新年度スタート!

 4月になりました。皆様お変わりございませんか。2月後半から3月にかけ、全世界を席巻したコロナウイルスは私たちの生活にも大きな影響を及ぼしています。学校が休校し多くの施設が休館したため、サークル活動やイベント等の開催もできなくなり、不自由な思いをされている方も多いと思います。私たちの視障センターは県の担当者と連絡を取り合いながらなんとか休館せずにやってきておりますが、社会見学の中止をはじめ各種体験会、講習会等は中止や延期を余儀なくされております。「なんでここまで」という気持ちは正直なところありましたが、利用者と職員の安全を第一に考え冷静に判断させていただきました。それでも点字図書館運営事業、点字出版事業、生活訓練事業、IT支援事業、用具販売事業、相談事業、就労継続支援事業は感染予防対策を施しながら実施できております。同行援護事業につきましてはやむを得ない場合、行先変更等お願いをしながらの運営をしております。今後もむやみに怖がることなく、普段からの感染予防対策をしていきたいと思います。みなさま、どうぞご自愛ください。

 さて、新年度はお正月に次いで心機一転できる時期ですね。以前、音訳指導でお世話になっていた先生からは、年賀状の返事を「謹賀新学年」としてこの時期にいただいておりました。

 この4月、新法人として4年目を迎えることができました。これもひとえに皆様方のご支援のおかげです。あらためまして感謝申し上げます。

 法人の経営理念の冒頭に「福祉社会を照らす愛の灯台」という言葉があります。これは、ヘレン・ケラー女史の願いに通づるものです。創始者加藤一郎先生を同じくする社会福祉法人愛光の経営理念の冒頭にも同じ文言が使われています。

 私たちが灯台になれているかはわかりませんが、各部署ごとにスローガンを掲げています。ちなみに視覚障害者総合支援センターちばのスローガンは「楽しく豊かな生活を目指した支援を!」です。何事も楽しくできるといいですね。心機一転よろしくお願いします。

 多くの皆様に支えられ、私たち職員一同これからも、これまで以上に皆様に利用していただける施設づくりを目指しますので今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。