㋿元年度 障害者ITサポートセンター電話相談、メール相談のご案内

千葉県視覚障害者福祉協会は、県から障害者IT支援事業を受託し視覚障害者総合支援センターちば内で「障害者ITサポートセンター」を運営しています。

利用できる方は、千葉県に在住し、障害者手帳、または医師の診断書が提示または申告できる方です。

視覚障害者総合支援センターちばでは、IT機器の購入相談、使い方等、電話やメールで随時受け付けています。

専用直通電話 043-424-2546
メール its [アットマーク] tisikyo.jp

利用は無料です。

・iPhoneを購入したいと思っているが読み上げ機能はどの程度使えるだろうか
・パソコンを買い替えたいと思っているがどんな機種を選定したらよいか
・無料で使える画面読み上げソフトNVDAを導入したいがどの程度使えるだろうか
・画面の文字を大きくしたいがやり方がわからない
・突然電源が入らなくなった(画面読み上げソフトで読まなくなった)
・ラジコサービスを使ってラジオを画面読み上げソフト環境で使いたい
・エクセルで予定表を管理しているが、キーボードだけで日付の連続作成の仕方がわからない
・Microsoft Officeを利用したワードの新規文書の作成の仕方がわからない
・iPadのボイスオーバーの設定がわからない

等、相談は多岐にわたります。

なお、センター側に機材がなかったり、サポートできないケースがあることを、予めご了承ください。

また、時間帯によっては折り返しお電話させていただくことがあります。

ご利用をお待ちしております。

㋿元年度 パソコン教室開催

千葉県視覚障害者福祉協会ではパソコン教室を定期的に開催しています。

この事業は、千葉県の障害者IT支援事業の一環として行います。
主に視覚障害者を対象に、画面読み上げ・画面拡大ソフト等によるパソコンの活用、またタブレットの活用を目的に指導します。

利用できる方は、千葉県に在住する身体障害者手帳、または医師による診断書等、提示できる方です。

パソコン、タブレットともに、以下の内容です。

・キーボードやタッチ入力の基本操作。
・文字入力の指導(タッチタイピング)。
・電子メールの送受信、アドレス帳の登録やアドレス帳からの新規メール作成等。
・Wordによるビジネス文書の作成、編集(案内状作成等)。
・Excelによる簡易な表計算(家計簿や予約表等)。
・ウェブページ(ホームページ)の閲覧方法、効率的なナビゲーション方法。
・スカイプの活用方法。
・便利なアプリ紹介。

対象機種はWindows、IOS(iPad等)、Androidです。

画面読み上げソフトは、JAWSやPC-Talker、無料の画面読み上げソフトNVDAを用いています。

当センターから離れた地域にお住まいの方、外出が困難な方には、Skypeによる受講も可能です。

毎年、予約が多いため、おおむね1ヶ月前からのご予約をお願いしています。
できるだけ、個別指導をしています。

講師陣は、

・情報処理技術者(上級)取得者
・福祉情報技術コーディネーター
・日盲社協、情報機器等の支援者講習会修了者
・ソフトウェア技術・研究経験者

など。

また、障害のある当事者が講師として携わるようにしています。ロービジョン(弱視)についても対応できます。

パソコン教室のなかで、就労に関するご相談に応じます。必要に応じて、リハビリテーション部門の紹介、関連就労支援施設を紹介します。

ご不明な点は、どうぞお問い合わせください。

皆様のご参加をお待ちしております。

    記

1.日程 毎週、水曜・木曜
2.時間 10:00-12:00の午前、13:00-15:00の午後
※午前・午後通しての講座の4時間を受けることもできます。
3.場所 視覚障害者総合支援センターちば内
4.申し込み方法 随時
※パソコン教室を受講するには事前に予約が必要です。(月単位に受付しております)
5.申し込み先 電話  043-424-2546
メール its[アットマーク]tisikyo.jp
担当  御園、土田、岡根
※昼食は各自持参いただくか、近隣の飲食店でお取りください。

6月12日のITサロンで「ものタグ」と「Seeing AI」を紹介します。

6月12日水曜日午後1時半から午後4時半の間で開催予定のITサロンにて株式会社コネクトドットの「ものタグ」とマイクロソフト社のiOSアプリ、「Seeing AI」を紹介いたします。

どちらも便利な物ですので、この機会に体験してみてはいかがでしょうか?
お申込みは6月10日午後4時までです。
043-424-2546 IT担当(御園・土田・岡根)まで
メール its[アットマーク]tisikyo.jp
※[アットマーク]は@に置き換えてください。

皆様のご参加お待ちしております。

「ものタグ」について

「ものタグ」はシールやキーホルダーのようなNFCタグと専用アプリを入れた、iPhone7以降のNFC対応モデルで情報の記録やタッチでの読み取りが出来ます。
衣類用では衣類の柄や色の情報を記録しておくと、洋服選びの際に便利です。

「Seeing AI」について

「Seeing AI」はiPhoneのカメラが読み取った状況を伝えてくれます。
例として机の上にノートパソコンが置いてある所を認識すると「an open laptop computer sitting on top of a desk」(訳 机の上に鎮座しているラップトップコンピューター開いている)のように案内されます。

令和元年度 ITサロン 第2回 6月12日(水)のお知らせ

令和元年度第2回目のITサロンを6月12日(水) 13時30分から16時30分までの間で開催します。

今回のITサロンはテーマフリーです。
パソコンのこと、iPhoneのことなどに応じます。
いつも参加者の皆さまからのご支援もありがとうございます。

事前予約は、6月10日(月)、16時00分までです。

多くの皆様方のご予約お待ちしております!

なお、申込み内容や申し込み状況によってはやむを得ずお断りする場合がございます。あらかじめご了承ください。

関連情報

・NVDAヘルプデスク
http://nvda.help
・今年度のITサロンについて

令和元年度 ITサロンへのお誘い


担当 御園、土田、岡根(043-424-2546 メール its [アットマーク] tisikyo.jp)まで

■対象

 目の見えない、見えにくい方とその家族・関係者、情報支援機器に興味・関心のある方

■場所

 視覚障害者総合支援センターちば 5階会議室(当日の会議室の予約状況によっては変更する場合がございます)

■ITサロンでできること

  • 主に Windows パソコンの体験、使い方、購入相談
  • iPad等タブレットの体験、使い方、購入相談(持参可)
  • 持参したパソコンやタブレットの機器の調整

■ITサロンに参加するには

  • 事前予約制です。当日参加も可能ですが順番にお待ちいただく場合があります。
  • 事前予約は電話かメール。で承ります。電話 043-424-2546、メールは its@tisikyo.jp。担当者が不在の際は折り返しお電話します。
  • 予約時、氏名、連絡先、サロンで受けたいこと、来所時間をお知らせください。できるだけITサロン開始時間までにお越しください。

■お問い合わせ

担当 御園、土田(043-424-2546 メール its [アットマーク] tisikyo.jp)まで

令和元年度 ITサロン 第1回 5月8日にてブレイルセンスポラリス/ポラリスミニを紹介します

音声点字携帯情報端末 ブレイルセンスポラリス及びブレイルセンスポラリスミニを5月8日のITサロンで紹介いたします。
この機会に最新の音声点字携帯情報端末の良さを体験してみませんか?
多くの皆様のお申込みお待ちしております。

■対象

 目の見えない、見えにくい方とその家族・関係者、情報支援機器に興味・関心のある方

■場所

 視覚障害者総合支援センターちば 5階会議室(当日の会議室の予約状況によっては変更する場合がございます)

■お申込み・お問い合わせ

担当 御園、土田、岡根(043-424-2546 メール its [アットマーク] tisikyo.jp)まで
ご予約受付期間は5月7日正午までです。
なお、お申し込み状況によってはやむを得ずお断りする場合がございます。あらかじめご了承ください。

■音声点字携帯情報端末 ブレイルセンスポラリスとは?

以下ブレイルセンスポラリスの説明をメーカーホームページより概要の引用いたします。
詳細はメーカーホームページをご覧ください。

概要

ブレイルセンスポラリスはAndroid OSを搭載した最先端の点字音声情報端末です。従来のブレイルセンスが備えていた基本機能(ファイル管理、ワードプロセッサ、電子メール、メディアプレーヤー、DAISYプレーヤー、FMラジオ、アドレス帳、予定帳、ウェブブラウザ、EXCELビューア、電卓、コンパス、辞書、時計等)に加え、Google APPSをサポートする事でドライブ、ドキュメント、スライド、カレンダー等のGoogleサービスを利用できます。
また、ポラリスではユーザがプレイストアから一般的なAndroidアプリを入手し、使用する事を可能にしました。 ブレイルセンスポラリスは点字と音声で快適なモバイル環境を実現する音声点字情報端末です。

主な機能と特徴

Androidアプリ

ポラリスのモバイルスクリーンリーダーを使う事で点字音声情報端末によるAndroidアプリの利用が可能になります。開発元の作成したアプリのみ使用可能な従来のブレイルセンスと比べて、より自由に、多くのアプリケーションを活用する事が可能です。
※ポラリスは、Androidアプリ全てが正常に動作する事を保証していません。ポラリス向けに開発されていないアプリのアクセシビリティや使いやすさを保証することはできません。ポラリスではモバイルスクリーンリーダーでアプリを使用するため、一般的なAndroid端末でアプリを使用する場合に比べて操作が困難な場合があります。

パワフルなパフォーマンスと処理

ポラリスはSamsung 2.1GHz octa-core processorと3GBのRAM、64GBのeMMCフラッシュディスクを搭載しています。SDカードリーダーやUSBホストポートによりストレージの拡張も可能です。また、USB3.0のマイクロUSBポートを使って超高速のデータ転送や充電を可能にしています。フル充電の状態から18時間連続使用が可能です。

高度な学習に活用

電卓機能、辞書機能、点字やテキストのデータの読み込みや作成が可能な高機能ワードプロセッサを搭載しています。
エンターテインメントとコミュニケーション
DAISY再生やFMラジオ、メディアプレーヤー、電子メールといった基本機能に加えてAndroidアプリを活用することで多くの機能を利用する事が可能です。

点字ディスプレイと画像

ポラリスの点字ディスプレイは点字を読むだけではなく、タッチパネルの様に点字ディスプレイの一部に触れて使用するタッチジェスチャーを使った操作が可能です。
また、内蔵LCDを使って文字の出力に対応しています。HDMI端子やmiracastを使いモニタやテレビにポラリスを接続すると画像出力が可能です。

■メーカーホームページ

ブレイルセンスポラリス
http://www.extra.co.jp/sense/bspolaris.html

ブレイルセンスポラリスミニ
http://www.extra.co.jp/sense/bspolarismini.html

令和元年度 ITサロンへのお誘い

 従来より、当センターは、パソコン教室や電話相談などを通して、視覚障害の皆さまのパソコンやタブレットに関する使い方や設定または解決策の講習や相談をしています。

  • 視覚障害者パソコン・タブレット講習・教室
  •  しかし、講習をするまでもないパソコンやタブレットの困りごとでは、「ちょっとしたサポート」で十分な場合があります。そんな「ちょっとしたサポート」の時間が「ITサロン」です。利用される皆さまが気軽に当センターへ立ち寄って、機器の使い方に関するサポートを行ったり、参加者同士がIT関連の情報交換を行う場として設けています。


     令和元年度の主な内容は次の通りです。

    • 主に Windows パソコンの体験、使い方、購入相談
    • iPad等タブレットの体験、使い方、購入相談(持参可)
    • 持参したパソコンやタブレットの機器の調整
    • その他、IT以外についても日常用具紹介、視覚障害者の日常生活のちょこっと工夫情報交換

    ■日時

     令和元年度は、全10回開催予定です。
    令和元年5月8日から令和2年2月12日までの毎月第二水曜日、
    時間は、いずれも13時30分から16時30分の予定です。
    ※当センターの他行事や会場使用状況によっては開催日を変更する可能性がございますことご了承ください。

    ■ITサロンに参加するには

    事前予約制です。当日参加も可能ですが順番にお待ちいただく場合があります。
    事前予約は電話かメールで承ります。
    電話 043-424-2546、
    メールは its[アットマーク]tisikyo.jp。
    担当者が不在の際は折り返しお電話します。
    予約時、氏名、連絡先、サロンで受けたいこと、来所時間をお知らせください。
    できるだけITサロン開始時間までにお越しください。

    ■お問い合わせ

    担当 御園、土田、岡根(電話 043-424-2546 メール its [アットマーク] tisikyo.jp)まで
    ※メールアドレスは[アットマーク]を「@」に書き換えて入力してください。

日盲連で国家公務員障害者採用選考状況を調査

日盲連で国家公務員障害者採用選考状況を調査した結果がウェブ上で報告されています。

この報告によりますと「視覚障害者のみのうち点字試験選択者のみは、申込者数83人、第1次選考通過者数15人、合格者数2人」とあります。

記事全文は以下より

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・国家公務員障害者選考試験が実施されます

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視覚障がい者の生活を変えた「Be My Eyes」開発者がApple京都に登場、発想をアプリに落とし込むコツを伝授

「Be My Eyes」は視覚障がい者をサポートするアプリです。視覚障がい者がアプリで手助けを要請すると、ボランティアの会員に通知が送られてマッチングされます。ビデオ通話で視覚障がい者が読むことができない文字などをボランティアが読み上げるなどしてサポートします。

2015年に発表されてから、150か国で展開し2018年の段階で200万人のボランティア、12万人の視覚障がい者が登録しています。

・視覚障がい者の生活を変えた「Be My Eyes」開発者がApple京都に登場、発想をアプリに落とし込むコツを伝授
https://japanese.engadget.com/2019/03/25/be-my-eyes-apple/

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・僕は目が見えない人の目になろう、「Be My Eyes」で リモートで視覚障害者の目になれるボランティアiOSアプリ「Be My Eyes」

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弱問研のアプリ、「見え方紹介アプリ」について

弱視者問題研究会より、「見え方紹介アプリ」が開発、リリースされました。

こちらのアプリは、「視覚障害者の生活のため」というよりは、晴眼者に弱視者の見え方が体験できるアプリ、すなわち「晴眼者に視覚障害者の見え方をわかりやすく理解してもらう」ためのアプリになります。

対応しているのはiPhoneとiPad用、そしてandroid端末用の二種類になります。

こちらのアプリを今回使用し、普段関わらせていただいている方々が、どのような感じで見えているのか、そして、今後どのような心配りをすれば良いのかがわかった気がします。

今、この記事を読んでいただいている方々の職場や地域に、

「困ったことがあればお手伝いしたいけど、どのようにすれば良いかわからない」

という方が大勢いらっしゃると思います。

 

その方々に、こちらのアプリを体験していただいてみてはいかがでしょうか?

弱問研が心血を注いで作ったアプリ、きっと見えない、見えにくいことがどういうことで、それに対してどういうことをすればよいのか、あるいは、視覚障害を知ろうとするきっかけになるのではないでしょうか。

詳しくは、弱視者問題研究会の「見え方紹介アプリ」のページをご覧いただければと思います。

 

アドレスはこちら:http://jakumonken.sakura.ne.jp/miekata_apps.htm#contents

早朝深夜に鳴らない信号機…視覚障害者を守るため、警察庁が信号アプリ導入へ

視覚障害者が交通事故に遭うのを防ぐため、警察庁は来年度にも、音声で視覚障害者らに青信号を伝えるスマートフォンのアプリを導入する方針を固めた。全国に設置された音響信号機の大半は騒音への配慮から深夜や早朝は音が鳴らず、昨年12月には東京都内で障害者の男性がはねられる死亡事故が起きていた。警察庁は「悲惨な事故の減少につなげたい」としている。

視覚障害者の9割「利用したい」
 「まもなく、豊洲駅東交差点です」「進行方向の信号は、青信号です」。視覚障害者が交差点に差し掛かると、地図が表示されたスマホから音声が流れた。東京都江東区で昨年12月17日に行われた実証実験には視覚障害者も参加し、開発中のアプリの作動状況を確認した。
 実験後のアンケートでは、参加した視覚障害者の9割がアプリを「利用したい」と回答。全盲の50歳女性は「24時間、音が鳴るのは役立つ」と話した。

 警察庁は2015年から、スマホを使った視覚障害者の安全対策の検討を始めた。アプリは通信装置がある信号機とも連動して青信号の時間を延長することもでき、横断に時間のかかる高齢者らの利用も想定されている。
赤信号に気付かず?早朝出勤の男性が死亡する事故も
 「ピヨピヨ」「カッコー」などの音で青信号を伝える音響信号機は昨年3月末時点で、全国に2万3149基。全信号機の11%にあたるが、近隣住民に配慮し、多くの信号機は、早朝や深夜には音が鳴らない設定になっている。
 警視庁によると、東京都内の約2400基の約9割は、午前7時以降にならないと音が鳴らない。鳴り終わるのは午後8時台が7割で、同7時台と同9時台が1割。24時間鳴るのは新宿や池袋など大規模駅近くの数%の信号機だけだ。

記事全文は以下よりご確認ください。

早朝深夜に鳴らない信号機…視覚障害者を守るため、警察庁が信号アプリ導入へ : yomiDr. / ヨミドクター(読売新聞)

早朝深夜に鳴らない信号機…視覚障害者を守るため、警察庁が信号アプリ導入へ