シネマデイジー製作のためのサピエ図書館審査に見事通りました!!
本当に早いもので6月になりました。5月10日に早くも奄美で、翌11日には沖縄地方で梅雨入りとのお知らせが届きました。季節は巡っているのに自粛を強いられた緊急事態宣言は、連休明けも解除されることなく継続されました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。さまざまな規制がかかるなか、ご不便な思いをされているのではないかとお察し申し上げます。
このようななかで、うれしいお知らせが舞い込んでまいりました。もとの映画の音源に音声解説をつけた「シネマデイジー」がサピエ図書館で公開されていて多くの皆様に楽しんでいただいております。この製作団体となるためには、課題製作と厳しい審査に通らなければなりません。千葉点字図書館音訳会のなかに「キネマどるちぇ」というグループがあることは、昨年「わくワークちばてんフェスタ2019」のなかでライブ上映を行っていただきましたので、覚えておられる方もおありかと存じます。このたび見事審査をパスしましたので、千葉点字図書館の名前でサピエ図書館へアップすることができることとなりました。また、来年早々にライブ上映の予定も固まりましたので、今後がますます楽しみです。
緊急事態宣言発令のなか、多くのボランティアの皆様のご尽力のおかげで、点訳、音訳で事業継続できている喜びを感じます。ただ、相変わらず職員の出勤抑制要請にこたえるため出勤職員数をしぼりましたし、センターへの来所も自粛をお願いしておりましたので、皆様には長期にわたりご不便をおかけしています。
6月中には、正常な状態へ戻したいと思っておりますが、政府が示す新たな生活様式に則った対応が求められますので、なかなかすべてのことを一気に解禁といかないところも歯がゆいところです。来るべき日のために、センター内はいつでも皆様をお迎えできるよう体制を整えておきたいと思います。
多くの皆様に支えられ、私たち職員一同これからも、これまで以上に皆様に利用していただける施設づくりを目指しますので今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。