや卓哉が、Androidスマホのお役立ちテクニックを教える

*だいじょうぶじゃなくてもだいじょうぶ (西山 茉希(まき) 著) 2冊 大和書房 2023年1月
事務所問題、出産・子育て、離婚、シングルマザーの恋愛など、体験や心情を赤裸々に、包み隠さず、自分の言葉で書き出しながら、仕事や人生への向き合い方、揺れ動く感情の扱い方、幸せの捉え方を語った1冊。

文学書

*見つけたいのは、光。 (飛鳥井(あすかい) 千砂(ちさ) 著) 5冊 幻冬舎 2022年7月
亜希と茗子(めいこ)の唯一の共通点は育児ブログを覗くこと。一人は、親しみを持って。一人は、憎しみを抱えて。
ある日、ブログ執筆者が失踪したことをきっかけに、二人の人生は交わり、思いがけない地平へと向かう。

*崖っぷち芸人、会社を救う (安藤 祐介 著) 5冊 中央公論新社 2023年4月
スーパー・エブリの社員樫村(かしむら)栄治(えいじ)に与えられた指令は、バイトのお笑い芸人たちで「実業団」を結成し、ブレイクさせること! そんな中、エブリ上層部に会社乗っ取りの動きが。経営存続の行方は芸人たちの手に託された。

*未来を生きるものたちへ――じいじからのメッセージ (鶉野(うずらの) 幸一(こういち) 著) 3冊 幻冬舎メディアコンサルティング 2023年4月
高校生で取り立て屋になったり、ヤクザにつかまってパシリにされたり、子どもの治療費を賄うために会社を立ち上げたり…。嵐を呼ぶ男・宇野龍平の、類まれなる波乱万丈な半生を描く。

*騒がしい楽園 (中山 七里(しちり) 著) 4冊 朝日新聞出版 2022年12月
埼玉県の片田舎から都内の幼稚園へ赴任してきた神尾舞子。騒音や待機児童など様々な問題を抱える中、
幼稚園の生き物が何者かに惨殺される事件が立て続けに起きる。やがて事態は最悪の方向へ―。

*実話拾遺――うつせみ怪談 (丸太町(まるたまち) 小川 著) 2冊 竹書房 2023年2月
田舎の奇怪な習俗と郷土史に絡む因縁。底冷えの土着=ヴァナキュラー怪談!実話怪談コンテストで地方の習俗に根差したヴァナキュラーな怪を描き一躍注目された著者が放つ待望のデビュー作。

*輝石の空 (N・K・ジェミシン 著, 小野田 和子 訳) 8冊 東京創元社 2023年2月
古代絶滅文明が遺した巨大な力を用い、数百年ごとに文明を滅ぼしてきた〈第五の季節〉を永久に終わらせ世界を救おうとする母。同じ力を用いて、憎しみに満ちた世界を破壊しようとする娘。地球の裏側にある古代文明の遺跡都市をめぐり、それぞれの最後の旅がはじまる。前人未踏、3年連続ヒューゴー賞長編部門受賞の三部作完結編! ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞受賞作。

児童書

どうぶつ英語フレーズ大集合! (河本 望(のぞむ) 著) 2冊 偕成社 2021年9月
「An albatross around one`s neck(首のまわりのあほうどり)」「Crocodile tears(わにの涙)」・・・
これってなんのこと?動物が出てくる英語のことわざや慣用句を集めた本です。日常会話でも使われる、知っていると便利なフレーズについて、由来やその動物のイメージ、日本語との違いなども解説しています。

アイドルが好き! (イノウエ ミホコ 著) 2冊  くもん出版 2021年9月
中学二年のタマキは韓国アイドル“ノベバ”の大ファン。ある日ノベバの日本初公演という大ニュースが飛び込んでくる。が、帰りが遅くなってしまうからと母親にあっさり却下されてしまった。落ち込んでいるところへ友だちの桜子が教えてくれた韓国短期留学の情報に、今度こそはと両親を説得し、桜子やSNSで知り合ったファンの仲間のユマも一緒に、ノベバの住む韓国へ行けることになった。アイドルが好きという気持ちで、タマキは様々な人たちとつながっていく。

風雷きんとん お江戸豆吉3  (桐生(きりゅう) 環(たまき) 著) フレーベル館 2022年8月
高級菓子店の跡取りである若旦那とふたりで若豆屋という小さな菓子屋を営む豆吉は、おつかいに行った先で銭をすられてしまった。なじみの人たちの協力でさがしだした犯人は豆吉と同じ年ごろの少年・小宇平で、なんとスリの大名人「そよ風宇平」の孫だという。しかも、本当の名前はお幸、女の子だった!スリをやめるよう説得され、手先の器用さをいかして手品を習い始めた「こうちゃん」は若豆屋常連で手品好きの老人のもとへ通うのだが・・・。「お江戸豆吉」シリーズ第3弾

れんこちゃんのさがしもの (戸(と)森(もり) しるこ 著) 1冊 福音館書店  2021年6月
食べることが大好きなれおくん。ある日、料理のお手伝いでれんこんを輪切りにしていると、まな板の上のれんこんと、目があいました。煮物になりたくないれんこんの「れんこちゃん」はキッチンを飛び出します。れおくんが追いかけた先で、タイヤやボタンになろうとしますが、どれもしっくりきません。れんこちゃんはどうして煮物になりたくないのでしょう・・・?色んな姿をしたれんこちゃんの触図も入っています。

音声デイジー図書

一般書

*岩波講座コミュニケーションの認知科学 3 母性と社会性の起源                                   (安西 祐一郎, 今井 むつみ ほか 編) (12:48) 岩波書店 2014年8月
「育てる」「真似る」「教える」「だます」といった他者との相互作用の進化的基盤はどこにあるのか。人の知性や社会性の獲得にいたるしくみを、赤ちゃん学や動物学・ロボット学の成果を通して明らかにし、研究の方向性を示す。

*14歳の教室――どう読みどう生きるか (若松 英輔 著) (5:26) NHK出版    2020年7月
先が見えずに苦しいとき、言葉が君を支えてくれる。「おもう」「考える」など素朴な動詞の意味を問いながら、大切な言葉と出会う7つの授業。筑波大学附属中学校での講義をもとに書籍化。

セネカ 人と思想 186 (角田(かくた) 幸彦 著) (13:25) 清水書院 2014年9月
ローマ帝政の暴虐と化した時代を生きた、哲学者・悲劇作家・宮廷政治家のセネカ。キケローと並んで、ヨーロッパ精神史の恩人である彼の人間性に迫る。

人生を言いなりで生きるな (永松(ながまつ) 茂久(しげひさ) 著) (4:03) きずな出版 2022年7月
周囲に合わせすぎてしまう、言いたい事をうまく伝えられない…。相手に合わせる「いい人」はもうやめよう。他人の言いなりから抜け出す生き方を伝える。

大安心――心配するな、何とかなる (尾関(おぜき) 宗園 著) (7:30) PHP研究所   1981年9月
不安の時代をしたたかに、堂々と生き抜く極意。それは禅の「安心立命(あんしんりつめい)」にある。「超常識」の禅者・尾崎宗園が、あなたの心を解き放ち、はつらつとした気力を甦らせる、渾身の書下ろし!

古代中国の日常生活――24の仕事と生活でたどる1日 (荘(そう) 奕(えき)傑(けつ) 著,        小林 朋則(とものり) 訳) (10:05)原書房 2022年2月
古代中国・漢の時代。ある一日を医者・墓泥棒・産婆など24人の市民の目線でたどると、日常の生活が見えてくる。研究成果を元に、人々の暮らしを描く。

ビスマルク 人と思想 182 (加納 邦光(くにみつ) 著) (9:46) 清水書院 2015年9月
「鉄血宰相」と呼ばれた政治家ビスマルク。私生活と生身の人間像にも注目しつつ、彼の政治と成し遂げたドイツ統一の意味を検証する。

ハンナ=アーレント 人と思想 180  (太田 哲男 著) (9:48) 清水書院 2016年9月
ドイツ出身の政治哲学者ハンナ=アーレント。アメリカ合州国市民権の獲得までの経歴を紹介し、『全体主義の起源』を中心に彼女の著作を解説する。

アサーティブ・コミュニケーション (戸田 久実 著) (5:10) 日経BP日本経済新聞出版
2022年7月
互いの立場や主張を大切にした自己主張・表現である「アサーティブ・コミュニケーション」。その考え方や実践法を解説する。ケース別の対応例も収録。

終活!――送る人送られる人もホッと満足できる本 (後閑(ごかん) 愛(めぐ)実(み) 著) (5:14)まこといちオフィス 2022年7月
幸せな最期を迎えるために本人と家族がすべきことなど、「最高の終活」をするための方法を看護師が解説。終活に失敗した人たちからの学びも収録する。

性の多様性ってなんだろう? (渡辺 大輔 著) (5:55) 平凡社 2018年6月
あなたの“性”はなんですか? LGBTだけじゃない、「普通」の性のあり方も通して、どう社会の中で生きていくかを考えるための本。おすすめの本・マンガ・映画も掲載。

未来の科学者たちへ  (大隅(おおすみ) 良典, 永田 和宏 著) (7:49) KADOKAWA 2021年11月
2人の研究者が、「役に立つかどうか」の指標が入り込む風潮に警鐘を鳴らし、新たな価値観を提示。この世の理を見出す科学研究の魅力と楽しさを伝える

寝ても覚めてもアザラシ救助隊 (岡崎 雅子 著) (6:53) 実業之日本(にほん)社       2022年6月
幼い頃に出会ったぬいぐるみによりアザラシの虜となった著者。アザラシの保護施設で働く彼女が、保護活動や、アザラシが抱える問題などを綴るエッセイ。

薬膳・漢方の毒出し食材大全――いつもの身近な食材184種  (薬(くすり)日本堂 監修) (7:26)河出書房新社 2021年7月
野菜、きのこ、海藻、果物、調味料…。手軽に手に入り、気になる体質や不調の改善を助けてくれる「毒出し食材」184種を、漢方の考え方で選んで解説。

世界ではじめて人と話した犬ステラ (クリスティーナ・ハンガー 著, 岩崎 晋也 訳) (10:00)早川書房  2022年9月
自閉症児とコミュニケーションデバイスで会話してきた言語聴覚士は、子犬にそれが応用できないかと考え…。世界で初めて人間と話した犬との日々を綴る。

よりみち日記 (道草(みちくさ) 晴子(はるこ) 著) (4:05) 新潮社 2020年10月
立ち止まっても、道に迷っても大丈夫。悩み多き日々も、振り返ればこんなに愛おしい-。13歳でちばてつや賞を受賞、14歳で精神科デビュー。波乱万丈な日々を送る著者の実録コミックエッセイ。

ことばと算数――その間違いにはワケがある (広瀬 友紀 著) (4:12) 岩波書店        2022年7月
算数の問題を解いていて、混乱するのは子どもだけとは限らない。言語学者が、小学生の算数の宿題やテストの間違いから、ことばと算数の関係にせまる。

文学書

谷崎潤一郎 人と思想 198 (板東(ばんどう) 洋介 著) (10:52) 清水書院 2020年8月
女性の美しさを描き続け、“無思想”の作家と評された谷崎潤一郎。彼が持っていた「思想」や「哲学」の内実を、日本思想史の流れの中から捉える。

*花(はな)野原(のはら)――句文集 (山﨑 光子(みつこ) 著) (2:27) 2022年6月
視覚障害当事者の著者は、新潟県から千葉県木更津市に転居。その後「はたざわ句会」に入会し、20年間にわたり、俳句を作成した。その俳句と随想を整理し、まとめたもの。

*マイブラザー (草野 たき 著) (5:25) ポプラ社 2021年11月
わんわんと大声で泣いて、ひっくり返って、足をばたつかせて、誰かを思いっきり困らせてみたい。14歳だって、5歳児みたいに…。イクメン中学生の、悩める日々とめざめを描いた書き下ろし成長小説。

あなたが誰かを殺した (東野 圭吾 著) (11:05) 講談社 2023年9月
閑静な別荘地で起きた連続殺人事件。愛する家族を奪われた人々は真相を知るため「検証会」に集う。そこに、長期休暇中の刑事が現れ…

*ふしぎ遊戯外伝 3 雪(ゆき)夜叉(やしゃ)伝 (渡瀬(わたせ) 悠宇(ゆう) 原作, 西崎めぐみ 作) (5:11) 小学館 1999年3月
最愛の妹の死から6年。未だ悲しみに暮れる16歳の柳(ぬり)宿(こ)は遠縁の住む雪ヶ瀬村へ。その頃、星宿(ほとほり)の妃探しが始まり、村での妃候補は白蓮という美少女と柳宿。同時に二人は村に伝わる人喰い雪女の生贄候補でもあった…!

*ふしぎ遊戯外伝 4 流星(りゅうせい)伝 (渡瀬 悠宇 原作, 西崎めぐみ 作) (4:51) 小学館 
 1999年6月
〔亢(こう)徳(とく)、俊(しゅん)角(かく)兄弟が9歳の時、両親は内戦に巻き込まれ死去。遠縁の家で亢徳はか弱い弟を守りながら不遇な3年を過ごす。その後2人はある事情から離れ離れになるが、それは2人の過酷な運命の始まりだったのだ。〕

*ふしぎ遊戯外伝 5 朱雀悲伝(すざくひでん) (渡瀬 悠宇 原作, 西崎めぐみ 作) (5:06) 小学館 1999年9月
星宿(ほとほり)が彩賁(さいひ)帝(てい)となった日から始まった、母・猛太后の恐怖政治に悩み苦しんだ星宿の少年時代とは? そして星宿と鳳綺(ほうき)との恋愛の陰には、星宿の生き別れの兄との出会いと憎しみがあった!? 柳(ぬり)宿(こ)と鳳綺の友情話もあり。

スタール夫人 人と思想 185 (佐藤 夏生(なつお) 著)(7:27) 清水書院 2015年9月
フランス革命時にロマン主義理論を確立した文学者スタール夫人は、政治・社会・文化の広い領域にわたる著作も残している。彼女の生涯と思想を描き出す。

児童書

*ちびっこわにのぼうけん (司(つかさ) 修(しゅう) 作・絵) (0:51) 偕成社 1971年3月
動物園に連れてこられたわには檻から出ようと苦心するが、お菓子の甘い味を覚え檻の中の生活に満足してしまう。ところが…