新たな録音雑誌の発行に向け準備中です
所長 川崎 弘
10月になりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。お変わりございませんか。
今年は9月も半ば過ぎまで暑かったですね。さすがに堪えました。蝉と秋の虫が同時というのも驚きでした。猛暑日の日数の更新が関東地方の多くであったようですが千葉だけ免れたようです。海に近い埋め立て地で観測しているからでしょうか。これが市原市牛久や茂原市だったりしたら埼玉あたりと競ったかもしれませんね。また、勝浦市の涼しさが日本中の話題にもなりました。北海道でさえ、猛暑日が続いたのですから無理もありません。
さて、週刊朝日の休刊から4ヶ月が経ちました。朝日ロスの方もおられることでしょう。この間、新しい雑誌の検討、雑誌を確定させ一年分ほどの内容の確認、音訳者の協力を得てデモ雑誌の製作等を行ってまいりました。年内発行開始のめどがたちましたので今月号にて雑誌名の公表と申し込み受付の開始をすることが出来ました。長い間お待たせしてしまい申し訳ございませんでした。発行開始予定については次号にてお知らせいたしますのでいましばらくお待ちください。新雑誌は光文社から発行されている月刊誌『小説宝石』です。私も個人的に複数号を購入し中身を確認しました。読み切りあり、連載あり、コラムありと非常に興味深い内容でした。デモとして製作した7月号は全文音訳で22時間となりました。20名を超える音訳者の皆さんのご協力により完成しました。完成度が高く、このままお蔵入りしてしまうのはもったいないので、ご希望の方へ差し上げることとしました。どうぞふるってお申し込みください。お申込みいただいた皆様には新雑誌発行に合わせ定期的にお届けさせていただきます。週刊朝日同様差し上げる形で対応させていただきます。秋は読書に最適な季節です。これまで知らなかった著者の作品に触れるチャンスでもあります。重ね重ねで恐縮ですが是非お申し込みください。
多くの皆様に支えられ、私たち職員一同、これからも、これまで以上に皆様に利用していただける施設づくりを目指しますので今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。