生活支援サービス

歩行訓練の様子の写真

 

1.視覚障害者に対する生活支援

概要

多くの方は、視覚に障害を受けると何もできなくなると思いがちです。しかし、残存視力を活かすような目の使い方や支援機器を活用することにより、豊かな日常生活を過ごせるようになる可能性があります。また、視力だけに頼らず、指や手で触れた感覚で補うことができます。当センターでは、千葉県等からの委託により視覚障害者の自立を支援し、社会参加を促進するための支援事業として、生活支援を実施しています。具体的には、生活上の諸問題に関する相談、歩行訓練、コミュニケーション訓練(点字・パソコン)、日常生活訓練などです。

内容

相談(生活上の諸問題)

歩行訓練

コミュニケーション訓練(点字・パソコン)

日常生活訓練(身辺管理・家事管理)

対象:千葉県在住の視覚障害者 (千葉市、市川市を除く)

実施方法:訪問または通所

費用:無料(ただし、本人にかかる交通費、食費等は自己負担)

詳細については 生活支援の内容をご参照ください。

問い合わせ先 電話043-424-2582

2.生活支援の内容

相談

福祉制度・年金制度・施設利用・就労・就学といった、生活上の諸問題についてのご相談をお受けします。また、専門的な事柄については関係機関をご紹介します。

歩行訓練

まずは、生活の場である自宅等において、壁や手すりを利用した屋内歩行から始めます。次に手引きによる歩行、自宅付近を一人で安全に歩くための白杖歩行、必要に応じて、バスや電車などの公共交通機関の利用、また、商店や病院など日常よく使う場所へ一人で安全に歩くための白杖歩行を行います。

コミュニケーション訓練

◆点字

点字は、縦3点・横2点の6つの点を指先で触って読みます。一人で読み書きできる視覚障害者のための文字です。読み書きの習得を目指します。

◆パソコン

画面読み上げソフトや拡大ソフトを使い、文書作成のための技術を習得します。また、マウスを使わないでキーボードから操作する方法についても行います。

日常生活訓練

残存した視覚や、触覚・聴覚などの視覚以外の感覚を利用し、日常生活をおくるうえで必要な身辺管理(身だしなみ、整理整頓、金銭管理、電話の使用など)、家事管理(掃除、洗濯、調理、買物、裁縫など)に関する知識と技術について支援します。

3.ロービジョン相談(要予約)

当センターでは予約制でロービジョン相談を行っています。拡大読書器や拡大鏡(ルーペ)、遮光眼鏡などロービジョンの方のための用具を紹介します。販売はありませんので、ご了承ください。

 

ご予約など問い合わせ先 

電話:043-424-2582