2023年10月
2023年09月29日
書名、著者名、冊数、原本出版者、出版年、解説の順
2023年10月
点字図書
一般書
*朝1分間、30の習慣。――ゆううつでムダな時間が減り、しあわせな時間が増えるコツ
(マツダ ミヒロ 著) 2冊 すばる舎 2022年5月
〔朝との向き合い方で幸福度は変わる!「質問」「行動」「計画」を軸にした、生産性も上がる、
朝におこなうべき30の習慣を紹介する。〕
*幸せに生きる100の智恵 (葉(よう) 祥明(しょうめい) 著) 1冊 日本標準 2014年9月
〔誰かに気兼ねする必要はない。君はやりたいことは断固としてやり、やりたくないことは厳としてやらないでよろしい!人の目など気にせず、自由にのびのびと、幸せに生きるヒントがつまったメッセージ集。〕
*ラジオと憲法 (角田(すみだ) 龍平 著) 2冊 三才ブックス 2022年8月
〔元・漫才師という異色の経歴を持つ弁護士・角田龍平、初の単行本。これまで出会った芸人、作家、歌手、女優、裁判官にプロレスラー、大スターから市井の奇人まで、ラジオが引き寄せた奇跡の邂逅を描いたコラム集。〕
*永六輔(えいろくすけ) 大遺言(だいゆいごん) (さだ まさし, 永(えい) 拓実(たくみ) 著) 4冊 小学館 2022年7月
〔さだまさしが聞き手となり、永六輔の「好奇心」「行動力」「人脈」「仕事」の秘密に迫った対談を収録し、永六輔の短く 含蓄に富んだ数々の名言を「弟子」さだまさしと「孫」が余すことなく紹介。〕
*9月1日 母からのバトン (樹木(きき) 希林(きりん), 内田(うちだ) 也哉子(ややこ) 著) 3冊 ポプラ社 2022年8月
〔「どうか、生きて」 2018年9月1日、病室で繰り返しつぶやいた樹木さん。夏休み明けのこの日、学校に行きたくないと思い悩む子どもたちが、自ら命を絶ってしまう。樹木さんは生前、不登校の子どもたちと語り合い、その事実を知っていた。樹木さんが遺した言葉と、それを受け内田也哉子さんが4名と対話し、紡ぎ出した言葉をまとめた一冊。〕
*教師としてシンプルに生きる (若松 俊介 著) 2冊 東洋館出版社 2022年12月
〔子どもとのかかわり方」「職員室での過ごし方」「ネットでの情報収集」……人間と関わる複雑な職業
「教師」は、シンプルに生きるのが難しい。「いつも周りの先生の目を気にしながら指導していてとてもしんどかった」著者。『心配事の9割は起こらない』の著者・枡野(ますの)俊(しゅん)明(みょう)師との対談などを通して見つけた、自分らしく教師として生きるための感情のマネジメント方法や、子どもたちとの向き合い方を記します。〕
*なぜ、歯ぐきが健康な人ほどいつまでも長生きできるのか (船越(ふなこし) 栄次(えいじ) 著) 2冊 クロスメディア・パブリッシング 2022年5月
〔「歯ぐき」と「全身の健康」、および「老化」との関係性を追究するとともに、いつまでも健康な状態で長生きするためにはどうすればよいのかを、「歯ぐき」というアプローチから示す。インプラントで失敗しないコツも紹介する。〕
*甲子園に行くのが夢だった――高校野球が教えてくれた大切なこと (松坂(まつざか) 大輔 著) 2冊 飛鳥新社 2022年7月
〔涙がとまらない高校野球の実話ストーリー。甲子園に行けた人、行けなかった人、球児を支える親の話など…。プロの野球ライターが、全国で取材した話が16話掲載されている。〕
文学書
*十津川警部捜査行 カシオペアスイートの客 (西村 京太郎 著) 4冊 双葉社 2022年11月
〔終着駅札幌に着いた豪華寝台特急カシオペアのスイート展望室で若い女性の刺殺体が発見された。その個室の男性客は姿を消していたが、同じ列車に乗り合わせた警視庁の退職刑事・内山には、男性客と会ったという記憶があった。北海道警の捜査に協力した内山は、元上司の十津川に連絡をする。やがて、8ヵ月前に渋谷で起きた資産家殺人事件との関係が浮上。その事件は容疑者の自殺で決着したが……。消えた男性客の正体と行方は!?〕
*なめらかな世界と、その敵 (伴名(はんな) 練(れん) 著) 6冊 早川書房 2022年4月
〔いくつもの並行世界を行き来する少女たちの青春を描いた表題作のほか、伊藤計劃(けいかく)「ハーモニー」へのトリビュート「美亜羽(みあは)へ贈る拳銃」、未曾有の災害に巻き込まれた新幹線の乗客たちをめぐる書き下ろしなど、全6編を収録。〕
*うつくしが丘の不幸の家 (町田 そのこ 著) 4冊 東京創元社 2022年4月
〔三階建て一軒家を購入。これから暮らすこの家は夢と幸せの象徴だった。ここが「不幸の家」と知るまでは。「不幸の家」でしあわせについて考える5つの家族を描く連作小説。〕
*ビッグ4(アガサ・クリスティー 著, 中村 妙子(たえこ) 訳)4冊 早川書房 2004年3月
〔突然ポアロの家に倒れこんできた英国情報部員は、うわの空で数字の4を書くばかりー国際犯罪組織〈ビッグ4〉と名探偵の対決はこうして幕を開けた。証人を抹殺し決して正体をあらわさない悪事の天才四人を追って、大陸へ渡ったポアロを恐るべき凶手が待ちかまえていた。〕
*セルリアンブルー海が見える家 下 (T.J.クルーン 著, 金井(かない) 真弓 訳) 5冊
オークラ出版 2022年11月
〔施設長アーサーと個性豊かな子どもたちに翻弄されながらも、彼らと向き合い、理解を深めてきたライナス。謎の多い施設長アーサーが気になるライナスは、地下室へとつながる扉を発見し、思いもよらない〈事実〉を知り…。〕
*死ぬより老いるのが心配だ――80を過ぎた詩人のエッセイ
(ドナルド・ホール 著, 田村 義進(よしのぶ) 訳) 2冊 辰巳出版 2022年2月
〔アメリカの作家、編集者、桂冠詩人でもある著者が、自身の癌、最愛の妻の死を経て80代になり、そこから見える風景、過去を振り返りながら今を生きることを静かに、リリカルに、そしてユーモラスに描いた爛熟のエッセイ。〕