視覚障がい者の一人歩きをスマホとビーコンで支援–IBMとカーネギーメロン大

・視覚障がい者の一人歩きをスマホとビーコンで支援–IBMとカーネギーメロン大
http://japan.cnet.com/news/service/35072048/

最近、GPSなど位置情報サービスはめざましく進歩しています。おそらく、2020年ごろまでには数センチ単位の誤差で徒歩ナビができるようになっていると思います。視覚障害者の外出を支援するテクノロジーが、もっと便利に、もっと確実に目的地まで案内してくれるようになるでしょう。

以下 一部引用して紹介します。

 IBMの研究開発部門であるIBM Researchとカーネギーメロン大学(CMU)は、視覚障がい者が自力で歩いたりショッピングしたりできるよう支援するため、スマートフォン向けアシスタントアプリ制作用のプラットフォーム「Human-scale Localization Platform(HULOP)」を開発した。

スマホとビーコンでナビゲーション(出典:IBM、CMU)
 開発グループは、スマートフォンのカメラで撮影された物体を認識してユーザーに教える機能や、超音波センサとカメラを使って近づく知人を発見し、名前や表情から読み取った感情を伝える機能も追加したいとしている。

 IBMフェローの浅川智恵子氏は、「私のような視覚障がい者は、オンライン活動なら自力でできるようになってきた。しかし、現実世界は今も困難な状況が続いている。より自立し、生活の質を向上させるには、ユビキタスな接続性を屋内と屋内に張り巡らさなければならない」と述べる。
 さらに、同氏は「私の目標はキャンパス内を歩き回るだけでなく、旅行や映画、ウィンドウショッピングを楽しめるようになること」と話した。