視覚障害者向け福祉機器の開発や販売を手がける 株式会社アメディア: では、iPhoneやiPadで使用できるアプリをいくつか公開しています。
今回は、そのうちの紙などに書かれた文字をカメラをかざすだけで認識できるアプリ「Amedia Live Reader」のご紹介。
同社より文字認識アプリとしては「iよむべえ」というアプリも公開されていますが、 Live Reader はその場でリアルタイムに認識して読み上げる部分に特化しています。
文字認識中や被写体の認識中には、ピッピッピの音で知らせてくれます。
町中の看板も認識できるとのこと。
ちょっとこつが必用ですが、視覚障害者にひじょうに有益なアプリです。
・Amedia Live Reader メーカーページ
http://www.amedia.co.jp/product/livereader/index.html
上記ページより
機能
カメラで撮影した画像に含まれている文字をリアルタイムで読み上げます。
視覚障害者向け。
対応言語: 日本語, 中国語 (簡体), 中国語 (繁体), 韓国語, 英語, ドイツ語,
フランス語, スペイン語, イタリア語, ポルトガル語, インドネシア語。
ABBYY社による OCR技術を採用しています。
使い方
1. VoiceOverを有効にした状態でアプリを開きます。
2. 「認識中」ボタンをタップして有効にします。アプリから一定間隔で音が鳴
りだします。
3. カメラを文字のある方向に向けます。アプリが文字を認識し、瞬時に読み上
げます。
4. iPhoneを水平にして、カメラを真下を向けると、静止画を撮影します。これ
は机の上に置かれた書類を読むのに向いています。
5. 以前に読まれた文は左スワイプで戻ることができます。
6. 設定画面では、認識されたテキストをクリップボードにコピーできます。
撮影のコツ
カメラを対象物に近づけすぎないようにしてください。
カメラをできるだけ物体の正面に向けるようにしてください。
小さいものの場合、対象物から 20~30センチの距離が理想的です。
看板のような大きなものの場合は、2~3メートル程度の距離から撮影してください。
・Amedia Live Reader アプリページ
https://itunes.apple.com/jp/app/amedia-live-reader/id1040357170?mt=8&ign-mpt=uo%3D4