サイトワールド 2019 無料の画面読み上げソフト NVDA ほか

こんにちは、御園です。

本日より、年に1度の視覚障害者の祭典「サイトワールド」が開催されます。

今年の見所は、家電メーカーの出展。AIが家庭に普及し、AIを活用した視覚障害者向け支援技術も開発が行われています。その一端をのぞき見られそうです。

また、本日、初日のイベントでは、無料の画面読み上げソフトとして知られている「NVDA」の相談会も行われます。ITからは職員1名を派遣し相談会において協力します。

NVDAの認定資格「NVDAエキスパート2019」には、現在、日本の視覚障害者4名が合格しており、こちらについても合格者をさらに増やすべく私からも指導を続けています。

NVDAエキスパートの記事が毎日新聞「ユニバーサロン」に掲載されました。

IT担当職員として、毎週水曜と木曜に開設しているNVDAヘルプデスクの岡根鉄郎(ロービジョン)がNVDAエキスパートに合格した時の記事が毎日新聞「ユニバーサロン」に掲載されました。

 

記事全文は有料となりますが、興味・関心のある方はどうぞお読みください。

 

NVDAエキスパートはNVDAの開発元オーストラリアのNV Accessが実施している認定制度で、画面読み上げソフト「NVDA」の操作方法や設定のサポートを実施する上で必須な知識を有している者に認定証を授与し、「NV Access Certification System」として、公式ページ(英語)で氏名と合格日時が公開されます。

NVDAヘルプデスクは、国内でのNVDAのサポート拠点として全国のユーザーの皆様のお力になれるようサポートを実施して参りますので、ご使用に際してお困りの事がございましたら、NVDAヘルプデスク(https://nvda.help)をご利用ください。

 

ユニバ・リポート:岡根鉄郎さんら視覚障害者3人が合格--読み上げソフト「NVDA」のエキスパート認定試験 – 毎日新聞
https://mainichi.jp/universalon/articles/20191023/org/00m/040/002000c

関連情報
NVDAヘルプデスク サービス案内
https://nvda.help/services

NV Access Certification System(英語)
https://certification.nvaccess.org/

高知システム開発 最近の新着情報

高知システム開発からの最近の新着情報についてお知らせします。

詳細につきましては、各URLでご参照ください。

・台風により被災された皆さまへ
http://www.aok-net.com/hcmes.html
「被災されたお客様で、当社のソフトウェア製品の再発行などが必要なかたには、該当する製品を無料で提供させていただきます。」との案内があります。

・学生割引のご案内
http://www.aok-net.com/news/gakuwari.html
「この度弊社では 学生の方のご負担が少しでも軽くなり 弊社製品をご利用頂けるようにと 学生割引を始めました。」との案内があります。

・Windows 10 Update(1809)の不具合について
http://www.aok-net.com/service/winupdqa1809.html
「Windows 10 Update(1809)が原因で、音声が出なくなる・コンピューターが再起動を繰り返す・データが消失するなどの問題が報告されていました。また、点字入力KTOSをお使いのかたは、点字入力が利用できなくなったり、コンピューターが停止したりする場合がありました。最新のWindows 10または、KTOSの最新版では、これらの問題が修正されています。」との案内があります。

・PC-Talker 10・NetReaderⅡの販売に関します、お詫びと訂正
http://www.aok-net.com/news/pctkneofixnews.html
「先日配信いたしました「PC-Talker Neo」と、「PC-Talker Neo Plus」のご案内の中で、『PC-Talker 10・PC-Talker 8Ⅲ・PC-Talker 7Ⅴ・NetReaderⅡ』は、2019年8月30日で販売終了とお知らせしておりましたが、お客様への周知や、新しい定額システムの導入や準備にお時間がかかるお客様(法人・団体様)に配慮して販売期間を延長させていただくことになりました。」との案内があります。

NVDAがJAWSを超えて首位に、

こんにちは、御園です。

NVDAがJAWSを抜いて世界シェア1になったという調査結果が発表されています。

今回、NVDAのユーザー数の増加について少し考えてみると、JAWSやその他のスクリーンリーダーを使っていた人が、
コストのかからないNVDAに乗り換えたのか、それとも、新たにパーソナル・コンピューターを使用し始めた視覚障害者が、
経済的に負担の少ない範囲で、無料のスクリーンリーダー「NVDA」を導入したのか、気になっています。
世界的な視覚障害者の貧困層を支援する技術としてNVDAが導入されつつあるという、現実を確かめてみたいです。

いずれにせよ、NVDAの開発の末端でたずさわる身として、
NVDAの目的の一つ視覚障害者がより貞コストでコンピューターを使えるようにすることについては達成されつつあると考えています。

・ユニバ・リポート:NVDAがJAWSを超えて首位に、Androidも上昇--WebAIMのスクリーンリーダー利用状況調査 – 毎日新聞
https://mainichi.jp/universalon/articles/20191002/org/00m/040/013000c

大手3キャリア、3G回線終了の方針

NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクなど大手通信キャリアは、3Gサービスを終了する方針であることを明確しています。 3G回線は、現行の一世代前の通信回線であり、ガラケーや、初期のスマートフォンが出た頃に主に使われていた通信回線となります。 10年ほど同じガラケーをお使いの方は特に注意が必要です。 詳しくは下記記事をご参照ください

https://tansu-keitai.jp/feature-phone/docomo-au-softbank-3g-network-end/

もし。上記記事に掲載されている機種をお使いの場合は、なるべく早く新しい機種に買い替えることをお勧めします。特に、iPhone、らくらくスマホ、らくらくホン  F-02J(docomo)かんたんケータイ KYF38(KDDI)は音声読み上げに対応しています。

当センターではiPhone、スマートフォンなどの使い方のサポートも行っております。また、すでにiPhoneやiPadなどをお持ちで、「使い方がよくわからない」、「買ったけど電源切ってしまっているわ」という方に対しても、端末の使い方のサポートを行っています。お気軽にご相談ください。

10月9日のITサロンでは写真にメモを付けられるアプリ「これ何メモ」を紹介します

こんにちは、御園です。

次回ITサロンでは、

「これ何メモ」の実演、「Seeing AI」アプリによるリアルタイム日本語OCRの動作実験を行います。

また、連日、起きている視覚障害者のホーム転落死亡事故について考え・改善策と、安全安心して横断できる信号機や歩道の改善対策についても参加者で情報共有したいと思います。

これ何メモがあれば、診察券やポイントカードの識別、お札の識別、触っても区別がつきにくい物の識別ができます。

Seeing AIを使えば、無料で紙に書かれた文字の認識、看板に書かれた文字の認識などができます。先日紹介したEnvisionは有料でした。

視覚障害者の連日のホーム転落の死亡事故は、異常自体です。
その理由が何であっても、視覚障害者の生命に危険を及ぼす公共交通機関について、
もっと安心して安全に使用できるよう改善しなければなりません。横断歩道と合わせて、
皆さんと情報共有したいと思います。

令和元年度 ITサロン 第5回 2019年10月9日(水)のお知らせ

令和元年度、第5回目のITサロンを2019年10月9日(水) 13時30分から16時30分で開催します。

今回のITサロンは!テーマフリーで開催いたします。

iPhoneのVoiceOverの使い方を知りたい、Windows7からWindows10への買い替えを検討中でNVDAとWindows10の組み合わせを体験してみたい、スマートスピーカーについて知りたいなど、ご相談もお受けしております。

ご相談やご希望内容を添えてお申し込みください。

休憩時間は、ティータイム!!いつも参加者皆さまからのご支援もありがとうございます。

事前予約は、9月25日(水)から10月8日(火)、15時00分です。

お申込みお待ちしております!

なお、お申込み内容やお申し込み状況によってはやむを得ずお断りする場合がございます、あらかじめご了承ください。

関連情報

・今年度のITサロンについて
https://tisikyo.jp/wp/it-services/?p=2668

・NVDAヘルプデスク
https://nvda.help

担当 御園、土田、岡根(043-424-2546 メール its [アットマーク] tisikyo.jp)まで

■対象

 目の見えない、見えにくい方とその家族・関係者、情報支援機器に興味・関心のある方

■場所

 視覚障害者総合支援センターちば 5階会議室(当日の会議室の予約状況によっては変更する場合がございます)

■ITサロンでできること
主に Windows パソコンの体験、使い方、購入相談
iPad等タブレットの体験、使い方、購入相談(持参可)
持参したパソコンやタブレットの機器の調整

■ITサロンに参加するには
事前予約制です。当日参加も可能ですが順番にお待ちいただく場合があります。
事前予約は電話かメール。で承ります。電話 043-424-2546、メールは its@tisikyo.jp。担当者が不在の際は折り返しお電話します。
予約時、氏名、連絡先、サロンで受けたいこと、来所時間をお知らせください。できるだけITサロン開始時間までにお越しください。

■お問い合わせ
担当 御園、土田(043-424-2546 メール its [アットマーク] tisikyo.jp)まで

9月20日リリース iOS 13 更新は要注意!

こんにちは、御園です。

Appleでは、9月20日にiPhone等の最新OS「iOS 13」をリリース予定です。
iOS 13 対象の機種においては、お手元のiPhoneでは通知等でiOS13への更新を促されると思います。

沢山の新機能がつまった iOS 13 ですが、現状は、更新しないでください。
開発者向け・テスト協力者向けに配布されているパブリックベータ版では、一部のアプリが正常動作しないことを
確認しています。先日来から評判の Anvision は、9月19日現在、動きません。

改善された修正プログラムもまもなくリリースされると思いますので、それをお待ちください。

視覚障害者のエンジニアが開発「高機能白杖」の優れた性能とは

日本国内でも注目を集めています。

視覚障害者のエンジニアが開発「高機能白杖」の優れた性能とは – ライブドアニュース
https://news.livedoor.com/article/detail/17062941/?fbclid=IwAR3jhPfaiXznAsLLz9kLbNKyFo7jBHMIg1NXFBv5IUT7OQF_oQd-gLn15Ls

上記より抜粋

従来の白杖は、道上の点字ブロックや足下にある障害物の有無などを確認するための、最低限の役割しか持っていない。
一方で「WeWALK」は、使用者が目的地に安全に、効率的に、そして自力でたどり着けるように最新技術を駆使したいくつかの優れた機能を持っているのだ。
まず、障害物は足下だけではないという認識のもと、センサーで、胸の高さより上にある障害物を検知し、振動で教えてくれるという。
そして、特定アプリをスマホにインストールすると、Bluetoothを介してスマホと「WeWALK」が連動する仕組みになっている。

ITサロンが毎日新聞「ユニバーサロン」に掲載されました

こんにちは。御園(全盲)です。

 

IT支援の取り組みの1つ「ITサロン」が毎日新聞「ユニバーサロン」で取り上げられました。

記事全文は有料となってしまいますが、興味・関心のある方はどうぞお読みください。

 

ITサロンは、通常のIT講習の終了された方と、視覚障害になって間もない方がパソコンやスマホの使い方が分からない方向けに、体験や相談、情報交換を目的に開催するようになりました。視覚障害当事者のある方も含めてボランティアの方々に支えられて、このような会ができています。いつも、ありがとうございます。

 

これからも、テクノロジーで視覚障害の生活を豊かにします。

 

・ユニバ・リポート:カメラで写したものを音声ガイドするスマホアプリを実演--千葉県で視覚障害者向けITサロン – 毎日新聞
https://mainichi.jp/universalon/articles/20190912/org/00m/040/012000c