新しい体制がスタートします

 7月になりました。と、元気に書き出しましたが、実はこの原稿を執筆しているのは6月24日月曜日です。外は雨が降りしきっています。7月といえば夏本番、梅雨明けとともに猛暑というイメージですがまだ朝晩は肌寒い。このようにタイムラグを感じることが多くあります。本の世界へはタイムスリップ、現実へ戻るとタイムラグ。くだらないことを書いているようですが世の中なかなか思うようにはいかないようです。

 

 そういうなかで嬉しいお知らせが飛び込んできました。

麻生氏が金融審査会の報告書受け取りを拒否した、いわゆる2000万円問題で国会が紛糾し、成立が危ぶまれた「視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律(通称:読書バリアフリー法)は6月21日(金)15時頃、衆議院本会議において全会一致で成立しました。本当によかったと思います。計画の策定や協議の場の設置が国の責務で行われることとなりました。

 法律の内容については別の機会に触れたいと思います。

 

7月に入ると参議院議員選挙が行われます。センターでは千葉県選挙区と比例南関東ブロックの音声版選挙のお知らせを作成します。6月中から資材の搬入が始まっています。墨字の選挙公報が配布されるのに時期を同じくするよう努めています。

 

千葉県視覚障害者福祉協会では理事の任期満了に伴い、6月23日の理事会より新しい体制となりました。(3名再任、3名新任) 新しい会長に古山日出男(こやまひでお)が就任しました。評議員については任期途中ですが5名の欠員補充のためあらたに5名が選任されました。(現員13名) 当事者からなる活動推進委員会委員の補充選挙はこれから行われます。当事者団体として発足し今年で77年目を迎えました。諸先輩方の努力のうえに現在があることを肝に銘じ精進していきたいと思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

多くの皆様に支えられ、私たち職員一同これからも、これまで以上に皆様に利用していただける施設づくりを目指しますので今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。