月: 2014年7月

BlogNo.6 WSコマーシャル

※今回、非常に前置きが長いため、本題のみをお求めの方はコチラ


「はーい、ビリー」
「やあ、キャンディ」

「ねえ、ビリー、ちょっと聴いてくれる?」
「なんだい、キャンディ。深刻な顔して、どうしたんだい?」
「こないだ、メアリーの家に遊びに行ったの」
「ああ、あの、コレクターの」
「うん。でね、メアリーは今、世界中の封筒集めにハマっているらしくて」
「へぇ、封筒。切手じゃなくて?」
「そう、封筒。でも確かにコレクターだけあって、すごいのを集めてたわ」
「へぇ、例えば?」

「そうね・・・ロシア製の封筒は寒さ対策で厚手の毛皮で作られていたわ」
「寒さって・・・封筒にかい?」
「ええ、封筒に。ブラジル製のはサッカーボールの素材で作られていたわ。蹴ってもビクともしないの」
「蹴るって・・・封筒をかい?」
「ええ、封筒を。イラン製のはすごいのよ、なんとペルシャ絨毯製なのよ。A4サイズで一つ5,000ドルですって」
「ペルシャ絨毯・・・封筒なのにかい?」
「ええ。封筒なのによ。でもなんと言っても、トルコ製のが最高だったわ」
「へぇ、トルコ石ででもできてたのかい?」
「いいえ、なんとトルコアイスみたいに伸びるのよ!あれは衝撃的だったわ!」
「トルコアイス・・・どういうことだい?封筒だろ?」
「ええ、封筒よ。でも最後には溶けちゃったけどね。手も床もドロドロ。それには皆、メアリーに激怒だったわ」
「おいおい。それくらい、水に流してやれよ」

(笑い声)

「ねぇ、ビリー、私もイケてる封筒が欲しいわ。何かない?」
「そう言うだろうと思って、用意してきたよ。これさ」

点字リサイクル封筒CD版
「ええ?!これ、何?!」
点字リサイクル封筒さ。あの、ワークショップ四街道が作っているんだぜ」
「え、あの?!素敵・・・点字を潰さず、そのままアクセントになっているのね」
「そうさ。既に使われなくなった、個人情報の載っていない点字冊子を切って作っているのさ」
「まあ!情報社会の現代に即しているのね。エコにもなって、素晴らしいわ」

「更に、あまり見ない試みとしてあるものが使われているんだ。キャンディ、わかるかい?」
「もちろんよ。この、裁縫の糸を使って接着してあるところでしょ」
「そうだ。更に言えば、表には可愛らしい刺繍も付いているんだ」
点字リサイクル封筒横
「あら、本当!裏から見てて気づかなかったわ。まあ素敵♪これなんてお魚よ、可愛い♪」

「気に入ってくれたようで何よりだ。ちなみに、これは主に視覚障がいの方が一つ一つ手作りで作っているんだぜ。
まぁ、さすがに切ったり刺繍や裁縫は見える人が仕上げてるけどね」
「ええ?!嘘でしょ?!この型を取っているってことよね?とてもじゃないけど、信じられないわ・・・」
「だろう?しかも色んな封筒のサイズや種類があって、期間をもらえればオーダーメイドもできるんだ」

点字リサイクル封筒バラエティパック

「すごい・・・すごいわビリー!これなら、メアリーも持ってないわ。
・・・でも、こういうのってお高いんでしょう?手作りだし・・・」
「ハハハ。そんなことはないさ。このポチ袋なんて、一袋に5枚入って200円さ」

点字リサイクル封筒ポチ袋5枚セット
「あらまあ!・・・高くはないけど、安くもないわね」

(笑い声)

「おいおい、手厳しいな。まあ、確かにそうだが、手作りってことで相場としてくれ」
「こっちの手提げ袋は何?80円って、ちょっとお得ね。付けてある模様も可愛いし」

点字リサイクルエコバッグ
「これはワークの中でもかの有名なIsakiブランドだ。
取っ手の部分以外は糊付けになるが、コスパの良い、作られる度に買われていく人気商品さ」
「え?あのIsaki?!わぁー、欲しい!お魚の封筒も!ねえ、どこに行けば買えるの?」
「ハハハ。慌てるなよ、このあとちゃんと紹介するさ」
「わーん、もうドキドキしすぎて、この封筒みたいに私の心電図もデコボコになっちゃう!」

(拍手)

 

そんなワークショップ四街道の封筒は、以下の場所でお買い求めいただけます。

点字リサイクル封筒3種


1.ワークショップ四街道 本店
〒284-0005 四街道市四街道1-9-3
視覚障害者総合支援センターちば 6階
TEL/FAX:043-424-2598
点字リサイクル封筒用名刺

2.ワークショップ四街道 支店 視覚障害者総合支援センターちば 生活支援室
同上1階(エレベーター横)

3.てまめや
〒284-0005 四街道市四街道3-12-6
ホームページ

4.パンとお菓子のお店 コミ店コッペ
〒284-0001 四街道市大日70−4
TEL:070-5360-9299


2~4の場所については、また後日、このブログでご紹介させていただく予定です。
また、これ以外にも販売会などに出張に行くこともありますので、
その際にもこのブログでお知らせしていきます。

「ウチの店にも商品置きなよ!」という溢れんばかりのサービス精神の方、
いらっしゃいましたらご連絡お待ちしております。


以上、ワークショップ四街道コマーシャル第1弾、封筒編でした。

点字リサイクル封筒ラインナップ


台風直前にちょっとクドかったですかね?           T記

BlogNO.5 伝説のボランティアさんへインタビュー

前回のブログで、ボランティアさんのことをいろいろご紹介いたしましたが、
今回もそれに引き続き、ボランティアさん特集と行きましょうか。



ワークの職員間でバツグンの人気度を誇るボランティアさん、
ゴシさんに今回スポットを当ててみました。


ゴシさんは昨年からワークに関わってくださっていて、
先程職員間で人気とお伝えしましたが、もちろん利用者間でも超☆人気者なお方です。



その超超☆人気者に、思い切ってインタビューに行きました。




YKさんが。



ワークボランティアさん戦隊(仮名)を代表してもらって、
ゴシさんにインタビュー!




Q1:
YK「まず、ワークショップ四街道を知ったきっかけはなんですか?
YKを追いかけて、とか・・・」

A1:
ゴシ「広報誌に載ってるのをたまたま見たからですかね。
でも、ボランティアしようとアンテナを張っていたから見たんだと思います」



Q2:
YK「ワークでボランティアをしていて、どんなことが楽しいというか、
充実していると思いますか?YKと作業をしている時、とか・・・」

A2:
ゴシ「(利用者さんと)色々とお話しできることですね。勉強にもなりますし。
あとは、余暇で色んなものも食べさせてもらえることでしょうか(笑)」



Q3:
YK「ワークで一番印象に残った場面はなんですか?YKのギャグとか・・・」

A3:
ゴシ「ある利用者さんに半年くらい経った時に、初めて名前を呼んでもらえた時ですね」



Q4:
YK「最後に、YKのことが好きですか?」

A4:
ゴシ「これは・・・答える必要ありませんね(笑)
でもワークの雰囲気やIsakiさん(職員の一人)は最高です。
特にIsakiさんに会えると幸せですね。ぜひまた呼んでください!」



いやぁ~・・・最後までYKさんのだだ滑りでしたね。

あ、いや、そっちじゃないですね。
とても有難いお言葉をいただき、ゴシさん、どうもありがとうございます。


ワークショップ四街道の半分は、ボランティアさんの優しさでできています。
これからもワークはボラさんと協力して活動していこうと思います。


           T記

BlogNO.4 ボランティアさんたちの伝説

どうも皆さま、噂のワークショップ四街道通信(仮)です。


昨日は七夕でしたが、いかがでしたか。
短冊のお願い事は叶いましたでしょうか。



あ、そんな短期決戦な行事ではなかったですね。


四街道の天気は生憎の雨でしたが、空の上は常に晴れ。
彦星と織姫も年に一度の24時間を静かに過ごせたかと思います。



今回は4、という、日本人がいまいち好きになれない数字の回数ではありますが、
ワークショップ「四」街道の4、


ということで、これを機に好きになっていただけたらな、と思います。



ますます嫌いになったとしたらごめんなさい。
「し」あわせの4にしておいてください。




さて、題名通りボランティアさんのお話です。


ワークショップ四街道では現在、多くのボランティアさんのご協力を得ています。


月・金曜日にお一方、

火曜日にお三方、

水曜日もお三方、


ご都合がついた時に来られるお三方、



気が向いた時に来られるお二方、


の計12名(現在)の方にご登録いただき、
作業のお手伝いや外出時の同行などなどにご協力いただいています。


また後日、改めてご紹介しますが、
ワークショップは現在職員4名体制で運営していますので、
誰か納品とかで出かけちゃった日には、まぁ、職員の手が足らない足らない



・・・いや、もう・・・ほんとに。



なので、こうしたボランティアさんのご助力が、
大変有難く身に心に沁みているのです。



ではここで、そんなありがた~いボランティアさんが、
ワークで築いた伝説をいくつかご紹介しましょう。


①その日出勤(通所)した利用者よりもボランティアさんの方が多かった伝説


ありましたね・・・通院日で休みの人が重なって、
逆にボランティアさんは日にち調整で、
普段その曜日に来ない人まで来てくれたりして・・・。

利用料の中で「ボランティアいっぱい来た手当」とかってもらえ・・・ないですよね。
ですよね~。



②ボランティアさんだけで作業終わらせちゃった伝説


ちゃんと理由があるんですけどね。

その日の作業が目が見えないと難しい(指定された箇所へのシール貼りなど)作業で、
その日出勤した利用者が視覚障がいの方たちばかりだった日、というね・・・。



③ボランティアさんの方が就職しちゃった伝説

しかもお二方も、というね・・・。
うちの事業所に就職したわけではないんですけど、
めでたいお話ではありますが、まぁ、なんと言いますか・・・なんも言えねえっすね・・・。



その他にも現在進行形で数々の伝説を築いている、
ワークショップ四街道のボランティアさん。

もしよろしければ、あなたもその伝説に参加してみませんか?


というわけで、
視障センターのホームページにボランティア募集のページを載せてみました。

コチラ

お知り合いでもどなたでも、一度ワークにご見学に来てみてください。
仕事がたくさんある時はお構いはあんまりできないかもしれませんが、
まぁ、そんなことは滅多にないでしょうね・・・哀しいことに。



P.S.
今なら木曜日が手薄になっていますので、狙い目ですよ~。

             T記

BlogNO.3 教えて!先生!

どうも皆さま、1日ぶりです。

ブログの説明文(ブログタイトルの下に書いてある文)にもありますように、
このブログは不定期更新です。




ので、ちょっとファンになっちゃったからと言って、
「毎日更新してるか絶対チェックしなきゃ!!」
と気張る必要はございませんので、ゆる~く、気を抜いて、
「あ、そろそろ更新してるかなぁ」程度にお楽しみください。




あ、ファンじゃない?
ですよね~。




閑話休題。




ワークショップでは、時々、「先生」が登場します。
それは特に誰かのあだ名とかではなく、ふっと、突然登場するのです。



例えば、新しいお仕事(作業)が来た時、
一番最初にコツを掴んだ人が誰かにそのコツを伝授することになると、
その教える人はもう「先生」になるわけです。



これは、利用者・職員・ボランティアさん問わず、誰でもその可能性があります。


たまにおふざけで呼ぶ時もありますが・・・。



さて。


今日もそんな「先生」が新たに登場しました。



体験利用の方に「ローラーキャッチ」という部品組み立てのやり方を、
手取り足取り教えてくださる「先生」です。



先生「こうしてこうして、こうするとはめたピンがうまく奥までハマるでしょ」

生徒「うーん・・・」





職員「先生、まだ生徒さん、はめたピンどころか、ピンをはめられてすらないですね~」



先生「あちゃー」




何かを教えるって、難しいですよね~。




次の「先生」はあなたかもしれない。。。



           T記

BlogNO.2 とある日常のワークショップ

7月になりましたね、皆さん。
梅雨明けもまだまだのゲリラ豪雨ばかりではありますが、
ワークも負けじと頑張ります。

ある日のワーク

第2回、NO.2の今回は、さらっと日常の様子をご紹介します。

ワークショップの一日は、朝9:30の通所(登所)から始まります。
9:45~10:00に朝礼(朝の会)を行い、
一日の予定と連絡を利用者の皆さんにお伝えします。
朝礼後にラジオ体操し、午前の作業開始。11:00~11:10に小休憩を取ります。
12:00に午前の作業終了し、お昼休み。
13:00に午後の作業開始。午後からの参加者もいますので、
午後もラジオ体操をしてから作業開始し、
14:00~14:10に小休憩、15:00作業終了です。
終了後、終礼(終わりの会)を行い、一日の報告と翌日の連絡をして解散します。

上の写真は本日の光景のワンカット。
皆さん一生懸命お仕事(作業)をしております。

この日の作業は割り箸を紙の袋に一膳ずつ入れ、
それを20本ずつ色違いに5組100本、ビニール袋に入れて閉じるお仕事です。

私たちはこの作業を「箸入れ」と呼んでいます。

準備段階として皆さまには5色20枚ずつ紙の袋を数えてもらい、
それと並行・分担して割り箸入れを行ってもらいました。

視覚障がいの方も、箸を入れる工程は手探りで行ってもらえますので、
その辺は昨日のブログNO.1にも登場した、サビ管YKさんがうまく割り振っています。

箸入れイメージ図

拙いイメージ図なぞを載せてみましたが・・・
誰が描いたかはトップシークレットということで。

作業時間は「働く時間」ということで、基本的に私語は禁止です。
その分、休憩時間は皆さん、思い思いのおしゃべりやリラックスタイムを楽しんでいます。

そんな、とある日常のご報告でした。

オチはありません。

              T記