NPO法人ウェルビーイング監修『歯科医院でのロービジョン サポート』

NPO法人ウェルビーイングが監修した「歯科医院でのロービジョン サポート」という冊子が発行されています。合わせて10ページです。

内容は、実際に疑似的に視覚障害を経験し、客待ちから受付等中のスペースへの不安、そして治療台での不安、お金を払う時への不安、そしてそれらに対する歯科従事者や患者がどのようにすればよいのかなどです。

視覚障害で現在歯科診療に不安のある方は、是非お手に取ってみてはいかがでしょうか?

お問い合わせは下記まで。

「NPO法人ウェルビーイング」
連絡先:〒810-0041 福岡県福岡市中央区大名1丁目15-24-2F
TEL:092-771-5712 FAX:092-741-8037
E-mail:jimukyoku@well-being.or.jp

ホームページ:http://www.well-being.or.jp/index.html
Facebook:https://www.facebook.com/wellbeing.fukuoka/

2018(平成30)年度ITサポートボランティア養成研修会開催のご案内

 千視協を代表団体とする共同事業体は、千葉県よりIT支援事業を受託し、共同で県内の視覚障害者を対象にITサポートセンターの運営およびパソコン教室を実施ならびに開催しています。
 この度、ITサポートボランティア養成研修会を開催させていただくこととなりました。多くの皆様にご参加いただけますようご案内申し上げます。

1.目的  視覚障害者に対するパソコンを中心としたITに携わるサポート・ボランティアの養成を目的とします。視覚障害の理解と、画面読み上げソフト等を用いたパソコンサポートの基礎を習得します。

2.対象  視覚障害者支援に意欲があり、これから視覚障害向けパソコンボランティアに携わりたいと考えている方。
※日常的にパソコンを使用しメール、インターネットのスキルをお持ちの方

3.研修日時  平成31年3月2日(土)
          午前9時30分から午後4時30分

4.研修会場  視覚障害者総合支援センターちば
          〒284-0005 千葉県四街道市四街道1-9-3 5階
          電話 043-424-2546
          URL  https://tisikyo.jp

5.受講定員  10名

6.受講料  無料(昼食はご持参していただくか近隣でお願いいたします)

7.受講申込方法  下記事項を明記し電子メールでお申し込みください

(1)氏名
(2)フリガナ
(3)住所
(4)連絡先(当日連絡の取れる電話番号を記載)
(5)メールアドレス(携帯不可)
(6)パソコンやタブレットの使用経験について(使用OS、普段の
使用用途等記載)
(7)画面読み上げソフトや画面拡大ソフトの使用経験(ソフト名、使用
年数や支援経験等を記載)
※定員に達し次第締め切り

8.受講申込および本件に関するお問い合わせ先
〒284-0005 千葉県四街道市四街道1-9-3
社会福祉法人千葉県視覚障害者福祉協会 視覚障害者総合支援センターちば 
 (担当  御園政光 岡根鉄郎)
   電話 043-424-2546  FAX 043-424-2486   e-mail: its@tisikyo.jp

ITサポートボランティア養成研修会カリキュラム

3月2日(土)  

9:15~9:30 受付

9:30~9:40 開会・オリエンテーション

9:40~12:00
「視覚障害者へのパソコン指導の実際(1)」パソコンでどんなことができるのか?
講師:社会福祉法人千葉県視覚障害者福祉協会
    視覚障害者総合支援センターちば   御園 政光 ほか
    社会福祉法人あかね ワーク・アイ船橋        磯部 淳
    特定非営利活動法人トライアングル西千葉      鈴木 信一

12:00~13:00 昼食休憩

13:00~14:30 「視覚障害者へのパソコン指導の実際(2)」(ワード・メールを中心に)
講師:社会福祉法人千葉県視覚障害者福祉協会
    視覚障害者総合支援センターちば   御園 政光 ほか
    社会福祉法人あかね ワーク・アイ船橋        磯部 淳
    特定非営利活動法人トライアングル西千葉      鈴木 信一

14:40~16:10 「視覚障害者へのパソコン指導の実際(3)」(インターネットを中心に)
講師:社会福祉法人千葉県視覚障害者福祉協会
    視覚障害者総合支援センターちば   御園 政光 ほか
    社会福祉法人あかね ワーク・アイ船橋        磯部 淳
    特定非営利活動法人トライアングル西千葉      鈴木 信一

16:10~16:30 閉会

パソコン教室予約状況(1月28日現在)

視覚障害者総合支援センターちばでのパソコン教室は、多くの方々よりお申し込みをいただいております。
ありがとうございます。
パソコン教室につきましては、現在、2月~3月にかけてのパソコン教室について空きがございます。
また、順次予約の講習も受け付けております、あわせてご検討いただければと思います。
ご希望される方は、下記お電話かメールにてお問い合わせください。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
電話:043-424-2546
メール:its@tisikyo.jp

関連情報:

平成30年度 パソコン教室開催

2018年度 ITサロン 第10回 2019年2月13日(水)のお知らせ

2018年度、第10回目のITサロンを2019年2月13日(水) 13時30分から16時30分までの間で開催します。
今回のITサロンはテーマフリーです。
iPhone/iPadのこと、パソコンやNVDAの使い方など、各種ご相談に応じます。
いつも参加者の皆さまからのご支援もありがとうございます。
事前予約は、1月28日(月)から2月12日(火)、15時00分までです。
お待ちしております!
なお、申込み内容や申し込み状況によってはやむを得ずお断りする場合がございます。あらかじめご了承ください。

•関連情報

平成30年度 ITサロンへのお誘い

日盲連 「見えづらい・見えにくい人のくらし」 弱視に関する懇談会 報告書

日本盲人会連合より「見えづらい・見えにくい人のくらし」 弱視に関する懇談会 報告書が公開されています。

筆者自身も末席に加わらせていただきましたが、弱視社の現状を知る貴重な報告書ですので、ぜひご一読してみてください。

・PDF版直接ダウンロード

クリックしてlowvision_-social-gathering_report20190121.pdfにアクセス

・テキスト版直接ダウンロード
http://nichimou.org/wp-content/uploads/2019/01/lowvision_-social-gathering_report20190121.txt

「見えづらい・見えにくい人のくらし」 弱視に関する懇談会 報告書

「見えづらい・見えにくい人のくらし」 弱視に関する懇談会 報告書

画面読み上げソフト「FocusTalk」が販売終了

画面読み上げソフト「FocusTalk」の販売終了の案内がメーカーより発表されています。

国内において、Windows用画面読み上げソフトの草分けとして誕生した「95Reader」の技術を弾きついて販売が行われてきた「FocusTalk」が販売終了となるとは、とても残念なことです。95ReaderもFocusTalkもなかったら、今の日本の視覚障害者のパソコン環境はもっと遅れていたことでしょう。

これまで開発と保守に携わってこられたスカイフィッシュの皆さま、どうもありがとうございました。

・FocusTalk V4の販売終了のお知らせ | 株式会社スカイフィッシュ:Skyfish Inc.
https://www.skyfish.co.jp/news/focustalk-v4%e3%81%ae%e8%b2%a9%e5%a3%b2%e7%b5%82%e4%ba%86%e3%81%ae%e3%81%8a%e7%9f%a5%e3%82%89%e3%81%9b.html

iPad、iPhone、iPod 用DAISY 再生アプリ、Voice of DAISY 5 リリース!

待望の「Voice of DAISY」の新版「Voice of DAISY 5」がさらに使いやすくなって新装しました!

 

ボイス オブ デイジー 5はデイジー図書に録音された音声データが含まれている場合にはその音声を再生します。再生時には音声の再生スピードを変更したり、音の高さを変更できます。

一方、音声データが含まれていない場合には、代わりに本文のテキストを合成音声で読み上げます。利用できる合成音声は、Siriで使われているiOSに組み込みの話者に加え、ドキュメントトーカーのたかし・けいこ・太郎・花子の話者も利用できます。

本文の情報を画面に表示し、読み上げている箇所をハイライトさせながら読み進めます。文字の色、背景色、ハイライト色などは自由に変更できます。また、画面の文字サイズについても自由に変更できます。

デイジー図書のダウンロード

インターネット上の障害者向けのデイジーの図書館としてサピエ図書館があります。現在サピエ図書館には約7万冊のデイジー図書の蔵書があります。

ボイス オブ デイジー 5ではサピエ図書館のデイジー図書を検索しダウンロードする機能をアプリに内蔵しました。サピエ専用の図書検索画面に向かって読みたい本のタイトルをしゃべるとデイジー図書の検索が行えます。検索結果の一覧から、読みたい本を選択するとダウンロードが始まります。ダウンロードの状況はあと何パーセントなのかがリアルタイムで情報提示されます。

この他、アプリに内蔵したブラウザーを通じ、お勧めのウェブページや、自分で入力したURLのページからもデイジー図書がダウンロードできます。

本だな機能

ボイス オブ デイジー 5には本だな機能が設けてあります。自分で複数の好きな名前の本だなを作り、そこにダウンロードしたデイジー図書を分類管理できます。

ボイスオーバーのフル対応

ボイス オブ デイジー 5は視覚障害の方が利用しやすいようにボイスオーバーからの操作に対応しています。

また、全盲の利用者向けに、ボイスオーバーによる操作をし易いように本文を表示しない再生画面も設けました。

さまざまな移動手段

目次やページ一覧の項目の選択により目的の場所に簡単に移動できます。閲覧中の場所にしおりを設定しておき、しおりの一覧からしおりの場所にすぐに移動できます。原本にページ番号の情報が埋め込まれている場合にはページ番号の入力による移動もできます。

再生・閲覧位置を前後に移動するナビゲーション機能も設けています。移動単位は、ハイライト、フレーズ、10秒、30秒、ページ、見出し、見出しレベル1、見出しレベル2、見出しレベル3、見出しレベル4、見出しレベル5、見出しレベル6の中から指定できます。

再生コントロール

ボイスオーバーを利用中の場合には再生画面を2本指でダブルタップすると、再生と停止をコントロールできます。

iPhone添付のイヤホンのボタンからの再生と停止や、AirPodsのダブルタップによる再生と停止にも対応しています。

Bluetoothヘッドセットボタンからの再生と停止や、次へ・前へボタンによるナビゲーションも行えます。
また、デバイスのシェイクやイヤホンを抜く操作による停止も行えます。

お休みタイマー

指定した再生時間後に、再生を自動停止するお休みタイマーの機能を設けました。5分、10分、15分、30分、1時間の中から自動停止する時間が設定できます。

 

上記はメーカーページからの抜粋になります。

 

ボイス オブ デイジー 5 iOS用

 

皆様是非この機会にお試しになってはいかがでしょうか?

しかも今月中なら、1400円でご利用になれます!

(2月からだと3100円)

使い方のご相談は、視覚障害者総合センターちば、IT担当まで!

 

連絡先は

e-mail:its@tisikyo.jp

TEL:0434242546

千葉県視覚障害者福祉協会のウェブサイトが新しくなりました!

本法人「千葉県視覚障害者福祉協会」のウェブサイト(ホームページ)が新しくなりました。

よりシンプルに、よりわかりやすくリニュアルしたページをご覧ください。

アドレスは従来と変わりません。

トップページ

トップページ

上記、どちらでも繋がりますが、 https の s が後ろについている方が正式なものです。

説明しましょう。

・httpsとは?
https://cspssl.jp/guide/https.php

上記より引用します。

引用ここから ———-

ブラウザでWebサイト(ホームページ)にアクセスするとき、アドレスバーにアクセス先のURLが表示されます。
URLは一般的にhttpからはじまりますが、ショッピングフォームやお問い合わせフォームを利用しているときは、多くのサイトがhttpsからはじまります。では、なぜURLの先頭がページやサイトによって「http」や「https」と変わるのでしょうか。まずはURLについて簡単ですが解説します。

URLとは
URLは複数のパーツで構成されています。大きく分けると以下のとおり通信プロトコルとフルドメイン名に分けることができます。
Webサイトへのアクセスを郵便で例える場合、フルドメイン名は宛先に該当します。郵便では誰に届けるのか宛先から判断するように、Webアクセスはフルドメイン名から判断します。Webサイトにアクセスするとき、フルドメイン名が正しくないとWebサイトが正しく見れないのは、宛先を間違えると郵便物が届かないのと同じです。
では、URLのもう一方、通信プロトコルとは何でしょうか。

通信プロトコルとは
通信プロトコルとは通信する内容を解読・適切に処理を行うための通信ルールのことです。
通信プロトコルは人が話す言語のようなものです。日本語は日本語、英語は英語など、同じ文法や単語を使用することで相手の話が理解できるように、通信プロトコルも指定したルールに基づいた命令や文法でやりとりするので相互に理解することができます。
通信プロトコルは複数あり、そのなかにhttpやhttpsがあります。

httpとは
httpとはWebサーバとWebクライアント(ブラウザ等)用の通信プロトコルです。
httpの場合、Internet ExplorerやGoogle Chrome等のWebクライアントを使用してWebサイトにアクセスします。閲覧したいページや画像、動画などをWebサーバに要求して、内容に応じてWebサーバがレスポンスを返します。レスポンスを受け取ったWebクライアントは画面上にページや画像、動画などを表示します。
この一連の流れは、一般的には暗号化されていない状態で通信しています。全世界に情報が公開されているインターネットは、セキュリティホール等によって他の通信と比べて盗聴が容易です。そのため、通信経路に万が一悪意のある第三者が現れると盗聴される可能性があります。特にメールフォーム等で名前や住所、メールアドレスを送信したら、個人情報が抜き取られてしまいます。これを防ぐのがhttpsです。

httpsとは
httpsはSSLを利用したhttp通信です。SSLは、SSLとはで解説している通り、通信を暗号化するので、安全にWeb情報のやりとりを行うことができます。万が一通信経路から情報が抜き取られたとしても、暗号化されているので内容を判別することは困難です。

httpsの見分け方
ブラウザで、現在の通信がSSLで暗号化されているかどうかは、2種類の方法で確認することができます。
1.ブラウザに鍵アイコンが表示されている
SSLで暗号化されていると、ブラウザのアドレスバー等に鍵のアイコンが表示されます。

引用ここまで ———-

つまり https の方が安全だということです。

また、最近は一部のパソコン環境(ウェブブラウザ)では、httpsでないと表示できないケースがあります。

そのため、普段よりhttpsを前に入れた形でアクセスしていただく方がよいです。

ビヨンセのサイトを視覚障害者が提訴。“クレーマー”と言う日本人の無知コメントも

 ビヨンセが所有するマネジメント会社が、公式サイトでの視覚障害者対応を怠ったということで、全盲のファン(米国在住)から訴えられたとニュースになりました。

 報じたのは今年1月3日のThe Hollywood Reporter。原告がBeyonce.comにアクセスしたところ「介助なしではサービスやショップにたどりつけず、同サイトは障害者差別禁止法に抵触している」と主張しています。

ビヨンセサイト
ビヨンセの公式サイトより。トップページは写真だけがズラリと並ぶ https://www.beyonce.com/
 障害者が使えないというだけで訴訟になるなんて大げさな、と思いますか?

 このニュースが日本で報じられると、ネット上では「原告はクレーマーだ」「介助してくれる友達もいないのか」などのコメントが見られました。ですが、これらのコメントは無知と言うほかありません。

「誰もが使えるサイト」が先進国の常識に

「ビヨンセのサイトを見ましたが、確かに、画像ばかりでalt(※1)もなく、ひどいですね。ただメニューから入れば、必ずしもショップに行けないわけでもないので、訴訟対象かどうかは疑問も残ります」

 そう語るのは、情報のユニバーサルデザインを研究・推進している関根千佳さんです。

※1)alt:画像の代替となるテキスト情報で、簡単に設定できる。音声読み上げブラウザを使えば、この代替テキストが読み上げられ、視覚障害者も画像の内容がわかる。

「先進諸国では、ユニバーサルデザイン(=どんな人でも利用できる)に対応していないサイトは、人権侵害として扱われます。多くの訴訟が起こされており、高額の罰金が科せられた事例がたくさんあるんです。障害者や高齢者がアクセスできないサイトは、いわば男性トイレのないオフィスのようなもので、特に公的機関では絶対に許されません。

 近年、企業のサイトでも誰もが使えるデザインは良識として当然視されるようになりました。視覚障害以外にも、肢体不自由や聴覚障害の方が使えるかも対象になります。MITやハーバード大のサイトも配慮に欠けたため改善命令が出されました。2015年~2017年までの3年間にWEBアクセシビリティ(※2)で1133件以上もの訴訟が起こっています。この数年間で15倍以上に増えているのです」

※2)WEBアクセシビリティ:高齢者や障害者など年齢的・身体的条件に関わらず、ウェブで提供されている情報にアクセスし利用できること

記事詳細は、以下のURLよりご確認ください。

・ビヨンセのサイトを視覚障害者が提訴。“クレーマー”と言う日本人の無知コメントも

ビヨンセのサイトを視覚障害者が提訴。“クレーマー”と言う日本人の無知コメントも

新聞を音訳、視覚障害者向け放送30年…読み手はボランティア

 全国で唯一、視覚障害者のための音声番組を制作している「JBS日本福祉放送」(大阪市都島区)が、番組の放送を始めて30年を超えた。新聞の音訳を中心に、目の不自由な人たちの貴重な情報源となってきたが、近年は新聞の読み手となるボランティアが減って高齢化が進んでおり、JBSは新時代を支えるメンバーを募っている。

 「今日の朝刊、読売新聞の担当は」
 ボランティアは自己紹介後、各紙の1面から読み始める。手元には担当記事に赤線を引いた紙面を置く。
 JBSは、社会福祉法人「視覚障害者文化振興協会」(都島区)が企業からの寄付金などで運営する。有線放送「USEN」やインターネット(http://www.jbs.or.jp/)を通じ、24時間無休で配信。リスナーは全国で約6000人という。

 「その日の新聞で、いち早く世の中を知りたい」という視覚障害者の声に応えて1988年にスタートし、翌年には東京にもスタジオを構えて一時は約50番組を制作した。寄付金は90年代から右肩下がりになり、東京のスタジオは2007年に閉鎖。番組も音楽や点字講座など八つに縮小した。

記事詳細は以下URLよりご確認ください。

・新聞を音訳、視覚障害者向け放送30年…読み手はボランティア

新聞を音訳、視覚障害者向け放送30年…読み手はボランティア