私の癒されどころ
所長 川崎 弘
2月になりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。お変わりございませんか。
センターも徐々にではありますがさまざまな活動が復活し賑わいを取り戻してきました。本当にうれしく思います。ただ、いまだ新型コロナは猛威を振るっております。感染防止対策を施しながら事業運営するしかありません。皆様にはご不便をおかけし恐縮ですが引き続き感染防止対策にご協力いただきますようお願い申し上げます。
さて、毎年この時期に東洋大学が主催する現代学生百人一首の入選作が発表されます。今年は1月16日に発表されました。オンラインから対面へ変わった喜びが多く見受けられました。家族のありようもそれぞれ、なかにはほろっとさせられるもの、笑いをさそうものとみずみずしい感性がみられます。川崎の独断で選んでみました。
・マスク越し飽きるほど見た君の顔弁当開けばまた別の君
・文化祭初の対面ミュージカル拍手はこんなに嬉しかったか
やっと対面でできた喜びですね。
・青い空金色(こんじき)の野のウクライナ描くためには赤はいらない
早く平和な生活が戻りますように。
・嫌なこと「多様性」だとまるめられ少し不安な私の未来
違いを受け入れることは大事だけど、すべてを「多様性」という言葉で理解したつもりになることに不安を感じる気持ち、わかるなあ。
・まじやばいガチでえぐいわそれは草スパイのような僕らの会話
若者ならではですね。
・内定の通知書そっと見せてみた親の笑顔が忘れられない
最後はちょっとほろっとしてしまいました。
話は変わりますが、サラリーマン川柳から名前を変えた「サラッと一句、私の川柳」の入選作が2月下旬に発表されるようです。それに先立ち私のふるさと長崎の「地方版サラセン」が発表されましたので最後にご披露します。
最優秀賞 父と母 よかね?よかよか! 会話する
(雰囲気だけでもつかんでください)
優秀賞 照れワーク ずっと一緒も せからしか
(「せからしか」は怒って言うと「うるさい」、を強めたような意味合いですが、照れていうと「むずむずする」ような意味合いです。)
なんとも長崎らしいと感じてしまいました。
今月もこんなことにお付き合いいただきありがとうございます。
多くの皆様に支えられ、私たち職員一同、これからも、これまで以上に皆様に利用していただける施設づくりを目指しますので今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。