おすすめ図書の紹介(2024年3月)

『重要事件で振り返る戦後日本史 日本を揺るがしたあの事件の真相』(佐々(さっさ) 淳行(あつゆき) 著)
SBクリエイティブ社 2016年
今年2024年は昭和でカウントすれば昭和99年。来年は昭和100年。私たちが歩んできた昭和を少し振り返ってみませんか。数多の大事件は、歴史の流れの中の「大見出し」だ。今の自分は、なぜここに存在するのか、日本はなぜ今の形で存在するのか――歴史を学ぶ意義がここにある。日本の方向を命がけで決断し、そのために汗を流した無数の先人たち。一度ばかりか二度までも、世の中の危険な流れを変えた著者が、戦後日本の大事件に自分史を重ねる。「国家危機管理」に半生を捧げた波瀾万丈のドキュメント。

(今野(こんの)) 
 

『考えて、考えて、考える』(丹羽 宇一郎(ういちろう), 藤井 聡太 著)講談社 2022年     
この本の中で、一番好きな言葉ですが、「勝ちを目指すな、負けないことを考えろ。」です。
なるほどなぁ、と思いました。やはり勝ちを意識すると悪手を指すからなんでしょうね。
藤井聡太八冠は、局面ごとに最善手を指すことを心掛けているそうです。(八冠とは、将棋のタイトルの種類で、名人・竜王・王将・王位・棋王・棋聖・叡王・王座を言う。)
この本は、幼少のころから19歳にいたるまでの足跡を丹羽宇一郎さんと藤井聡太八冠が一門一答で書かれています。
一度手に取ってみてはいかがでしょうか? ありがとうございました。

(仲野(なかの))