啓発誌「働く広場」に視覚障害向け支援機器の販売を手がけるアットイーズ社長、稲垣氏のエッセーが掲載されています

独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構から発行されている啓発誌「働く広場」の2月号から6月号までの連載で、視覚障害関連機器の販売を手がけるアットイーズ社長の稲垣氏のエッセーが掲載されています。

ご本人が中途失明となり、就労するまでの経緯と思いが込められています。

連載のなかの文章を引用します。

 視力を失い、職を失い、あらゆる喪失感に押しつぶされそうになっていた当時の私は、音声ワープロという新たなツールとの出会いをきっかけに、見えづらさを補う術を知り、新たな世界へふみ出す勇気を得たのである。そしてその勇気は、目が見えていたころに私自身が抱いていた視覚障害者への偏見を打ち砕き、見えなくなって以来ずっとくすぶり続けていたつまらない葛藤に終止符を打ったのである。

引用ここまで。
中途失明の方々の多くが、このような経験を経て今の活躍する場を得ていると思います。とても参考になりました。

下記アドレスより内容の閲覧ができます。

http://www.jeed.or.jp/disability/data/works/index.html