台風19号で被害を受けられた皆様にお見舞い申し上げます/「わくワークちばてんフェスタ2019」へのお誘い

 11月になりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。先月号で台風15号による被害に対し、お見舞いを申し上げましたが、その被害の全貌が定まらない10月12日に千葉県を通り過ぎた台風19号は、県内にも新たな被害をもたらし、さらに長野、神奈川、福島をはじめとした12都県で甚大な被害をもたらしました。被害を受けられた皆様が一日でもはやく普段の生活を取り戻せますようお祈り申し上げます。

 この原稿を書いているのは10月19日です。千葉県防災危機管理部は、台風15号と19号それぞれの被害状況を、毎日更新しています。10月18日時点での家屋の被害状況は、15号が、全壊220棟、半壊2,193棟、一部損壊40,679棟、19号が、全壊9棟、半壊25棟、一部損壊667棟で、19号はもちろんのこと15号分も毎日増加しています。1ヵ月以上たってもいまだ被害の全貌がわかりません。風の被害でもこうですから、数万棟ともいわれる今回の浸水被害の認定は難しいのでしょうね。

 あらためて、防災について考えなければなりませんね。自治体によると要援護者の届を提出している方については優先的に安否確認等支援をしているとのことですが、この届がなかなか提出されないとのことです。(お恥ずかしながら我が家の家内も出していません。)避難所へ行ってもトイレ等で不便な思いをしたり、余計な気遣いをしないといけないから自宅にいるということを家庭内でも言われて困っています。そうならないような環境整備を、視覚障害のことをわかってもらえるような啓蒙活動をさらに進めていかなければならないと痛感しています。

 さて、話はがらりと変わりまして、恒例となりました「わくワークちばてんフェスタ2019」が11月15日(金)、16日(土)の二日間にわたり開催されます。実行委員を中心に皆様に楽しんでいただける企画の準備をしております。作品に触れることのできる講演会や思わず泣けてしまうライブ上映会など、詳細なご案内がこのあとございますので、是非、お聞きいただきたいと思います。当日、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。

 多くの皆様に支えられ、私たち職員一同これからも、これまで以上に皆様に利用していただける施設づくりを目指しますので今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。