点訳ボランティア養成講座
点字図書製作
一般文字(墨字という)を、6点の組み合わせから構成される点字に訳すことを「点訳」と言います。目の不自由な方は、その浮き上がった点によって様々な情報を得ています。
当センターでは約200名の点訳ボランティアの協力のもと、点字図書を製作しています。
また、年10回、全国の盲学校児童生徒へ「小さな童話」を配布しています。
(1970(昭和45)年から、全国の盲学校へ、ご希望数を無償で配布しています)
点訳とは
活字を読めない視覚障害者のために点字に直します。
点字はカナ体系ですので、本に書いてある漢字カナ混じり文をすべてカナに直します。カナだけで書いた文章は読みづらいので、分かち書きをします。
たとえば、「オショクジケン」と書かれていたら、あなたは何を想像しますか?
「汚職事件」ですか?「お食事券」ですか?
「汚職事件」ならば「オショク■ジケン」と、間でマスあけしますし、「お食事券」なら「オショクジケン」と全部続けます。点訳では、全文を文節分ち書きします。
中学生のときに習った文法の知識が役立ちます。 漢字を正しく読めることも大切です。
点訳ボランティア養成講座
千葉県と千葉市の委託により、点字図書を製作する点訳ボランティアの養成講座を毎年行っています。
毎年3月に募集します。
受講資格
(1)年齢23歳以上70歳くらいまでの方
(2)数回目からパソコン点訳になりますので、パソコンをお持ちか、(今後)購入できる方
(3)メールを使っての宿題の送受信になりますのでパソコンメールを(今後)できる方
受講料は無料です。 ただし、年間を通じ、テキスト代など、1万円と少しかかります。
内訳は、点訳ソフト(点字編集システム)・テキスト『点訳のてびき第3版』・参考書『点字表記辞典』
定員は20名です。 宿題を見るために、多くの時間を要しますので、人数制限をさせていただきます。
毎回定員以上の申し込みがあるため、説明会の時に選考試験を行います。
日程・時間
すべて火曜日、時間は原則として午前10時15分から2時間です。
5月から翌年3月までの間に、隔週で20回行います。
会場案内
JR成田線・総武本線 四街道駅下車(千葉駅から約10分)
四街道駅から徒歩約5分
メール:tenyaku@tisikyo.jp