貨幣処理大手のグローリーは28日、視覚障害者向けの紙幣読み取り機を10月1日に発売すると発表しました。内蔵カメラが紙幣を識別して「一万円」「五千円」のように音声で伝えます。振動の回数で紙幣の種類を知らせるマナーモードもあるとのことです。
これは、昨年より国プロジェクトで進められている、視覚障害者のためのお札識別方式の開発の一つで、 iPhone アプリとしては「言う吉くん」という名称ですでに無料で AppStore よりダウンロードできるようになっています。
「言う吉くん」は認識精度があまりよくなく視覚障害者の評判は悪いのですが、今回の紙幣読み取り機はいかがでしょうか・・・。
<参考記事>
・グローリー、声で知らせる紙幣識別機開発 障害者向け :日本経済新聞:
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ28062_Y4A720C1TJ1000/
・独立行政法人 国立印刷局 – お札識別アプリ「言う吉くん」:
http://www.npb.go.jp/ja/intro/ninsiki/iukichi/index.html
・iTunes の App Store で配信中の iPhone、iPod touch、iPad 用 言う吉くん:
https://itunes.apple.com/jp/app/yanu-jikun/id760451884?mt=8