カテゴリー: 日常風景

BlogNO.37 平成27(2015)年度4月のワークショップ



どうも、皆さま。
改めまして、平成27(2015)年度もよろしくお願い申し上げます。

わたくしごとになりますが、
Tは特に異動も解雇もなく、
役割変動もなく、
無事、新たな春を迎えられました。

これもひとえに、皆さま方のご愛読の賜物でございます。


あ。そんなに愛がつくほど読んでいない。

ですよねぇ。



さて、ワークショップの新年度・新生活は、
順調なスタートを切りました。

業者さんから受注している軽作業も、
毎度お馴染み割り箸入れも、
ワークの目玉商品封筒作りも、

滞りなくお仕事を頂けている現状です。

そんな中、今回は軽作業の一つにスポットを当ててご紹介します。
27年4月7点組み作業風景 (2)

27年4月7点組み作業風景 (4)
広告の組み合わせです。

よくダイレクトメールに雑誌などと一緒に封筒に入っているもの、
と書けばご想像つきやすいでしょうか。

その日によってお預かりする種類は違いますが、
概ね、

1.2~14枚ある広告を、決まった順・向きに1枚ずつ合わせる。

2.組み合わせた広告を封筒に入れるか、冊子に挟み込む。

3.封筒の場合、封閉じや宛名シールを貼ることもあります。

4.封筒・冊子を数枚ずつ、或いは住所別にまとめて縛る。

という工程に分かれています。
中でも一番時間を取るのが1.で、
組み合わせ自体も数が多ければ工程が分かれます。
27年4月7点組み作業風景 (7)
この日は7枚1組で、
①~③までと、④~⑦までを組み合わせる人と、
それを確認しながら合わせる人に分かれて行いました。

もちろん、視覚障がいの方には箱に入れる、
片マヒの方には逆サイドに並べるなど、
利用者全員に工夫して取り組んでいただきます。

これに加えてチラシに挟み込んで縛るまでの工程だったのですが、

その総数は4,000組!!!!
27年4月7点組み作業風景 (5)
7×4,000=28,000。
27年4月7点組み作業風景 (6)
にまんはっせんまい
27年4月7点組み作業風景 (3)
をひたすら組み合わせました。


さすがに数が数だったため、
ワークの職員・利用者の方々のマンパワーでは足りず、
視障センター(他の階)の職員さんたちにもヘルプをお願いし、
なんとかその日のうちに仕上げることができました。

ご協力頂いた関係者の皆さま、
どうもありがとうございました。



そんなこんなで、多少滑り過ぎたくらいの滑り出し。



今年度もワークショップ四街道をよろしくお願い申し上げます。
写真「背中で語るYK氏」
初心に帰る意味で、
一年前のサビ管YKさんの「ワークを背負って立つ」背中姿で、
失礼します。




KH様、よもぎの園のG支援員、いつもブログ応援メッセージありがとうございます    T記

BlogNO.35 愛光60周年記念特報 後日談



後日談というよりも、補足になるかもしれません。



ワークショップ四街道の母体、
「社会福祉法人 愛光(あいこう)」
の60周年記念事業は、いたるところに発信されています。

その一つとして愛光の広報誌『Aikoh』(アイコー)の最新号NO.57にも、
大きく「祝!!60周年」と記載されています。
Aikoh57
更にその中の「今までの愛光へ~これからの愛光へ」という特設コーナーにて、
我らの画伯改め巨匠の作文が、
なんと「これからの」部門で採用・掲載されました!
Aikoh57作文
既に配布されているものではありますが、
念のため写真のお名前等は伏せさせていただいております。

「どうしても気になる!」という方は、
愛光の関係各所にて置いてあります実物をぜひぜひご覧くださいませ。

このページ中段W.Yさんの作文こそが、巨匠の作文となっております。

応募した原稿の文章が残っておりましたので、
せっかくなのでこのブログには構成上やむなくカットした部分を添えた、
オリジナル版を載せてみましょう。

※と思ったら、どうやらカットせず丸々掲載してくださったようです。
広報委員の皆さま、ご尽力どうもありがとうございます※


「これからの愛光へ・夢」
W.Yさん (ワークショップ四街道利用者)

 僕は天才で、強運の持ち主で、神様の最高傑作。そう思うようにしています。
僕は世界に十人ぐらいしかいない難病にかかりました。
恥ずかしい話ですが、その病気になってから三、四年は神頼みでした。

でもそれじゃいけないと思って、滅茶苦茶リハビリしました。
僕は努力してる人が好きで、僕自身努力できる体だし、頑張ってる自分も好きです。
そんな僕から見たら、ワークショップ四街道で一緒に働く皆さんは、
努力している人達です。障害がありながらも必死にみんな生きている。
ワークに通って、それを知ることができました。

 人は追い詰められた時に未曽有の潜在能力を引き出すと言います。
そういう意味でも「ピンチこそチャンス!!」。
その時こそ「世界一位の自分」という夢に近づけるんです。


巨匠独特のハイセンスが、大爆発しております。

また、応募した時点ではついていた、
「夢」というタイトルが掲載時には取れていたため、
もはやタイトルに沿っているのかそぐわないのか、
奇妙なことになってしまいました。

それでも巨匠の全身全霊を込めた、
裏表のない真っ直ぐな気持ちが、文面に確かに表れていると思います。


そんなこんなで、意外にワークショップ四街道、
出来て丸2年の割に、愛光60周年記念事業にちょいちょい顔を出しています。

この『Aikoh NO.57』の後半にもページを割いていただいていますし、
さりげなく巨匠の作文の一つ下にも関係者の方が一筆・・・・・・。

※一方、こちらは大分削られてしまったようです。残念。
でも広報委員の方々の反応は非常に良かったそうです。by事情通※


これからもこうした機会に、
ちょこちょこと顔を出していくかもしれませんので、
改めましてどうぞよろしくお願いいたします。

巨匠執筆中
最後に、残念ながらスペースの都合で掲載されなくなった巨匠の執筆活動写真にて。
我ながら、最高のショットが撮れました。




ここだけの話、オリジナル版の前にリマスター版もあります。    T記

BlogNO.33 草刈りからの焼き芋パーティー



どうも皆さま。
草刈り、してますか。

2月のワークショップ第三土曜開所日は、
某所の休耕田を、地主さん立会いのもと草刈りに行きました。

もちろん、お仕事として、ですよ。
ブログ用H27.2.21.草刈り1
・・・・・・なんでしょうね、この・・・・・・
草、というよりかは、うっそうと茂ったジャングル、のような。
ブログ用H27.2.21.草刈り2
しかし、ワークも草に負けていられません。
ここで、満を持して自走式草刈機「ハンマーナイフモアー」、
通称「マサオくん(仮)」のデビューです!

こちらは、「ちばぎんハートフル福祉基金」さんによるご寄付により、
利用者の工賃に還元することを約束に購入させていただきました。

自走式、ということで専用の燃料を使って自動で動きます。
なので、目の見えない方・見えにくい方にはちょっと危険なため、
念を押して草刈り自体は職員や、当日大勢集まってくれたボランティアさんが行います。
ブログ用H27.2.21.草刈り4
利用者の皆さんには刈った草を集めて回収する、
という地味かもしれませんが、
一番重要な上に一番人手が必要な作業をしてもらいました。
ブログ用H27.2.21.草刈り3
「草を刈るよりむしろ、刈った草をどうにかするのが草刈りのメイン」
だそうですよ(by事情通)。


ブログ用H27.2.21.草刈り5

ブログ用H27.2.21.草刈り6
草の中にはゴミも隠れていたり・・・・・・(ボール?)。
ブログ用H27.2.21.草刈り7
とにかく、皆さんの頑張りでたくさん刈れましたね。

・・・・・・ご希望により写してはいませんが、
地主さん含むボランティアさんの活躍が一番めざましい気がしたのは、
きっと、自分の観察力不足でしょう。


きっと。



ブログ用H27.2.21.草刈り8
しかし、

まぁなんということでしょう!

一区画ではありますが、あのまるでジャングルが、
とても見晴らしの良いステップのようになりましたね。

周りにもまだ高々と草がありますが、
それはまた後日ということで手を打ちました。

ブログ用H27.2.21.草刈り9  ブログ用H27.2.21.草刈り10
一仕事終えた後は、近くの公園でお弁当を食べました。
ちょっとしたピクニック気分でしたが、
動いていないとさすがにこの時期はまだ寒いですね。


ブログ用H27.2.21.焼き芋01
というわけで、早々に休耕田に戻り、
刈った草と集めた枯れ木でたき火をして温まりました。

たき火と言ったら・・・・・・
ブログ用H27.2.21.焼き芋2
そう、焼き芋!
若干季節外れの気もしますが、
それでもこの時代、なかなか体験できなくなってきた伝統行事(?)。

皆さんお芋の美味しさと日本の風情を、存分に味わうことができたかと思います。
ブログ用H27.2.21.焼き芋3
「良い思い出になりました~」
そんな声も利用者の方々から聴くことができたのが、何よりの証拠でしょうか。



そんなこんなで無事、今月のワーク行事も終了です。
まだまだ草刈りのお仕事はありそうなので、毎回焼き芋をやるかはさておき、
デビュー戦を終えたマサオくん(仮)と利用者の方々の活躍は続きそうですね。

ブログ用H27.2.21.焼き芋4
「うわっ、たき火の煙で目がぁー、目がぁー」
これも伝統ですかね。




どうでもいいことですが、ついに筆者も写真デビュー    T記

BlogNO.32 バレンタインバレンタイン



この原稿がブログにアップされている頃には、
とっくに過ぎていますが・・・・・・。

皆さま、土曜日はバレンタインでしたね。
成果はいかがでしたでしょうか。

最近では、「女の子から男の子に」というお馴染みの風潮よりむしろ、
女の子が女の子に(友チョコ)、女の子が自分へのご褒美に(ご褒美チョコ)、
そして男の子から女の子に(逆チョコ)、という方が多いようですね。

中には男の子から男の子に、というバージョンの友チョコもあるとかないとか・・・・・・。

筆者としてはバレンタイン過ぎて安売りしているチョコを買う(安チョコ)がオススメです。
スーパーとかなら、今日あたりまで置いてある可能性もありますよ。


さて、お題のバレンタインですが、
バレンタインのことだけではありません。

いや、バレンタインはバレンタインなんですけれども、
ややこしい話ですが、「バレンタインデー」ではなく、
「バレンタイン」という名前のお店です。

視障センターで働いている方や、
センターの近所を良くご存知の方は馴染みのあるお店と思います。

センターのすぐ近く、即ちJR四街道駅北口近くに、
昔からある飲食店です。

「よろづや」さん、「寅一」さん、
と聴けばピンとくる方もいるでしょうか。
その1階部分です。

そのバレンタインはワークショップのメンバーのお気に入りで、
大体1~2ヶ月に一度、利用者から幹事が立ち上がり、
企画してお昼を食べに行くのが通例になっています。

企画した日は、皆さんいつも以上に一生懸命仕事をこなし、
存分にお腹を減らしてからバレンタインに駆け込むのです。

メニューは豊富で、お刺身や揚げ物から丼・巻き物まで。
ランチは750円と少々割高かもしれませんが、
ごはん(大盛り可)におかず二品と食後のコーヒー(お茶)付きで、
お昼をガッツリいきたい方にはちょうどいいかも知れません。

そしてこの金曜日、バレンタインデー前日にもバレンタインで外食をとる、
略してバレンタインバレンタイン、ということで、
今回も皆さん美味しく食べられたようです。


バレンタイン前日バレンタイン

バレンタイン前日バレンタイン2

バレンタイン前日バレンタイン3

バレンタイン前日バレンタイン4
そんなバレンタイン、もし四街道に御用のある際には、
ぜひ一度お立ち寄りください。
よろづや地図
ワークのメンバーも美味しくお食事中、かも知れませんよ。





筆者は山菜の天ぷら推し      T記

BlogNO.30 ワークショップ仕事始め



皆さま、どうもあけまして。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

喪中の方もいらっしゃるかと思いますので、
あえてお祝いの言葉は控えさせていただきます。



1月5日月曜日、新年仕事始めの日。

9連休という破格の大型連休により、
職員は「休みボケ」を通り越して「休みって何して過ごせばいいんだ」という、
何やらよくわからない境地に達しようとしていた、
のではないかと私は(勝手に)思っています。

職員もそうした感じ(T独自調べ)なのですから、
ワークショップの利用者の方々も、
さぞやとんでもない境地に達しようとしているのでは、と不安が募りました。

例えば、「小学校は7日から始まるから、ワークショップもそうだろう」とか。

27.1.5.仕事始め
でもそんなのは杞憂に終わりました。

27.1.5.仕事始め 2
ほとんどの皆さんは仕事納めまでと変わらずに。

むしろ新年から気合の入った面持ちで、
ラジオ体操をし、仕事へと臨んでくださいました。


これは職員も変な境地に行っている場合ではないですね。

利用者の方々を見習い、一刻も早く調子を戻して、
共に快いスタートを切れるようにしなくては。

心機一転、改めまして、
本年もワークショップ四街道をよろしくお願いいたします。




そんなこと書きながら新年早々風邪でグロッキーな   T記