第3回目のITサロンを9月3日(土) 13時30分から16時30分までの間で開催します。
事前予約は、8月30日(火)、15時00分まででお願いいたします。
ふるってご参加ください。
関連情報
・平成28年度 ITサロンへのお誘い
http://center-aikoh.net/wp/it-services/?p=408
第3回目のITサロンを9月3日(土) 13時30分から16時30分までの間で開催します。
事前予約は、8月30日(火)、15時00分まででお願いいたします。
ふるってご参加ください。
関連情報
・平成28年度 ITサロンへのお誘い
http://center-aikoh.net/wp/it-services/?p=408
・NEWS | ONE PIECE FILM GOLD(ワンピースフィルムゴールド)
http://www.onepiece-film2016.com/news/1217.html
以下 上記より引用します。
映画「ONE PIECE FILM GOLD」が、バリアフリー映画上映の新システム『UDCast』方式を、配給会社としていち早く全国的に導入し、一般興行での初上映をすることが決定しました。
『UDCast』方式とは、[目の見えない方、見えにくい方]と[耳の聞こえない方、聞こえにくい方]が、お手持ちのスマートフォン、iPod touch等の携帯端末と、イヤホン又は字幕表示用メガネを使うことによって、専用アプリから取得した音声ガイドや字幕表示付きで、従来よりも容易に映画を鑑賞できるようになる画期的なシステムです。
更新が遅くなりましたが、今回セットアップしたPCの情報です。
今回の機種と性能は、以下の通りです。
メーカー:マウスコンピュータ
型番:LB-F531BN
画面サイズ:15.6インチ
OS:Windows10
CPU:Intel Core i3
ハードディスク容量:500GB
メモリ容量:4GB
本体カラー:ガンメタル(グレーに弱い金属光沢の入った色)
WordやExcelといったOfficeソフトは導入されておりません。
CDやDVDの再生が可能なドライブを内蔵しています。
この性能で購入価格は7万円程度です。
この機種に、PC-Talker、NetReader、MyMail、MyNewsをインストールしてのお渡しとなりました。
当センターでは、皆様からの「パソコンに関する疑問、質問」をお待ちしております。
「目が見えないのにどうやってパソコンを使うの?」
「パソコンの買い替えを考えてるけど、どこに相談したらいいかよくわからなくて…」
「Windows10って、今までとどう変わったの?」
等々、ちょっとした疑問、前々から思っていたけど今更人には聞けない疑問、私たちがお答えし、サポートいたします。
・日本ライトハウス情報文化センター - HyMe(ハイミー)研究事業
http://www.iccb.jp/hyme/
上記より一部引用します。
ここから ———-
近年、合成音声の進化、著作権法の改正、およびパソコン、スマートフォン、タブレットの普及により、視覚障害等、活字著作物を読むことが困難な方々の読書環境が大きく変化しつつあります。
合成音声でテキスト情報の読み上げが可能なアクセシブルな電子書籍の提供は、これまで書籍の発売から数ヶ月待たなければ読書ができなかった視覚障害等の方々に、1週間から数週間での情報提供を可能にしました。現在、全国の視覚障害者情報提供施設(点字図書館等)では、従来から提供してきた点字図書、録音図書に加え、視覚障害者等向け電子書籍を製作し、サピエ図書館(注1)で提供しています。
これらの電子書籍は合成音声を使用して再生しますが、書籍の中の図表、グラフ、写真等の視覚的資料は合成音声では読み上げません。視覚的資料が含まれる書籍を視覚障害者が読むためには、本文のテキスト化だけでは不十分で、視覚的資料を適切に解説した情報も含まれる電子書籍が必要です。
日本ライトハウスは、合成音声が読み上げる本文部分はテキストデータで提供し、図表等の視覚的資料の画像には適切に解説した音声データを同期させた、アクセシブルな電子書籍を『HyMe(ハイミー)』と名付け、提供・普及のための研究を行っています。
ここまで ———-
テキスト化のメリットであるいち早く利用者に本を届けるという視点と、
合成音声のデメリットである誤読を解消するために、
人がチェックして正しく読み上げるという視点が、
融合しています。良いアイディアですね!
今後が楽しみです。
サピエにアップされるのを待っています!
上記、ページの最初に掲げられている
障害の有無に関わらず、タイムラグなく、同じ情報を同じように享受できる。
これが、私たちがめざす究極のサービスです。
素晴らしいです!
負けられません(笑)
・総務省|情報バリアフリー環境の整備|障害者のウェブページ利用方法の紹介ビデオ
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/2005/051215_1_wmv.html
総務省では、ウェブアクセシビリティの必要性を多くの人に感じてもらおうと、
2005年、障害者のウェブ利用方法を紹介するビデオを製作しました。
それから10年以上たち、障害者のウェブ利用方法は多様化し、
また障害者差別解消法の施行、ウェブコンテンツのアクセシビリティに関するJISの改正などを踏まえ、視覚障害者のビデオが更新されました。
上記のページに行くと、全盲の方の紹介ビデオとロービジョンの紹介ビデオへのリンクがそれぞれ掲載されています。
また総務省動画チャンネルでもご覧いただけます。
全盲のウェブ利用紹介ビデオ(13分の大作)
https://goo.gl/oijyZP
弱視のウェブ利用紹介ビデオ(7分59秒)
https://goo.gl/hH2wj1
※こちらの弱視当事者は今年2月に当センターで講演していただきました伊敷さんです。
ウェブ製作者向けの動画による説明となっており、少し専門的ですが、
国からこのように当事者の生の声として動画で紹介されたことは、大変意義のあることと思います。
ウェブアクセシビリティーがますます前進することを強く願っています。
【あっせん】初期セットアップ時、パソコンにインストールするソフトについて
当センターでお買い上げいただくパソコンには、ご購入者様と相談の上、下記のようなソフトを適宜インストールしています。
◆音声読み上げソフト(お客様ご購入、市区町村による助成適応、詳しくはお住いの市区町村にお問い合わせください。)
音声読み上げの基本ソフトである「PC-Talker(ピーシートーカー)」、メーカーは高知システム開発。
画面読み上げソフトのPC-Talkerで使用できる各種ソフトウェアについては、以下のようなものがあります。
・NetReader(ネットリーダー):インターネット閲覧ソフト
・MyMail(マイメール):メールソフト
・MyBook(マイブック):デイジー再生、サピエ図書館利用のためのソフト
・MyNews(マイニュース):インターネット上の新聞等容易に閲覧できるソフト
このほかにも、音声ワープロソフト、乗換検索ソフト等があります。
これらのソフトは、ご要望によりお客様側で自由に組み合わせることができます。
◆インストールしておくと便利なソフト(だれでも自由に使えるソフトです。)
上記の他に、下記のソフトウェアを予めインストールしています。
・NVDA(エヌブイディーエー):無料の画面読み上げソフトです。PC-Talkerで読み上げできない場面においてNVDAに切り替えると読み上げる可能性があります。また、NVDAでないと操作できないソフトウェアにおいて有効です。
・Skype(スカイプ):インターネットを利用した音声通話ソフト。このソフトを利用してパソコン講習や各種サポートを受けていただくことも可能です。(予約制)
・TeamViewer(チームビューアー):インターネットを通してリモートサポートを行えるようにするソフトウェアです。こちらもサポート上役立つのでインストールしています。
このほかにもご要望があれば、その都度、必要に応じてインストールのおてつだいをしています。
上記ソフトの使い方についてのご相談も承っております。
お気軽にご相談ください。
メール its@center-aikoh.net
電話 043-424-2546
Microsoftより、視覚障碍者向けWindows 10 アップグレード管理ガイドについて情報が公開されました。
https://blogs.technet.microsoft.com/cs3_windows/2016/06/30/%E8%A6
これは Windows 10 に更新されてしまったけれど、
キーボードと画面読み上げソフト環境下で、
どうやって元の Windows に戻すかの操作方法が記載されています。
内容は PC-Talker を取り上げていますが、ほぼすべての画面読み上げソフト環境下でも適用できると思われます。
(ある程度操作に慣れていないと難しい部分があります)
下記、重要部分の抜粋を記載します。
なお、当センターのパソコン斡旋サービスで購入されている方についてはセンターのITサポートで、操作の代行依頼を受け付けいたします。
その他の方は、千葉県にお住まいの方、また NVDAヘルプデスク の会員登録をしている方は、上記操作方法のご相談に応じます。(詳細は記事下部を参照)
Windows 10にアップグレード後 31日以内であればアップグレード前の以前のWindowsバージョンに戻すことができます。
この手順ファイルではWindows 10 アップグレード後に、[設定] の [更新とセキュリティ] にある [回復] から、以前のバージョンの Windows に戻す方法について 音声とキーボードを使用した操作方法を説明します。
ここでご紹介する手順は、PC-Talker 8または7が入った環境での手順を説明しています。
<手順ファイルのダウンロードは以下から>
お使いのWindows 7 SP1またはWindows 8/8.1からWindows 10へのアップグレード通知および、アップグレードを事前にブロックすることができます。
この手順ファイルではWindowsのホーム画面に出てくるアップグレードの予約通知、アップグレードをブロックする方法について音声とキーボードを使用した操作方法を説明します。この操作により、Windows 10へのアップグレードの通知が表示されなくなります。
ここでご紹介する手順は、PC-Talker 8または7が入った環境での手順を説明しています。
<手順ファイルのダウンロードは以下から>
- Windows 7 SP1 の場合
- Windows 8/8.1 の場合
Windows 10の推奨アップグレードによりスケジュールされたWindows 10アップグレードのプロセス(3回の再起動の後)中で「Windows 10にようこそ」画面が表示されます。
この手順ファイルではWindows 10 アップグレード中に表示される「Windows 10にようこそ」画面からアップグレードをキャンセルし、以前のバージョンのWindowsに戻す方法について 音声とキーボードを使用した操作方法を説明します。
<手順ファイルのダウンロードは以下から>
・マラケシュ条約、2016年9月30日に発効:批准国が20か国に到達
http://current.ndl.go.jp/node/31944http://current.ndl.go.jp/node/31944
世界知的所有権機構(WIPO)は、2016年6月30日、カナダがマラケシュ条約(盲人,視覚障害者及び読字障害者の出版物へのアクセス促進のためのマラケシュ条約)を批准したことにより、発効に必要な批准国数20か国に到達したと発表しています。
今後、ますます電子書籍としてのテキスト化やマルチメディア化が重要になってきます。
デイジーと一般電子書籍の企画が統合され、すべての人が容易に読書を楽しめる環境が実現されていくものと信じています。
第2回目のITサロンを7月2日(土) 13時30分から16時30分までの間で開催します。
事前予約は、6月28日(火)、15時00分まででお願いいたします。
ふるってご参加ください。
関連情報
・平成28年度 ITサロンへのお誘い
http://center-aikoh.net/wp/it-services/?p=408
・Appleの発表会 盲目のDJが登場 その狙いとは
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160619-00010002-bfj-sci
良い記事です。上記より、一部引用します。全文は上記のアドレスからご確認ください。
「僕は高校生のときに病によって視力を失いました。目が見えないとDJはできません。でも、VoiceOverやアプリと出会うことで、またDJを楽しめるようになったのです。昔のように」と彼は語る。
VoiceOverはアップル製品に標準機能として備わっている。一般的な操作はもちろん、対応アプリであれば「読み上げ」て視力をサポートする。VoiceOverをオンにすると、1タップ=読み上げ、2タップ=実行などといった操作に切り替わる。例えばLINEなどのアプリを1タップすると未読数を読み上げ、2タップするとアプリが立ち上がる。
Appleは障害を持った人に向けたアクセシビリティに力を入れている。経営層がプレゼンする基調講演の最中にも「Voice Over」という、多くのユーザーにとって馴染みがない単語を何度も聞いた。
この基調講演を聞いて、「私たちのことも見てくれているんだなと感じました」と語るのは、視覚障害者の執印光恵さんだ。
彼女とはApple Storeで開催されるアクセシビリティのワークショップで出会った。一児の母である彼女の横にいるのは盲導犬トーマス。「昔は白杖を使って歩いていたのですが、トーマスと一緒だと風を切って歩けるんです」。
そんな彼女は冒頭のエンジニアと同じくVoice Overを使うiPhoneのヘビーユーザーだ。「生活が一変しました」と語る。どんな風に変わったのか?
かつて、読書をするにもかなり苦労したという。点字の書籍は多くなく、点訳をオーダーしなくてはならなかったからだ。だいたい2~3カ月。長くて1年はかかったという。
「iPhoneが登場してから電子書籍を読める機会すごく増えました。リアルタイムでみんなと同じように本が読めるようになったんです」
「どこかに行くのはトーマスがいるので普通にできるんです。でも、ナビを聞くことで”近所にこんなお店があったんだ”と知ることも多くて。目が見えないために気づかなかった発見があって、すごく楽しいんです。それに道に迷っても安心ですからね」
母である執印さんは料理もこなす。手触りや音で包丁などは使いこなせるものの「説明書き」は読むことができない。かつては、家族の帰りを待って「読んで」もらうこともあった。しかし、今はiPhoneをかざすと読み上げてくれるアプリもあれば、FaceTimeで友人に代読してもらうこともできる。