前年度、当センターIT担当では、表題の「視覚障害者のための自動点訳サーバーを組み込んだ画面読み上げソフトの開発」を行ってまいりました。課題番号は 17H00424 です。
研究成果については、こちらのIT担当者ブログにおいても字随時全国的に公開してまいります。
文科省の報告によれば、平成29年度の奨励研究の採択率は18.0%。以下、文化賞の報告書から引用。
ここから。
応募件数は4,065件(前年度4,083件)、採択件数は732件(同737件)であり、前年度より応募・採択件数ともほぼ同様であり、採択率は18.0%(同18.1%)となっている。本研究は、教育的・社会的意義を有する研究を助成し奨励することを目的とするもので、対象分野は、人文学、社会科学及び自然科学の全分野を対象としている。
ここまで文化賞の引用。
そのなかでも、社会福祉法人で科研費の採択を受けられたのは、ごくわずかと思われます。
これからも、視覚障害当事者による視覚障害者のための研究・開発を続けて参ります。
参考
科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金/科学研究費補助金)は、人文・社会科学から自然科学まで全ての分野にわたり、基礎から応用までのあらゆる「学術研究」(研究者の自由な発想に基づく研究)を格段に発展させることを目的とする「競争的研究資金」であり、ピア・レビューによる審査を経て、独創的・先駆的な研究に対する助成を行うものです。