なんと80回目の掲載を迎えました

所長  川崎 弘

 11月になりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。お変わりございませんか。

毎年、夏が長くなり、春と秋が短くなっているように感じられます。春と秋それぞれ1カ月分を夏が奪っているように思えてなりません。短い秋を堪能したいものです。

 10月中は怒涛の勢いで主催行事等があり、秋の夜長を満喫する暇もないほどの時間を過ごしました。すべて制限なしの対面でのリアル開催でした。

 時系列にしますと10日(火)から11日(水)にかけて「第48回全国視覚障害者情報提供施設大会(山形大会)」を山形市山形テルサにおいて点字図書館の職員を中心に全国から184名の参加を得て開催しました。(配信の視聴者を加えると昨年までのオンライン参加者を上回りそうです。)私は理事長として主催者側で運営にあたりました。

 14日(土)は「社会福祉法人千葉県視覚障害者福祉協会創立80周年記念大会 第70回千葉県視覚障害者福祉大会」を晴天のもと千葉市文化センターアートホールにおいて開催しました。昨年から準備を進め、当事者団体ですので当事者が運営し、全職員が裏方で支援するという形を取りましたが、最終的な事務作業は連日連夜事務局で行うことになりました。私は年ですから19時過ぎには失礼していました。受賞者、来賓の方を含め250名以上の参加をいただきました。他の当事者団体からも「千葉はすごいですね」とお褒めのことばをいただきました。

 21日(土)は美浜文化ホールで開催されたアイフェスタへの出展(用具と相談)でした。千視協が協賛したスーパーライブも同会場で行われました。

 いずれの行事も盛会で制限なしの対面開催はいいなあと感慨深いものがありました。

 ところで、この拙文も80回目を迎えました。千視協80周年記念大会とともに80回を迎えたことになんの脈略もないのですが、おもしろいものだと一人で悦に入っています。多くの皆様が飛ばさずに聞いていただいているおかげです。辞め時は常に考えているのですが、秋の読書もすすめたい、あれもこれもと書きたいこともありますので、もうしばらくおつきあいいただけましたら幸甚です。

 多くの皆様に支えられ、私たち職員一同、これからも、これまで以上に皆様に利用していただける施設づくりを目指しますので今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。