沿革
千葉県視覚障害者福祉協会 沿革 (◆は視障センター関係)
1943(昭和18)年
「大日本盲人会千葉県支部」結成(現在の「社会福祉法人千葉県視覚障害者福祉協会」の前身)(5月2日)(初代会長・加藤一郎)
1949(昭和24)年
「千葉県盲人福祉協会」設立。千葉市亥鼻町86番地に旧県立盲学校校舎を借り受け「千葉県盲人会館」を設置(7月)
1951(昭和26)年
◆千葉県盲人会館内に「千葉県点字図書館」開館(初代館長・加藤一郎)(10月1日)
1953(昭和28)年
◆「千葉点字出版所」を開設
1958(昭和33)年
◆県の委託事業として一般向けの点字講習会開始
1961(昭和36)年
◆テープライブラリー新設(日本点字図書館製作テープの中継貸出)
1963(昭和38)年
千葉県盲人福祉協会は、千葉県盲人会及び千葉県鍼、灸、按・マッサージ師会と会計を分離。千葉県盲人会は、名実ともに独立
◆盲人会館は、この年、千葉市亥鼻から同市小中台町(現千葉市稲毛区小仲台5丁目)に移転し、「盲人福祉センター」と名称変更。点字図書館は、名称を「千葉点字図書館」と改称(11月)
1970(昭和45)年
◆千葉県の委託による点字版「県民だより」発行開始(隔月刊、40ページ、650部)
◆点字版「小さな童話」の発行開始(全国の盲学校へ無料配布)
1971(昭和46)年
◆テープ雑誌「声の週刊朝日」の製作開始
1972(昭和47)年
盲婦人家庭生活訓練事業開始
◆月刊テープ雑誌「中学生」「高校生」「生活の知恵」の製作を相次いで開始(いずれも墨字原本の休刊に伴い、平成11年までに廃刊)
1974(昭和49)年
「千葉県盲人会」は、千葉県身体障害者福祉協会から独立し、「千葉県視覚障害者福祉協会」と改称(4月18日)
盲人ガイドヘルパー派遣事業開始
◆点字図書館において、点訳者養成のための点字通信教育、中途失明者への点字指導、カナタイプ講習、盲人用具の販売開始
1976(昭和51)年
盲青年社会生活教室開催事業開始
1977(昭和52)年
「社団法人千葉県視覚障害者福祉協会」として法人格を取得(5月25日)
◆音訳図書をオープンテープ方式からカセットテープ方式に切り替える
1986(昭和61)年
◆テープ版「図書館だより」創刊
1987(昭和62)年
◆千葉県の委託によるテープ版「声の県民だより」の発行開始
1988(昭和63)年
◆日本IBM(株)の社会貢献の一環として、点字情報ネットワーク「IBMてんやく広場」(後の「ないーぶネット」)が誕生(同社のハード・ソフト両面からの援助により、点字図書館界にパソコン点訳が普及する)
1990(平成2)年
◆「IBMてんやく広場」に加盟し、プリンティングセンターとしての活動を開始するとともに、点字によるプライベート・サービスを開始
1991(平成3)年
点字即時情報ネットワーク事業開始
◆改正身体障害者福祉法により、点字図書館は視聴覚障害者情報提供施設へと施設種別変更
1994(平成6)年
事務所を、千葉市稲毛区小仲台から四街道市四街道に移転(4月1日)。新装なった千葉点字図書館の6階を借用
この年から、政令都市千葉市の視覚障害者協会が分離独立
◆四街道市四街道に新築移転。法人名が(社福)視力障害者愛の友協会から(社福)愛光に変更される
1995(平成7)年
◆点字出版を、亜鉛版製版とローラー印刷からパソコン点訳と高速点字プリンターによる方式に変更(1月)
1998(平成10)年
独力で事務所を持つべく、事務所建設に向けた基金を創設(8月1日)
2000(平成12)年
◆図書管理システムの導入に踏み切り、データ入力等準備作業に着手(9月)
2003(平成15)年
◆組織改革に伴い、点字図書館に自立訓練部門(千葉県・千葉市・船橋市・市川市・松戸市からの受託事業)を併設し、視覚障害者に対する総合的支援サービス提供組織として再編。事業所名を「視覚障害者総合支援センターちば」と改称。これに伴い、館長を所長と称する
◆ホームヘルパー等養成研修事業を創設
◆点訳者の養成を通信教育から講習会方式に変更
2004(平成16)年
◆千葉県・千葉市・船橋市より補装具の取り扱い事業者指定を受ける
2005(平成17)年
◆障害者支援施設リホープより、千葉県委託事業「障害者ITサポートセンター事業」の移管を受ける
◆自館製作録音図書のデイジー化に着手
2007(平成19)年
事務所建設計画の検討委員会始まる(1月)
◆愛光(法人)創立50周年記念事業の一環として「点字の歩み展」を開催。記念事業として『見えない世界を見てみよう~指から広がる福祉教育』刊行
2008(平成20)年
◆「週刊朝日」のデイジーによる全文音訳版製作を開始(録音テープ2時間分の抜粋版製作継続)
◆柏市中途視覚障害者自立更生支援事業を受託
2009(平成21)年
千葉県視覚障害者福祉会館(事務所)竣工(3月)
2010(平成22)年
県から委託されている盲青年社会生活教室開催事業と盲婦人家庭生活訓練事業が統合され、視覚障害者社会生活訓練教室開催事業になる
◆千葉県より「視覚障害者パソコン利用促進事業」を受託(パソコン教室36講座を開講)
2011(平成23)年
公益社団法人格取得(4月1日)。名称を「公益社団法人千葉県視覚障害者福祉協会」として、更に公益性の高い事業活動へ踏み出す
◆市川市視覚障害者自立生活支援事業の受託契約終了
◆愛光・あかね・トライアングル西千葉共同事業体により、千葉県の障害者IT支援事業を受託(愛光が代表)
2013(平成25)年
同行援護従業者養成研修を自主事業として初めて実施(3月)
◆ワークショップ四街道開所(2月)
2014(平成26)年
同行援護事業所「のぞみ」開設(6月1日)
県から委託されていた同行援護従業者養成研修事業が終了となる
2015(平成27)年
◆「読みに困難を持つ児童生徒に対するマルチメディアデイジー教材提供事業」を実施。
2016(平成28)年
この年から視覚障害者総合支援センターちばの移管に向けた協議が本格化する
◆アイサポートを船橋市にて開所(4月)
2017(平成29)年
3月1日(水)千葉県より社会福祉法人認可
3月13日(月)法人登記完了。正式に社会福祉法人千葉県視覚障害者福祉協会となる
3月31日(金)公益社団法人廃止のための総会開催
4月1日(土)視覚障害者総合支援センターちばが、正式に社会福祉法人千葉県視覚障害者福祉協会の経営とな る。その結果、点字図書館事業、点字出版事業、IT支援事業、生活支援事業等の情報提供事業に合わせて就労支援B型事業(ワークショップ四街道)、障害者相談支援事業(アイサポート)、同行援護従業者派遣事業(のぞみ)の運営と会員活動を行う法人がスタートした。
千葉県視覚障害者福祉協会 歴代会長
就任年 |
氏名 |
|
初代 |
1943(昭和18) |
加藤 一郎 |
第2代 |
1962(昭和37) |
斎藤 元治 |
第3代 |
1963(昭和38) |
酒井 弘育 |
第4代 |
1971(昭和46) |
田村 栄一 |
第5代 |
1982(昭和57) |
遠山 喜信 |
第6代 |
1983(昭和58) |
岩崎 修 |
第7代 |
1990(平成2) |
岡田 正平 |
第8代 |
1994(平成6) |
室岡 正司 |
第9代 |
2004(平成16) |
向後 和子 |
第10代 |
2008(平成20) |
小林 英樹 |
第11代 |
2012(平成24) |
伊藤 和男 |
視覚障害者総合支援センターちば(千葉点字図書館)歴代所長(館長)
就任年 |
氏名 |
|
初代 |
1951(昭和26) |
加藤 一郎 |
第2代 |
1977(昭和52) |
七五三 久雄 |
第3代 |
1988(昭和63) |
山口 芳夫 |
第4代 |
1991(平成3) |
千田 米蔵 |
第5代 |
2001(平成13) |
高梨 憲司 |
第6代 |
2009(平成21) |
髙橋 惠子 |
第7代 |
2013(平成25) |
伊藤 和男 |
第8代 |
2017(平成29) |
川崎 弘 |