点字毎日で「楽しもう!スマートフォン!」連載開始 – 御園政光(ICT Project Reader)/視障センターちば/愛光職員執筆

昨年度「始めよう!スマートフォン」で点字毎日に1年間連載してきました。

・関連投稿 点字毎日で「始めよう!スマートフォン!」連載開始
http://center-aikoh.net/wp/it-services/?p=136

今年度はそこから一歩進んだ内容として「楽しもう!スマートフォン」の連載スタート!

毎回、人気のあるアプリや入手しておくと便利なアプリを紹介していきます。

もしよろしければお読みください。

点字毎日は、2016年2月より「点字毎日」(点字版、活字版、音声版、点字データ版)定期購読者が、画面読み上げソフトをインストールしたパソコンやタブレット、スマホからも毎日新聞のニュースサイト(http://mainichi.jp/)の有料記事が読める「愛読者会員」になれます。
ご登録は愛読者センター(0120-949-528)へ。

点字毎日とは?

『点字毎日』は、全国の視覚障害者を対象に1922年から発行されている視覚障害者向け点字新聞です。視覚障害者に関連のある福祉、教育、文化、生活などさまざまな分野のニュースを独自に取材・編集し、発行されています。
点字毎日の 発行媒体は、点字版、活字版などがあります。このほか、毎日新聞社発行の月刊「NEWSがわかる」の中から、一般向けの解説記事を点字化した「ニュースがわかる点字版」(03年創刊)▽「点字毎日」と「ニュースがわかる」の点字データをインターネットで自宅へ配信し、専用の触読端末(ケージーエス社製)で読める「電子新聞」(同)▽2週分の「点字毎日」を世界規格デイジー形式でCDに収録した「点字毎日音声版」(05年創刊)などの発行も行われています。

「点字毎日」は、毎週日曜付発行、。A4判60ページ。1年2万円、半年1万円(非課税、送料無料)。地域によって購読費助成制度実施自治体もあります。

お申し込み・問い合せ先

 点字毎日(郵530-8251 大阪市北区梅田3-4-5)
 電話06-6346-8388(営業係)・06-6346-8385
 メールアドレス:tenmai@mainichi.co.jp

「熊本地震に関する情報」を全視情協(全国視覚障害者情報提供施設協会)で支援

全視情協のホームページにおいて下記の情報が掲載されました。
http://www.naiiv.net/kumamoto/

視覚障害で熊本・大分の方、その近隣の方、またはご家族やお知り合いで関係者の居る方は、
ぜひとも情報を届けていただきたいと思います。

ここから ———

 このたびの熊本地震について、被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。
 全視情協では、プロジェクトを立ち上げて、視覚障害者の方々への情報提供を行うことにしました。
 これらの情報が、被災された方々のお役に立てば幸いです。
          全視情協理事長 後藤健市

【4月21日(木)】
1.現地での支援を始めました
 本日、視覚障害者関係の専門的な知識を持つ支援員が熊本県点字図書館を拠点にして本格的な支援活動を始めました。
 支援をつなげる電話は、090-3464-1090(加藤)です。

2.問い合わせ先
 視覚障害者の支援に関することはなんでもけっこうですので、090-3464-1090(加藤)にお電話ください。

※ このサイトは、本日(4月21日)からスタートします。

 以後は、新しい記事がこのページのトップに掲載されます。

千葉県5月11日視覚障害者へのボランティア「テキストデイジー・テキストデータ製作ボランティア説明会」ご案内

視覚障害者総合支援センターちば(以下、当センター)は、従来より情報提供施設として、点字や録音図書の製作を行っています。製作した図書は、点字冊子やカセットテープ・CDの形での貸出に加えて、視覚障害者情報総合ネットワーク・サピエを通して全国の視覚等の障害のある方へ提供しています。

サピエには、現在当センターで主に製作している点字・音声デイジーのほかに、マルチメディアデイジー・テキストデイジーのデータが登録され、利用者の需要も高まっています。また、テキストデータを求める利用者も増えています。

このたび、当センターでは、マルチメディアデイジーやテキストデイジーを製作するためのボランティアと、紙原本からテキストデータへ変換する(テキストデータ化)ボランティアを募集します。
パソコンが得意で何かボランティア活動をしてみたいという方に、ぜひご協力いただきたいです。これまで点訳・音訳に携わってこられた方も歓迎します。

5月11日はまず、製作の概要をご説明します。

その後のグループ作業は、今後、私たちと一緒に製作に携わっていただける方との今後の進め方のご相談をさせていただきます。

お申し込み・詳細リンク先:
申し込みページ

平成28年度 ITサロンへのお誘い

 従来より、当センターは、パソコン教室や電話相談などを通して、視覚障害の皆さまのパソコンやタブレットに関する使い方や設定または解決策の講習や相談をしています。

 しかし、平日だと講習を受ける時間がなかったり、講習をするまでもないパソコンやタブレットの困りごとでは、「ちょっとしたサポート」で十分な場合があります。そんな「ちょっとしたサポート」の時間が「ITサロン」です。利用される皆さまが気軽に当センターへ立ち寄って、機器の使い方にカンするサポートを行ったり、参加者同士がIT関連の情報交換を行う場として設けています。

対応するスタッフは、当センター実施の「情報支援機器指導者養成講座」を修了したパソコンボランティアの方々です。


 平成28年度のITサロンの内容は次の通りです。

■対象

 目の見えない、見えにくい方とその家族・関係者、情報支援機器に興味・関心のある方

■場所

 視覚障害者総合支援センターちば 5階会議室(当日の会議室の予約状況によっては変更する場合がございます)

■ITサロンでできること

  • 主に Windows パソコンの体験、使い方、購入相談
  • iPad等タブレットの体験、使い方、購入相談(持参可)
  • 持参したパソコンやタブレットの機器の調整

■日時

 平成28年度は、全6回開催予定です。時間は、いずれも13時30分から16時30分。

    第1回 5月7日(土)
    第2回 7月2日(土)
    第3回 9月3日(土)
    第4回 11月5日(土)
    第5回 1月7日(土)
    第6回 3月4日(土)

※当センターの他行事や会場使用状況によっては開催日を変更する可能性がございますことご了承ください。

■ITサロンに参加するには

  • 事前予約制です。当日参加も可能ですが順番にお待ちいただく場合があります。
  • 予約は開催日の週の火曜の17時00分までです。
  • 事前予約は電話かメール。で承ります。電話 043-424-2546、メールは its@center-aikoh.net。担当者が不在の際は折り返しお電話します。
  • 予約時、氏名、連絡先、サロンで受けたいこと、来所時間をお知らせください。できるだけITサロン開始時間までにお越しください。

■お問い合わせ

担当 御園(043-424-2546 メール its [アットマーク] center-aikoh.net)まで

4月13日(水)午後5時~5月17日(火)午前9時まで 視覚障害者情報総合ネットワーク「サピエ」全面停止のお知らせ

視覚障害者情報総合ネットワーク「サピエ」が、サーバーの交換を行うため、4月13日(水)午後5時~5月17日(火)午前9時まで、サービスが一時的に停止します。

スケジュールの詳細は、次のとおりです。

●4月13日(水)午後5時~4月28日(木)午後5時まで
 新たなコンテンツの登録が停止されます。
 ただし、登録済みのコンテンツのダウンロードや検索はできます。

●4月28日(木)午後5時~5月17日(火)午前9時まで
 サピエが全面停止します。

 停止期間中、皆様には大変ご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。

なお、当センターの貸出業務については通常通り行います。何かご不明な点がありましたら、貸出担当(TEL:043-424-2588)まで、お問い合わせください。

・サピエとは
https://www.sapie.or.jp/sapie.shtml

【あっせん】本日セットアップ機種紹介(3月10日)

本日セットアップしました機種についてご紹介いたします。

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今回の機種は、Windows10搭載の 15.6 インチのB4サイズ程度のノートパソコンです。
CDやDVDの再生できるドライブを搭載しています。
WordやExcelといったワープロソフトは導入されていません。

この構成で、パソコン本体の価格は税込でおおよそ78,000円ほどとなります。(音声ソフトや設定手数料などの価格は含まれておりません。)

このパソコンには、PC-Talker10、NetReader、MyNews、MyRouteをインストールしてのお届けとなります。

当センターでは、皆様からの「パソコンに関する疑問、質問」をお待ちしております。
「目が見えないのにどうやってパソコンを使うの?」
「パソコンの買い替えを考えてるけど、どこに相談したらいいかよくわからなくて…」
「メールアドレスって作るの難しそう…」
等々、ちょっとした疑問、前々から思っていたけど今更人には聞けない疑問、私たちがお答えし、サポートいたします。

お気軽にご連絡ください。

デイジー(DAISY)の活用 発達障害児向けデジタル教材、文科省が普及へ

これまで視覚障害者のためのデジタル図書の媒体として知られてきたデイジー(DAISY)。
これからのデイジーのあり方は、視覚障害だけでなく、読みに困難のある人々すべてに有効な手だてとして普及していく可能性を秘めています。

・発達障害児向けデジタル教材、文科省が普及へ
http://www.asahi.com/articles/ASJ345GMQJ34UTIL04G.html

以下は記事の一部引用です。

 発達障害などで読み書きが苦手な小中高校生を対象にしたデジタル教材の普及に、文部科学省が乗りだす。馳浩文科相が4日の参院予算委員会で、4月以降にニーズを把握し、教科書会社に対し、作成への協力を検討してもらうため協議する方針を示した。

 デジタル教材は「デイジー教材」と呼ばれる。パソコンやタブレット端末を使い、音声を聞きながら文字や写真を見たり、行間や文字のサイズ、色を変えたりできるのが特徴だ。

 知的発達に遅れはないのに、文字と意味が一致しづらい「ディスレクシア」と呼ばれる学習障害のある子どもの場合、紙の教科書で勉強するのは難しい。現在は障害者支援団体などが、約3千点のデイジー教材を提供している。だが、約1千万人の小中学生のうち4・5%が発達障害のため学習が困難との推計もあり、教材が行き渡っていないのが実情だ。

トヨタが視覚障害者用ディバイスを開発!次世代研究機関にも1100億投資

・トヨタが視覚障害者用ディバイスを開発!次世代研究機関にも1100億投資
http://getnews.jp/archives/1426015

という情報がありました。

トヨタとは、昨年、10月の全視情協(全国視覚障害者情報提供施設協会)大会にて、
私御園が関わっている10年ビジョンとのコラボレーションのなかで、一緒にセッションをしました。
このような形で、世界のトヨタが視覚障害者向け技術開発に着手していただき、うれしく思います。

以下、記事の一部引用です。

トヨタといえば日本有数の大企業で、世界各地に支社を持つグローバル企業の一つ。
車のイメージが圧倒的に強い同社ではあるが、トヨタのアメリカ法人「Toyota Motor Co.」が視覚障害者用のディバイスを完成させた。

このディバイスは「Project BLAID」と名付けられており、「BLIND」と「AID」を掛け合わせた造語。
ディバイスは首の枕のような形をしており、肩に装着して使用。

カメラが装着されており、トイレ・エスカレーター・階段・ドアなどを認識。補助犬と併用するディバイスとして使われ、音声や震えでナビゲーションを行ってくれる機能が付いている。

NVDAヘルプデスクの紹介

当センターでは無料の画面読み上げソフト(スクリーンリーダー)「NVDA」の使い方のサポート、相談、講習を「ヘルプデスク」を設置して運用しています。

ヘルプデスクから発信する情報は

http://nvda.help

で行っています。

NVDAヘルプデスクで開発したソフトウェアについても上記サイトより可能です。
最近はウェブコンテンツをわかりやすく表示する「拡張要素リストアドオン」を開発・配付しています。

以下、案内を掲載します。

NVDAヘルプデスクでは、オープンソースで無料の画面読み上げソフトのNVDA(エ ヌブイディーエー)
サポートヘルプデスクを開設し、NVDAのセットアップや使い方に関するサポート サービスを提供しております。

お問い合わせの多いサポート内容:
「NVDAのインストール方法がわからない」
「NVDAとPC-Talkerとの違いがわからない」
「オブジェクトナビゲーションを効率的に行うには」
「自社のウェブアクセシビリティーの評価のために使いたい」
など

つきましては、下記の実施要領をご覧いただき、利用についてご検討下さい。
※利用は会員登録(無料)が必須です。

皆様のご利用をお待ち申し上げます。

■開設日
毎週水曜 午前10時30分~11時30分、午後1時30分~3時30分
(年末年始、休日・祭日を除く)

■対象者
・NVDA使用者や支援ボランティア、その他NVDAに興味や関心のある個人
・NVDAの導入を検討されている企業・団体・官公庁の担当者
※全国の個人・団体を対象としています。
 利用にあたっては、サポート開始前に会員登録を行ってください。
★会員登録は、電話または専用ウェブフォームよりお願いします。
会員登録用フォーム: http://goo.gl/forms/BfA0nuxb2u

■サポート内容
・NVDAのセットアップと使い方
・NVDAアドオンを中心とする関連ソフトウェアのセットアップと使い方
・「サポート対象のアプリケーション一覧」に記載されたソフトウェアはサポー ト対象ですが、利用者固有のアプリケーションは対象外となります。
 サポート対象のアプリケーション一覧 → http://nvda.help/supportApplications

■サポート方法および費用
(1)電話 (2)来所 (3)スカイプ (4)メール
・電話の際は「NVDAのサポートの件で」とお伝えください。
・スタッフが別のサポート等応対している場合は後ほど折り返し電話します。
・来所、スカイプによるサポートは、事前予約制で、前日までにメールによりお 申し込み下さい。なお、お申し込みの際には、スカイプIDをお知らせ下さい。
・サポートは、1回1時間以内とさせていただきます。
・メールに関しては随時受け付けし、おおむね5営業日以内に回答します。
・上記のサポートはすべて無料です。

会員登録をしていただいた方には、NVDAに関する情報をメールでいち早くお届け しています。
また、今後、会員の方向けのコンテンツも整備する予定です。

■サポート窓口
住所:〒284-0005
千葉県四街道市四街道1-9-3
視覚障害者総合支援センターちば内
メール:nvdahelp@center-aikoh.net
電話:043-424-2546
スカイプID:nvdahelp
ウェブサイト:http://nvda.help

サポートの方法や内容につきましては、適宜変更させていただく場合があります ことを、あらかじめご了解ください。

本NVDAヘルプデスクのサポート拠点は、社会福祉法人愛光 視覚障害者総合支援 センターちばとなります。