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YouTube 簡易検索ページを作成しました

このたび、画面読み上げソフト(スクリーンリーダー)で簡単に使用可能な「YouTube 簡易検索ページ」を作成しました。

アドレスは、

http://center-aikoh.net/itTools/YouTubeEasy.php

となります。

インターネット閲覧ソフトのお気に入りなどに追加し、どうぞご活用ください。

画面読み上げソフトに考慮した検索ページとなっていますので、見た目はさっぱりとしていますが、全盲や弱視の方、それから発達障害の方にもご活用いただけるのではないかと思います。

まだ、改善の余地がありますので、引き続き開発を続ける予定です。

なお、このプログラムは、視覚障害者総合支援センターちば職員御園により開発・作成が行われています。

僕は目が見えない人の目になろう、「Be My Eyes」で リモートで視覚障害者の目になれるボランティアiOSアプリ「Be My Eyes」

iPhoneやiPadなどの Apple 製品向け無料のアプリとして、視覚障碍者の生活を一変する可能性のあるアプリが提供されています。

アプリの名前は Be My Eyes。

視覚障碍者総合支援センターちば職員が、このアプリの日本語化に協力しています。

以下は、各種メディアの掲載記事から、一部引用します。

(出典)
・リモートで視覚障害者の目になれるボランティアiOSアプリ「Be My Eyes」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1501/16/news069.html

Be My Eyesは、目の見える人がボランティアとして登録しておくことで、視覚障
害者をビデオチャットでサポートできるiOSアプリだ。

(出典)
・僕は目が見えない人の目になろう、「Be My Eyes」で
http://www.gizmodo.jp/2015/01/be_my_eyes.html

目の見えない人がいる。いくらパッケージを睨んでも賞味期限はわかりません。
別の場所に目の見える人がいる。見せてもらえれば賞味期限は一発でわかります。
このふたりを結ぶのが、「Be My Eyes」。
目の見えない人が目の見える人にヘルプを求めると、時間が空いてる人がビデオ
電話に出て、「あ~それの賞味期限は○○ですよ」と教えてあげることができるア
プリです。
Thermodo社が2012年、デンマーク国内のスタートアップイベントでアイディアを
発表して見事優勝し、2年近くかけて開発、17日やっとリリースに漕ぎ着けました。
発案したのはHans Jørgen Wibergさん。哲学と社会&アート&テクノロジーのこと
に造詣が深く、手先が器用で、障がい者にアクセスを提供するお仕事をメインに
している方です。

【動画の訳】
仮に自分がなんにも見えない人だとします(0:41-。会場が真っ暗になる)。
晩ご飯を料理しようと思ったら、レシピには『ココナッツミルクを混ぜる』とあ
ります。ところが台所には缶が3つあって、どれがどれかわかりません。ヤマ勘
も…怖い(会場笑)。
こういうとき、みなさんならどうします? そうですね、普通は杖をついて隣の
人を呼んできたりします。
目の見えない人は毎日がこの連続です。「ちょっと目があれば済むことなの
に…」という細かいことが山ほどあるのです。
「ミルクの賞味期限がわからない」
「電気料がわからない」
「鏡に映る自分の姿がわからない」
隣の人に頼むのもたまにだったらいいけど、限界ありますよね。重荷になりたく
ないし。
なぜこの問題にこんなに拘るのかというと僕自身、目がほぼ見えないからです。
生まれた時は普通に180度見えました。それが年々視野が狭まって今はたった5度
なんです。今こうして真っ直ぐ前を見ると…2人見えます。今日は来てくれてあり
がとう(2人に手を振る。会場笑)。
現在はデンマーク視覚障がい者協会で働いてます。その関係で目の不自由な人の
家を訪ねて話を聞くコンサルタントもしてました。料理を教えたり。するとみん
なこう言うんですよ。
「あー1日1回か2回でいいから誰かに相談できたらら家族や友だちに頼らなくて
もいいし、今よりずっと沢山のことができるのになあ…」
そこで生まれたのが視覚障がい者と健常者をビデオ電話で結ぶiPhoneアプリ「Be
My Eyes」です。
スカイプやFaceTimeは相手を選んで電話かけないと使えませんけど、「Be My
Eyes」は助けたい人が助けたい時にサインインしてヘルプするので気兼ねは要り
ません。携帯カメラから入る映像を見て「左のがココナッツミルクですよ」と教
えてくれるので、間違ってコーヒー缶を空ける心配もなし。ただ「サンキュー」
と言ってココナッツミルクの缶を開ければいいんですね。
「Be My Eyes」はまったく新しいボランディアのかたち。この上なく簡単で手
軽。僕はこれを「マイクロ・ボランティアリング」と呼んでます。
いつでもボランティアができるんです。仕事の休み時間。レジで並んでる待ち時
間。ソファで寝っ転がってるとき。いつでもいい。
みんな暇なときはゲームしますよね。Angry Bird、Jelly Splash、Fruit
Ninja…。もっと有効な時間のつかい方があると思うんですよ(会場笑)。
「Be My Eyes」は非営利団体です。世界中の目の見えない人と目の見える人をつ
なぐことが最終ゴール。
朝鏡で自分の顔を見る…これは僕らにとっては途方もないことです。ですが、み
なさんの目と「Be My Eyes」があれば、一緒に鏡を見ることができる。そしたら
世界は今よりほんの少し良くなると思うんです。Thank you。

情報支援機器指導者養成講座案内

情報支援機器指導者養成講座に関する案内・実施要項を掲載しました。

詳細につきましては、 必ず こちらの「情報支援機器指導者養成講座」より ご確認ください。

1.概要

 視覚障害者総合支援センターちば(以下、当センター)では、千葉県内のITサポートセンターの拠点作りを通して、主に視覚障害者向けの情報支援機器に関するサポートができる人材を育成したいと考えています。特別なニーズをサポートできる人材が不足しており、当センターで実施する「情報支援機器指導者養成講座」を通して、少しでも多くの方に指導者またはサポーターとして協力していただける人材を募集します。

2.受講資格

以下の(1)から(5)までをすべて満たしている方を受講対象とします。

(1)視覚障害者福祉に理解のある方。

(2)パソコンのスキルをボランティアやアルバイトとして生かしたいと考えている方。

(3)タッチタイピング(ブラインドタッチ)キーボードによる文字入力を習得している方。

(4)電子メールの送受信・インターネット検索といったパソコンの最も基本的な事項を習得されている方。

(5)次の講座の日程について5割以上出席できる方。※年齢不問

 ※会場はすべて当センター内5F会議室で開催します。

(回数・日程・時間・テーマの順)

第1回 
9月3日(水)  
13:00~15:00 
総論

第2回 
9月17日(水) 
13:00~15:00 
文書編集Ⅰ

第3回 
10月1日(水) 13:00~15:00
 文書編集Ⅱ

第4回 
10月15日(水)
13:00~15:00 
電子メール

第5回 
11月5日(水)
 13:00~15:00
 ウェブサーフィン

第6回 
11月19日(水)
13:00~15:00 
OfficeⅠ(Word編)

第7回 
12月3日(水) 
13:00~15:00 
OfficeⅡ(Excel編)

第8回 
12月17日(水)
13:00~15:00
 デイジー図書の聴き方

第9回 
2月4日(水)
13:00~15:00 
Skypeの使い方

第10回
2月18日(水)
13:00~15:00 
Apple製品のアクセシビリティⅠ

第11回
3月4日(水)  
13:00~15:00
 Apple製品のアクセシビリティⅡ

第12回
3月18日(水)
13:00~15:00 
総括

3.申し込み方法・受講料
1)定員:5名程度
※応募者多数の場合には抽選の上決定します。
2)受講料 2,000円(アイマスク、教材テキスト、教材CDを含みます)
※教材テキストはレジュメとしてその都度配布します。
3)申し込み方法 規定の「申込用紙」を使用し、8月22日(金)までに、FAXまたは電子メールでお申し込みください。
受付は8月4日(月)からです。
※受講決定通知書は、受講決定者に順次発送します。
(いただいた個人情報は本研修関係以外には使用いたしません。)

●申し込み・お問い合わせ先:視覚障害者総合支援センターちば(担当:御園)
〒284-0005 千葉県四街道市四街道1-9-3
TEL 043(424)2546 FAX 043(424)2486
E-Mail: its@center-aikoh.net

㍻26年度 パソコン教室開催!

平成26年度7月よりパソコン教室を開催する運びとなりましたのでお知らせいたします。

今年度は、これからパソコンを学ぼうとしている方々向けの初級コースとしてWindowsの基本操作や文字入力、中級コースとしてEメールの送受信、ウェブサーフィン、上級コースとしてビジネス文書の作成・Excelによる表計算の講座を行います。

また、インターネットで広く使われるようになったツイッターのやり方の講座や無料のオンライン通話サービスSkypeの使い方に関する講座を行います。

さらに、昨年度より開始したタブレット講習も引き続き行います。iPadのほか、Android、それから Windows タブレットについても対応できるようにしています。

当センターから離れた地域にお住まいの方、外出が困難な方には、Skypeによる受講も可能です。

ご不明な点は、どうぞお問い合わせください!

皆様のご参加をお待ちしております。

1.日程 毎週、火曜・木曜
2.時間 10:00-12:00の午前、13:00-15:00の午後
※午前・午後通しての講座の4時間を受けることもできます。
3.場所 視覚障害者総合支援センター内
4.申し込み方法 随時
※パソコン教室を受講するには事前に予約が必要です。(月単位に受付しております)
5.申し込み先 電話  043-424-2546
メール its@center-aikoh.net
担当  御園、土田

※昼食は各自持参いただくか、近隣の飲食店でお取りください。

当センターは、千葉県からの委託により障害者IT支援事業を実施しています。事業の内容につきましては以下あをご参照ください。

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