「Barcode-Talker」がアイフォーンおよびアンドロイド向けに無料で提供開始されました。
このアプリは、らくらくフォンでも提供されていたアプリとのこと。
バーコードは、多くの商品に添付されているコードで、バーコードを読み取ると商品名、賞味期限、など多くの情報が埋め込まれています。バーコードトーカー
、このコードを読み取ることで活字へのアクセスが困難な視覚障害者がパッケージ製品の内容を知ることができます。
薬の紙袋に添付されているバーコードについても読み取ることができるとのこと。
・「Barcode-Talker Next for Android/iPhone」プレスリリース-情報処理学会
http://www.ipsj.or.jp/it-forum/barcode-talker_press_20150814.html
上記ページより一部紹介します。
未開封パッケージの中身が携帯電話でわかります
一般社団法人情報処理学会(会長: 富田達夫)ユニバーサルデザイン協創フォーラム(以下、UDフォーラム)は、学会創立50周年の2010年から、バーコードを用いて商品情報を音声で案内するソフトウェア「Barcode-Talker」を、視覚に障碍のある方々に提供してきました。
近年、視覚に障碍のある方々の端末もスマートフォンに移行していることをふまえ、UDフォーラムは、学会創立55周年となる本年、同ソフトのスマートフォン版の提供を開始いたします。iPhone版は8月16日からApp Storeにて、Android版はすでにGoogle Playから入手いただけます。
スマートフォンの読み取り性能はフィーチャーフォンよりも向上していますが、小さな携帯カメラで現状の市販パッケージを次々と読み取ることにはまだ困難が伴います。この困難を合理的に乗り越えるには、端末の高性能化をはじめとするIT業界の歩み寄りはもちろん、バーコード印刷位置の標準化およびその触知化をはじめとするデザイン/印刷/パッケージング業界の歩み寄りも求められます。情報処理学会は、IT業界の枠を超えた各業界との広域連携で、本システムのより一層の実用化に取り組んでまいります。