iTunes 総合検索 ウェブアプリのご案内

このたび、社会福祉法人愛光、視覚障害者総合支援センターちば、IT支援サービスでは iTunes を画面読み上げソフト等で検索しやすくするためのウェブアプリ「iTunes 総合検索」を開発しました。

このプログラムは、 Apple が運営する iTunes サービスに含まれる「音楽」「ポッドキャスト」とAppStoreの「アプリ」を、、スクリーンリーダー環境で簡単に検索し閲覧するためのウェブアプリです。特に、音楽関連の検索は、その場で曲の一部分を試聴できるようになっており、聴いて欲しい曲を購入できるように工夫されています。

最初の画面は、検索キーワードと探したいジャンルの選択です。以下の選択肢があります。

1) 音楽 すべて
2) 音楽 アルバム
3) 音楽 アーティスト
4) ポッドキャスト
5) アプリ

1番から3番までが音楽関連で、4番はポッドキャスト、5番がアプリです。

キーワードを入力してエンターキーを押すと検索が実行されます。

検索結果は、各タイトル部分に見出し設定がされています。ボイスオーバーをはじめ、NetReaderなどスクリーンリーダー・音声ブラウザ環境で見だしジャンプをしながら容易に検索結果を確認できます。

音楽ではその場でプレビュー再生ができます。少し聴いてみて、よければ「iTunes で見る」より購入ができます。

ポッドキャストでは、フィード(番組の配信用アドレス)も表示されますので、その場でコピーし、自分が普段使用しているポッドキャストアプリやプレクストーク・トランスファーにコピーしリンクポケットに登録することができます。さらに、検索結果で表示されたポッドキャスト番組から現在配信中のエピソードを、その場で聴くことができます。

アプリについては、キーワードにマッチしたアプリの表示ができます。表示そのものは AppStore です。また、同じ作者から提供されているアプリについても簡単に閲覧できるようになっています。

このアプリのアドレスは以下の通りです。

http://center-aikoh.net/itTools/iTunesServices/iTunesSearch.php

ソフトバンク、視覚障害者向けに「iPhone」を使いこなすための学習アプリを配信開始

ソフトバンクモバイルが、画面に表示されている項目を音声で読み上げる視覚サポート機能「ボイスオーバー」を使って、視覚障がいのある方がiPhoneの基本的な操作方法を学習・練習するためのアプリ「視覚障がい者向け使い方教室 for iPhone」の配信を開始しました。

同アプリでは、タッチパネルの範囲やホームボタンの位置など、iPhoneの構造を理解していただくレッスンから始まり、ボイスオーバーを活用してiPhoneを操作するための基本ジェスチャー練習、電話の発着信や文字入力などの応用練習を、ナレーションによる丁寧な説明を聞きながら進めることができます。

また、視覚障がいのある方がiPhoneを便利に使うためのヒントや役立つアプリも紹介してくれるとのこと。

なお、価格は無料で、対象OSは「iOS 8」以降、対象端末は「iPhone 5」以降となっています。

 ・プレスリリース
http://www.softbank.jp/corp/group/sbm/news/info/2015/20150604_01/

 ・アプリの詳細ページ
http://www.softbank.jp/mobile/service/visually-support-iphone/

出典 ソフトバンク、視覚障害者向けに「iPhone」を使いこなすための学習アプリを配信開始 | 気になる、記になる…
http://taisy0.com/2015/06/04/52179.html

【あっせん】本日セットアップ機種紹介(6月2日)

今年度から、IT支援でどんなパソコンを提供しているか、皆さんにも知っていただくために、セットアップを行ったパソコンについて、少しだけ紹介していきたいと思います。

今回のご利用者は、松戸にお住まいの方です。

本体はWindows8.1搭載の15.6インチノートパソコン。
20150602_130501_S
これにPC-Talker、MyBook、MyNewsをインストールしてのお届けとなります。
WordやExcelといったワープロソフトは搭載されていません。

今後、セットアップ作業の一部も公開したいと考えています。
乞うご期待。

JAWS for Windows Ver.16.0 リリースのお知らせ

以下、有限会社エクストラからのプレスリリースを掲載します。

画面読み上げソフトJAWSの最新バージョン「JAWS for Windows Ver.16.0日本語版」を6月3日に発売いたします。

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■Version 16.0の新機能と改良点
・JAWSのキー操作を検索するためのJAWSコマンド検索機能を追加
・フォームモードの設定に半自動フォームモードを追加
・簡単OCRでPDF形式の文書全体の認識に対応
・MathMLに対応
・Microsoft Word 2013のUIAサポートを強化
・Microsoft Outlookの読み上げを改善
・音声プロファイルの言語サポートを強化
各言語ごとに個別の設定が可能です。
・JAWSを終了するための新しいタッチスクリーンジェスチャーを追加
・読み上げ辞書・点訳辞書を更新

■動作条件
JAWS for Windows Ver.16.0 日本語版を使用するには、次の機能を備えたPCが必要です。
・OS
○Windows 8および8.1、Windows 7、Windows Vista 日本語版の各エディション
JAWS16.0はWindows XPには対応しておりません。
・プロセッサ速度 1.5GHz以上
・メモリ(RAM)
○4GB推奨(64bit)
○2GB推奨(32bit)
・ハードディスク空き容量
○インストール時 1.6GB 
○追加の音声エンジン「VoiceText」のインストールには4GB以上の空き容量が必要です。
○追加の音声エンジン「Vocalizer Expressive voices 」のインストールには1音声あたり最大700MBの空き容量が必要です。
・ディスプレイカード 16ビットカラー、画面解像度800×600
(32ビットカラー、画面解像度1024×768推奨)
・サウンドカード

■価格(税込)
JAWS for Windows Professional Ver.16.0 日本語版 新規:153,360円
JAWS for Windows Professional Ver.16.0 日本語版 Ver.15.0 (Ver.16への無償バージョンアップ付)からのバージョンアップ:無償
JAWS for Windows Professional Ver.16.0 日本語版 Ver.15.0からのバージョンアップ(1バージョンアップ):34,560円
JAWS for Windows Professional Ver.16.0 日本語版 Ver.14.0 (Ver.15への無償バージョンアップ付)からのバージョンアップ(1バージョンアップ扱い):34,560円
JAWS for Windows Professional Ver.16.0 日本語版 Ver.14.0からのバージョンアップ(2バージョンアップ):56,160円
JAWS for Windows Professional Ver.16.0 日本語版 Ver.12.0+1からのバージョンアップ(2バージョンアップ扱い):56,160円
JAWS for Windows Professional Ver.16.0 日本語版 Ver.12.0、Ver.11.0、Ver.10.0、Ver.9.0、Ver.8.0、Ver.7.1またはVer.6.2からのバージョンアップ(3バージョンアップ以上扱い):77,760円
リモートアクセスライセンス:25,920円
タンデムダイレクト&リモートアクセスライセンス:71,280円
タンデムダイレクト(リモートアクセスライセンスをすでにお持ちの場合):45,360円

※バージョンアップ版のご購入には、ユーザ登録が必要です。
※タンデムダイレクトのご利用には、タンデムダイレクト&リモートアクセスライセンスが必要です。
※JAWS for Windows Ver.4.5日本語版(IBMバージョン)からの優待価格での販売は、Ver7.1日本語版までで終了いたしました。
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詳細につきましては、弊社ウェブサイトをご覧ください。
http://www.extra.co.jp/jaws/index.html
今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

視覚障害者向けの顔認識白杖 XploR 開発中、知人を見つけて通知&ナビ

・視覚障害者向けの顔認識白杖 XploR 開発中、知人を見つけて通知&ナビ
http://japanese.engadget.com/2015/05/10/xplor/

上記記事より紹介します。

英国バーミンガムの学生チームが、視覚障害者向けに顔認識機能を搭載した杖 XploR を発表しました。

XploR は「スマートフォンの顔認識技術」を使い、最大で10メートル先までの知人や親戚などを認識可能。認識したい顔はあらかじめSDカードに画像を収めておく仕組みです。またGPSとBluetooth通信機能を内蔵しており、知人が見つかった場合はユーザーに知らせ、Bluetoothでイヤホンなどに方向を伝える音声ナビゲーションにも対応します。

Birmingham City University の発表によると、顔認識白杖 XploR を開発するのは同大学で学ぶ Steve Adigbo, Waheed Rafiq, Richard Howlett氏ら。

開発チームは XploR をすでにフランスとルクセンブルクの医療・ヘルスケア企業にプレゼンしており、好意的な反応を得られたとのこと。また視覚障害者団体 Beacon Centre for the Blind でも市場調査を実施し、使いやすさや軽量性などの要求事項について得た知見を元に開発を続けています。開発チームは年内に再び同センターを訪れ、セキュリティ機能や実際に利用するまでのトレーニングついてテストする予定。

視覚障害者のかわりに見て、人を見分けてくれる杖は確かに素晴らしい発明ですが、発表中には XploR 開試作機の画像などはありません。試作機ではスマートフォンそのものが括りつけられているような気がしないでもありませんが、顔認識に使うカメラは最終的に杖のどの部分にどのように配置するのか、通常の使い方で認識できるのかなどは気になるところです。声をかけたい相手はもちろん、あわせたくない顔を遠くから即座に見つけて警告する機能は、視覚障害者や相貌失認でなくても便利かもしれません。

視覚障害者向け触感時計”Tac-Touch(タックタッチ)TM”

アイスマップ有限会社(千葉県八街市)は、視覚障害者向け触感時計”Tac-Touch(タックタッチ)TM”を6月16日に発売します。

・フレスリリース
http://www.atpress.ne.jp/view/61939

以下プレスリリースより掲載します。

■開発背景
従来の視覚障害者向けの腕時計は触読式の場合、針の位置を指先で触って時刻を確かめますが、熟知するのに時間がかかり、音声式の場合、会議中や公共の乗り物の中では使いづらいという問題がありました。
当社は今回、この問題を解決するために触感(振動)によって時刻を伝える触感時計“Tac-Touch(TM)”を開発いたしました。

■触感時計“Tac-Touch(TM)”とは
視覚障害者でも容易に時刻がわかるように触感(振動)で時刻を伝える時計です。装着は磁石式なため簡単に行え、磁石の方向を変えることによってリバース使用も可能です。
また、“Tac-Touch(TM)”は、時刻だけでなく、アラームやタイマー機能も備えており、腕時計型とストラップ型の2種類で、色はブルー、ブラウン、オレンジの3色をご用意しています。

▼製品概要
名称 :Tac-Touch
発売日:2015年6月16日(火)
重さ :腕時計型 26g、ストラップ型 14g
カラー:ブルー、ブラウン、オレンジ
価格 :<視覚障害者向け>
    腕時計型   12,800円(税抜)
    ストラップ型 12,000円(税抜)
    <視覚障害者以外>
    腕時計型   16,000円(税抜)
    ストラップ型 15,200円(税抜)

視覚障害者への販売に関して株式会社ラビット(代表取締役 荒川 明宏)と販売及び顧客サポートの提携を行っています。ラビット社は2001年に設立した視覚障害者支援機器の販売、サポートを事業としている会社で、全国に視覚障害者の顧客を持っています。
厚生労働省の調査結果では、全国に31万5千人の視覚障害者がおり、その内重度と言われる1級(視力0.01以下)、2級(視力0.04以下)の視覚障害者は19万6千人います。重度視覚障害者の40%、約8万人の重度視覚障害者に2年間で触感時計“Tac-Touch(TM)”の普及を計画しています。

■会社概要
<アイスマップ有限会社>
所在地 : 〒289-1115 千葉県八街市八街ほ252-3-105
代表  : 代表取締役社長 伊藤 一男
事業内容: バーチャルリアリティ、ヒューマニンタフェース関連の製品開発、
      製造、販売。
URL   : http://www.ismap.co.jp

2000年10月設立以来、バーチャル・リアリティ、ヒューマン・インタフェースの分野で大学・研究室、企業・研究機関からの開発受託業務を主な事業にしてきましたが、2012年より触覚の分野での自社製品化を進め、2014年4月には慶應大学大学院メディアデザイン研究科・舘研究室らの研究成果である触感伝送キット“TECHTILE toolkit”の自社製品販売を開始しました。

<株式会社ラビット>
所在地 : 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場1-29-7-401
代表  : 荒川 明宏
事業内容: 視覚障害者用支援機器販売、サポート
URL   : http://rabbit-tokyo.co.jp/

2001年4月設立(創業1999年1月)。視覚障害者用支援機器販売、サポートを主な事業としています。代表の荒川明宏社長自身も視覚障害者(全盲)でありながら、視覚障害者の生活を支援するため、自ら会社を興し、視覚障害者の雇用もしています。

※ Tac-Touchはアイスマップ有限会社の登録商標です。

IT支援サービスのスタッフ体制

皆さん、こんにちは。御園です。

現在、視覚障害者総合支援センターちばのIT体制は、私御園と土田でサービスを提供させていただいています。

土田の方は、パソコン教室の指導(弱視者向けの内容に強いです)のほか、パソコンのあっせんサービスを中心に取り組んでおり、日々、皆さまのお手元に新しくて使いやすいパソコンを設定しお届けしています。

土田は、火曜日と木曜日に出勤しています。

御園が不在の時や他の対応をしているときなど、土田の方でも対応できますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

IT支援サービスは、これからも皆さまのお役に立てられるようがんばります!

NVDAヘルプデスク開設のご案内

視覚障害者総合支援センターちばでは 、この度、オープンソースで無料の画面読み上げソフトのNVDA(エヌブイディーエー)サポートヘルプデスクを開設し、NVDAのセットアップや使い方に関するサポートサービスを提供することになりました。

皆様のご利用をお待ち申し上げます。

詳細につきましては、以下のリンクよりご確認ください。

http://center-aikoh.net/it/119-its/nvda/266-nvda-helpdesk-menu.html

【あっせん】扱うパソコンについて

今回は、わたしたちがどんなパソコンを販売しているかについて、簡単にお話しします。

 

「マウスコンピューター」というメーカーをご存知でしょうか。

 

メーカーページ→http://www.mouse-jp.co.jp/

 

おそらく多くの方が耳なじみのない企業かと思います。

メーカー名だけ聞いて、よく勘違いされるのが、「外資系企業」だということ。

 

いえいえ、そんなことはございません。

 

当社は東京都千代田区に本社をおく国産企業です。

 

また、耳なじみがない大きな特徴として、直販方式をとっていることも挙げられると思います。

ゆえに、ほとんどの量販店では扱っていないのです。

 

だからこそのメリットもあるのですが、やはり聞きなれないメーカーの商品を使うとなると、多少なりとも抵抗はありますよね?

 

この文章を読んで、少しでもその抵抗がなくなればと思います。

 

概要

設立:2006年

主な事業内容:パソコン製造・販売

 

先述のメリットですが、ほかの国内産パソコンに比べて、圧倒的にコストパフォーマンスに優れていることが挙げられます。

私たちは使用するパソコンには、音声環境(スクリーンリーダー)が必須です。

スクリーンリーダーの環境でも、軽快な動作を見せてくれます。

また、国内産のパソコン本体に、軽快な動作を求めるとなると、どうしてもその価格が跳ね上がってしまいます。

マウスコンピューターは、個人・法人問わず、安価で高い安定性、動作性を持つ国内産パソコンなのです。

 

 

また、余談ですが、マウスコンピューターは現在「iiyama」というディスプレイ(パソコンなどの画面)のブランドを傘下に置いていたり、かつてオーディオ機器であるアイリバーも傘下に置いていたことがあったりしたそうです。

 

安価の理由

一口に安い安いといってもピンとこないと思います。

この安さの実現には、通信販売やネット販売といったことも理由として挙げられます。

 

実際どれぐらい違うのか…

これはあくまで参考であり、実際国内産パソコンについては量販店などで見て比較していただくのが一番だと思いますが、簡単にお話しさせていただきます。

某国内産パソコンとマウスコンピューターのパソコンで、部品や機器を同じように組んだとしても、その差は10万円以上となることもあります。

これは大きいですよね。

マウスコンピューターでは、某国内産メーカーで20万円以上する高性能パソコンでも、10万円ほどで購入できてしまう場合のあるのです。

上記の価格はあくまで参考ですので、実際の価格と異なる場合があります。

 

当センターでは、このような高性能で安価な国内産パソコンを取り扱っています。

ご購入を検討されている方の使用用途、使用頻度などを細かくお聞かせいただき、そのうえで最適な構成をご提案させていただきます。

価格についても、構成、見積もりの段階でご相談させていただきます。

お気軽にお問い合わせください。